神様への質問を公開でお答えする、ドキドキ神様ほっとらいん ドキドキ


今回のご質問は、「みかん
さんからです。(質問受信日:09年4月4日)

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アニキ様、龍様こんにちは。毎日ブログを読ませていだたいてます。

先日子育てのご相談がありましたが、私は本を沢山読んであげればよかったな。と、後悔しました。

大学生の長男と高校生の次男がいます。

彼らが高校を選ぶ時、大学を選ぶ時、
ほぼ決まっていたのを私が口出しして、見栄を張ったり逆に心配し過ぎて、方向を変更させてしまいました。

それについて、私自身が後悔をずっとしています。

子供たちが大きな夢を語ると、そんなに簡単に行かないよ。
みたいな事をつい口走り、子供の成長の芽を摘んで行ってしまった気がしています。

おかげで、二人とも特に特技も夢もなく、
夢中になって何かをやってるといった感じでもなくて。

親として、
可能性を受け止め認め伸ばしてあげれなかった後悔もしています。

まだこれから先もありますが、
私は親として子供の妨げになってるのじゃないか。と、考えたりもするんです。

私は今後どう接すればいいでしょうか?

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龍:「ああ~~~。。。こういうご質問、僕もなんか、読んでいて胸が痛みます。。。」

神:「この質問につきましては、あなただけではなく、
全国の悩めるお母さん方に向けて、愛を込めて、お話しさせていただきたいと思います。」

龍:「ぜひ!お願いいたします!」

神:「あなたの場合、
口出ししなければならなかった状況がありましたね。それを今、気に病むことはありません。」

龍:「おお!」

神:「子どもさんがもし、
本当に自分のやりたいことを見つければ、どんなに口出しされても、それを跳ね飛ばすだけの意志が噴火し、自分で道を作っていくものです。」

龍:「たーしかに!!!」

神:「お子さんは、大きく言うと『自分の夢に挑戦しなくてもいい、
自分のために頑張らなくてもいい』と理解し、『ダメだったら自分のせいではない』という楽な道を選んでしまったことになるのかもしれません。

龍:「え・・・。」

神:「もしかすると、今でも心のどこかで、このまま楽に行ければいい。
と感じているかもしれませんが、もしそうであれば大間違いです。実は、楽ではない道を選んでいるのです。」

龍:「ふむ?」

神:「もし、夢を叶えるためにと、
家族一丸となって目標を立てて進むことになっていれば、それはとても楽しく、楽な道になったことでしょう。やることは大変ですし、実際努力も必要ですが、楽しいことは、気持ちが楽で、楽しいのです。苦痛すら嬉しいものです。」

龍:「わかる!気がします。。。」

神:「しかし、言い訳を作ってしまった状態が続くと、楽ですが、
苦しむのです。」

龍:「くあぁあ。。。」

神:「では、その苦しみから救えるのは、誰でしょう。」

龍:「あ、それはもう!」

神:「そうです。あなたです。さあ、これからですよ。大切なのは。あなたがお子さん達に、
あなたの今の素直な気持ちを吐露してください。そして、お子さん達があなたに対して、素直な気持ちをぶつけることが出来る場を設定してください。」

龍:「ぶっちゃけトークの機会を作る、と!!!」

神:「もしお子さん達が、

『お母さんのせいで夢も希望もなくなった。』

と考えているのであれば、それはあなたのせいではありませんが、
順序としてまず謝ってください。そう思っていないのであれば、謝りません。」

龍:「順序として、謝る。。。」

神:「謝る場合は、卑屈になることなく、毅然とした態度で謝ります。
次に、謝らない場合も同じく、これから私はあなたの進む行く先について、よほどのことがないかぎり、何も言わない。と約束しましょう。

龍:「いいっ!!!」

神:「さらに、『どんなことがあっても、
全力で応援する』とも言いましょう。」

龍:「ああ、お子さんの感動が、目に見えるようですっ!!!」

神:「つまり、これからは自分で決めてみなさいと、厳然と言います。その道がたとえ道に外れることであっても、私は応援する。と言ってしまってください。」

龍:「毅然と!厳然と!言い切っちゃってください!!!」

神:「ただし、人を傷つけたり、悪事を働くようであれば、
命を懸けてもあなた達を止めて、自分も一緒にその穴に落ちる、と。」

龍:「なるほど!ここも、ぜひ!」

神:「もちろんすべて、あなたの表現でいいです。母親らしくではなく、
一人の人間として、相手を成長途中の人間と見て話してください。」

龍:「一人の人間として見る。。。ここ重要っぽいなあ~!」

神:「はい。そこからスタートします。一回では終りませんよ。
母と子のワークとして、継続的にやりましょう。」

龍:「いえす!何かが見えてくるまで!繰り返しやっときましょう!!!」

神:「あなたの苦悩はよくわかります。しかし、子どもというものは、
自分で道を作っていける強さを元来持っています。それを信じてあげることが、親の役目のひとつなのですよ。」

龍:「子どもを信じること!でもその気持ちは、絶対通じますよね!」

神:「通じます。子どもを本気で信じきることができさえすれば、
それでうまく行きます。もし途中で迷子になったら、そっと道しるべを出してあげるだけでいいのです。」

龍:「親の漢字のごとく!木の上に立って、見守る、と!」

神:「もし子どもが何かを選択するときに、
それが間違ってしまったら子どもが傷つくから・・・と誤解している方は多いです。」

龍:「誤解???」

神:「それは、
本当のことを申し上げますと、子どもが傷つくことを恐れているのではなく、自分が傷つくことを恐れている場合がとても多いのです。」

龍:「あイタタタっ!!!」

神:「
あなたの場合は少し違いますが、親は最終的に自分を守るため、ついつい言い過ぎてしまうことがあります。しかも、自分を守るためとは毛頭思っていない場合がまた多いのです。」

龍:「こ、これ、でも、誰しもある気持ちでしょうし、やっかいなところですねえ。。。」

神:「しかし逆に、子どもに進路のことで提案するとき、
自分が傷つくことを覚悟できれば、提案内容が変わってきます。子どもの失敗は家族の栄養になり、遠い将来のよき思い出となる、と、割り切れるかどうか・・・。」

龍:「その覚悟!美しい!けど、難しいっ!!!」

神:「相当難しいです。
それが本当にその子のためになるのかどうかは、やってみなくてはわかりませんからね。でも、

『どうせ失敗するなら、
最初からやらせないほうがいい』

これでは、
成長することを止めることになってしまいます。」

龍:「まあ、そうでしょうが、でも、やっぱ失敗は怖いだろうし。。。」

神:「たしかに、
みすみす失敗させる親がどこにいる!と叱られそうですが、人は、道を誤っても、元に戻ってやり直し、理解して、次に同じ失敗を繰り返さないようにして生きていくものです。

龍:「失敗は、人生のパートナーだと!」

神:「もし、間違わせないで人生を生ききらせたら、『
楽しかったなぁこの人生』と心底思えないものになってしまいます。」

龍:「ああ。。。それだけは、いやだなあ。。。」

神:「ちなみに、もし親が、自分の身を守るために、
子どもに言うことをきかせると、子どもはすぐに気づいてしまいます。」

龍:「こわっ!!!でも、納得っす!」

神:「
本当に大切に思っているなら、失敗することを見越して、見えない準備をするのが親です。」

龍:「見えない、準備???」

神:「はい、これも難しいです。
子どもが傷つくところなんて、絶対に見たくないですからね。しかし、それがお互いの成長の幅を広げてくれるものになります。」

龍:「うむ。。。」

神:「自分の心の痛みを和らげるためとか、
体面を守ることを考える前に、子どもの成長を考え、傷ついたり落ち込んだりしたときに支えになるんだという強い決心をしてみると、大きな道が見えてくるはずです。」

龍:「親の強い決心(覚悟)が、子の強い行動を生む、とっ!」

神:「はい。これは、母親よりも父親の役目と思われそうですが、
もちろんそうです。しかしこれはあなたの場合、あなたの役目です。」

龍:「いやあ、大変な役目だあっ!!!」

神:「子ども達の将来を案ずるのであれば、決めてみてください。
今はもう夢中になっているものがあるのであれば、全力で静かに応援してあげてください。」

龍:「ぜひっ!」

神:「可能性を受け止め、
認めたいとお思いのあなたであればできるでしょう。子どもたちを『本気』にさせてみてください。それには、あなたの『本気』が必要なのです。それができれば、あなたの毎日は一瞬にして『燃える毎日』に変化しますよ。」

龍:「燃える毎日!こいっ!!!」

神:「熱くてもウザくてもいい。
本気の態度で子どものことを思う母親を、将来かならず彼らは誇りにします。そして自分に子どもが出来たとき、その意志を受け継いで、本気の態度で子どもに接することができるようになるでしょう。」

龍:「うん!これは絶対に間違いないです!ウザいとか言いつつ、将来、めっちゃ感謝してくれますよっ!」

神:「
あなたのお孫さんのために、日本の未来のため、もしかすると、宇宙の未来のため、腕まくりをしてみていただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。」

龍:「親の本気が、子々孫々につながって、宇宙の未来へ!僕からも、よろしくお願いいたします!」

神:「最後にもうひとつ。子どもさんに夢を持たせたり、
燃える何かを一緒に探すというよりも、あなた自身が楽しい夢を持ってそれを熱く語ることが一番手っ取り早いやり方です。」

龍:「ハッ!!!」

神:「お母さんが人生を目一杯楽しんでいる、
という姿を見せるだけで全然違いますよ。」


以上です。


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ああっ、最後の一言、効いたーーーッ!

お母さん自身が燃える夢を持つ!その姿を見せる!これは効果ありそうですねー!

いずれにしても、まずはお子さんとの本気トーク!自分で進路を決めさせて、何があっても、全力で応援する。でも悪いことをしたら、一緒に責めを受ける。これを何回も、話してみる、と!

そのキモはやはり、自分が傷ついてもいいという、「覚悟」!!!!!


楽に見える道ほど、苦しいもの。苦しそうに見える道ほど、楽しいもの。

今回は、人目から見れば苦しそうな道の提案だったかと思いますが、実際に、はじめてみると・・・?

みかんさん、お子さんのためはもちろん、宇宙の未来のための腕まくり足まくり、僕もめっちゃ応援していますよーっ!!!


自らが火付け役となって、ニコニコ
燃える家族の、燃える毎日を!ラブラブ!



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さて、次回の神様ほっとらいんは、


らぶ」さんからいただいた、「お金にまつわる不幸な連鎖を断ち切るには?」という内容です。


どうぞ次回をお待ちくださいね!