さっき母からメールが来てました。



いとこのお父さんなんだけど、癌による永眠です。




一昨年におばあちゃんの葬儀の時、一緒に受付やって見送って、あんなに元気だったのに。





今年の夏に癌だって聞いて、けどあの人なら大丈夫だって思ってたのに。




早いんだょぉ…





おばあちゃん、そうだったんだけど、末期の胃癌で助からないって身内の俺らは聞かされてた。




自分の体は自分が一番よくわかるんだろね。




おばあちゃんの時、




あんなに気丈だったおばあちゃんが俺に抱きついて泣いたんだ。




白髪一つなぃおばあちゃんだょ





母方のおばあちゃんなのに、俺の両親でもなく兄でもなく俺と、後で聞いたら富男さんにも。




すごぃ優しい人だったんだ。





おばあちゃん寂しかったんだろぅな。




連れて行っちゃった。





俺会ってねぇよ。






けど、どうする事も、どうできる事もない。






今日も吐く息は白くて、空はいつも通り青い。






日常はそんなもんさ。





誰かの流した涙はきっと風に乗って、




俺を包んで、





俺の涙はまたきっと、






誰かを包むのさ。