今日は65回目の終戦記念日☆
いつもとかわらぬ1日で終わろうとしています。
……
もぅ何度となく戦争については語ってますが何度語ろうと色褪せるものではないと思うので…
今年最後という事で☆
どうか忘れる事のなぃように…
65年前の8月1日、新潟では長岡空襲により約1,300人の方々が亡くなりました。
毎年花火が2日と3日に上がるのは鎮魂の意味合いがあるからです。
そして8月6日8:15分、広島上空にてBー29エノラ・ゲイより原子爆弾「リトルボーイ」投下。
更に8月9日11:02分、長崎上空にてBー29ボックスカーより原子爆弾「ファットマン」投下。
そして65年前の今日、未曽有の犠牲者を出しながらポツダム宣言による無条件降伏に至るわけですが。
その中で神風特別攻撃隊と呼ばれる部隊があった事は周知の事と思います。
領地をどんどん破られ劣勢になった44年秋から終戦の45年夏まで週1のペースで出撃していた部隊。
今回はその神風特攻隊についての話し。
特攻隊のイメージと言えば零戦に行きのみの燃料を積んで爆弾を機体に固定し敵鑑に突撃するというものが一番知れているものと思います。
それももちろんの事、様々な種類がありました。
陸、海、空にそれぞれ応じた部隊があったのです。
陸では槍に爆弾をくくりつけ、敵部隊に特攻をかける人間爆弾。
海上では特攻艇と呼ばれるボートで敵鑑に突撃する震洋特別攻撃隊。
海中では魚雷に人が乗り込む人間魚雷、回天特別攻撃隊。
(今放映している「真夏のオリオン」は人間魚雷、回天特攻隊の話しです)
決死ではなく必死。
帰って来れる見込みは0の部隊。
この攻撃による米軍の被害は甚大なもので、米軍を一番震撼させ恐れさせた攻撃でした。
最後には特攻隊に徴兵されたのは年端もいかない中学生すらいたという事実。
国の思想を教え込まれ天皇を神としてお國のために命を捧げる。
くだらないバカな話しばかりしている頃にそんな事になるんですよ。
そして昨日一緒に飲んだ人間が今日には戦死する。
その人にしかわからない戦友愛という言葉があるという。
そんな事が当たり前の状況下で明日には自分が出撃する…。
覚悟を決め、心の底から憧れだったろぅ零戦に乗り込み、敵鑑に特攻をかけるその瞬間。
その時に何を思うんだろう。
何が浮かぶんだろうな。
お國、両親、兄弟、友人、恋人、
紅色の空で涙を落とし、戦場に願い散りゆく頃に、
小さな赤ん坊がおもちゃの戦車を走らせて、痛みなど知らずに笑ってる…。
そんな事を考えると鳥肌が立つのはなぜだろぅ。
この攻撃によって米軍にも多数の死傷者が出ているという事。
戦争が終わった今どちらが悪いという事ももうない。
そうして死んで行った人達がいるという事。
30万人という英霊達が今も太平洋の海に眠っているという事。
そうした方々に敬意を込めて、
夜空を見上げれば流れ星がキラリ☆
65年前ときっと変わらない今日の夜空に、
黙祷!
こうした実際の記録を2度と繰り返さない遺産として語りつぎ、忘れる事のないようにと再度誓いました。
そぅ、
次は手の鳴る方へ…
少し高く上げた、
手と手離さずに…。