今回、新日の辻陽太のブシロードへの告発で改めて痛感したのは、メガネスーパーことSWSのプロレス進出をターザン山本&週プロが潰してしまったのは勿体なかった。まさに痛恨の極みだ。
僕は田中八郎社長がSWS旗揚げ直後までプロレスが純粋な真剣勝負だと信じていたと聞いて、驚くと同時に深く感動したのを覚えている。
田中社長のようにプロレスを純粋に格闘スポーツとして愛し、レスラーや団体に惜しげもなくお金を投入する人物こそ理想のオーナーだった。
僕は現存するSWSの試合映像は全て所有しているが、天龍源一郎やジョージ高野たちはちゃんとしたプロレスを見せていた。
ただSWSのプロレスには独自性が無かった。その独自性も含めたSWSの至らない部分を週プロが執拗に叩いた事で、ファンも洗脳されSWSを拒否した。
ただ僕はマリーゴールドを旗揚げから見てて、最初は技のミスもあった若手たちが一歩一歩成長していく様は本当に感動的だった。
だから週プロもせめて1年はSWSを冷静に見ていて欲しかった。
田中社長が60億投資を宣言したSWSが存続していたら、プロレスは間違いなく今もゴールデンタイムで放送していた。
いまブシロードも含めて、日本のどのプロレス団体も毎週ゴールデンタイムでプロレスを放送する“体力”が無い様を見ると、SWSが如何に資金的にレベルが違ったかが分かる。
そして週プロバッシングでSWSが潰された事の1番の弊害がそれを見た他の一般企業が「プロレスに参入するとこんな目に遭うのか」と一斉にプロレスから距離を置いた事だ。
これ以降メガネスーパーのように一般社会から認知された企業がプロレスに近づく事は無くなった。改めて、余りに大きな損失だった。
SWS lost kingdom of Japanese pro-wrestling company.
