今日も随分寒くて、朝方は氷点下( ̄□ ̄;)
3月末で、氷点下って。。。ちょっと寒い日続きすぎなのでは?
寅年は荒れると言われますが、それなのでしょうかね。
おばあちゃんが「昔の人は言ったもんだょ、穀物を食べない干支の年は不作になるんだと。」
寅、辰、巳、この三つの干支の年は、不作の年になるとの事。
寅年の今年、この天候だしなぁ・・・((゚m゚;)
今日は植菌の時に使う、蝋が到着。主役のおが菌は、手違いで来週になるとの事(;^_^A
我が家ではずっと原木椎茸の栽培をしていましたが、ここ3年間は栽培を休んでいました。
時には10キロ以上の重い原木を扱う重労働の為、労力不足という現実が(ノ_-。)
最盛期の頃はひと冬で7000本を植菌していたそうですが、そんな数をこなすのは現状不可能なので、
今年は200本から再開する事にしました。
この3年間、機械のメンテナンスもほとんどしていなかったので、
穴をあけるドリルが一つ故障しておりました。
機械に詳しい椎茸農家さんに来てもらい修理をして貰いました。
一列6連ドリルで穴をあけていきます。 メンテナンスの大切さを実感。
今日修理に来て下さった椎茸農家さんは、以前は原木椎茸もやっていたそうですが、
現在は菌床椎茸栽培のみを行っているそうです。
良質な原木が入手しにくくなってきた事や、重い原木を扱うので体への負担がある、
そんな様々な現状をふまえ、菌床栽培へ切り替えたとの事です。
修理をしていただいた後、色々なお話を聞く事ができ、大変勉強になりました。
我が家は女所帯なので、体への負担が少ない菌床椎茸栽培の導入を将来的には
考えた方が良いと思いました。幼い事にお手伝いをする際も、原木が本当に重たくて
あまり好きなお手伝いではありませんでした(。>0<。)
長年の労働で祖母の背中も大分丸くなりました。10キロ近い原木を扱うのは、
大層体を擦り減らしてしまうのです。
私は東京を離れ、岩手で家業の農業をやっていこうと決意するまで、相当悩んだのです。
幼い頃に重たい原木を運んだ記憶、祖父母の苦労・・・
農業とは自分の体を擦り減らす事なんだな、という実感・・・
そんな思いが頭をグルグルと巡り、悩みすぎて発熱(x_x;)
私は農業一年生ですが、新規就農者の方のような熱意は、正直無いのです。
あるとすれば義務感でしょうか。ご先祖様が守ってきた土地を守りたいという
気持ちの方が強いのです。古い箪笥を整理していたら、明治時代に葉タバコを
生産していた時に貰ったと思われる賞状が出てきました。
そんな昔からご先祖様がこの土地で畑を耕し、命を繋げてきた事を思うと、
感謝の気持ちと共に私も繋げていかなければと思うようになりました。
なぜ人類が農業を始めたのか、生きるためにはやるしかなかったからだと思います。
狩猟採集生活では立ち行かなくなったご先祖様は、自分の体を擦り減らして畑を耕しはじめた。
農業を始めて、人類は腰痛に悩まさせるようになったと聞いた事があります。。。
ご先祖様もきっと好きで農業始めた訳じゃないと思うな( ̄ー ̄;
おばあちゃんの丸くなった背中をみると、色々と考えてしまいました。
でも大変な事ばかり考えてもしょうがないですね!
世の中で一番必要な職業ってやっぱり農業だと思うしo(^▽^)o
素敵な我が家の農園を作っていこうと思います。
この猫、植菌ハウスで寝床にしているのかな?すまないけど、そろそろお引っ越しておくれよ( ̄▽+ ̄*)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!