皆様初めまして

宝探しの旅に飛び入り参加させていただきました、銀月と申します。

「僕アニ」のブログ記事の中でも「前世を旅する宝探し」シリーズが一番好きで、凄いなー、凄いなー、私も前世のお宝があればいいのになーと思っていました。

それがまさかまさか本当に宝探しのお誘いを頂けるとは!

お誘いを頂いたときは、正直ど、どうしよう!?という気持ちで一杯でした。

また、龍様に具体的な日程を伺いました所、どうしても外せない用事が入っていたため、残念だけど無理だなあ…

と一度お断り致しました。

しかし、その後予定が変更になったり偶然時間が空いたりと上手い具合に物事が進んだこと、そして長年の疑問を解決したいと思い、参加させていただきました。


長年の疑問。

それは、なぜか強く地元(歴史や史跡)に惹かれるのです。

高校入学後(詳しくは部活入部後)にいきなり地元の歴史に関心を持つようになったり、

幕末のある藩主のことが気になって仕方なかったり…

地元の発展のために何かをしたいと思ったり…

私の意志とは関係無しに見えない力によって引き寄せられているような、そんな感じでした。

なぜこんなにも惹かれるのだろうか、理由が有るならば知りたい。

見えない力ではなく、自分の意志で地元と向き合いたい。

そう思い、宝探しへの参加を決意いたしました。



宝探し当日、14時に駅で待ち合わせをしたのですがドキドキしっぱなしでした。

13時30分あたりから、駅の椅子でそわそわそわそわ…

13時50分には居ても立ってもいられず改札口で待っていたのですが、14時になってもそれらしき方が見当たりません。


あれ?もしかして日にち間違えた?!いや、時間が違うのかも?携帯携帯…あ!

メール間違って消しちゃったんだ!

どうしよう?もしかしてもう外に出ちゃったのかも。(駅の外に出て探してみる)

…いない。

やっぱり連絡したほうがいいかな…


!!!!!!!



入り口付近にアニキ様らしき方とその近くに女性の方と男性2人がいらっしゃいました。

突然のことで言葉が出てこず、しかも本当にアニキ様か分からなかったので、

「…あ…アニキさん…あの…僕アニの…」

とアニキ様の顔を見ながら呟いてしまい、相当怪しかったと思います。

「…龍さん?」

とお聞きしたところ、近くで荷物?を探していらっしゃった方が立ち上がり、

「龍です!!」と笑顔で手を差し伸べて下さいました。


良かった~!間違ってなかった~!と安堵しながら握手をさせていただいたのですが…

男性と握手をするという経験が殆どありませんでしたので、びっくり&ドキドキしました(笑)


その後アニキ様、レノン様、ハナ様ともご挨拶し、レンタカーを借りに行きました。

皆様とても明るく素敵な方たちで、特にレノン様とハナ様の会話が面白かったです。

お会いする前は緊張していたのですが、皆様の温かいお心遣いで緊張も解け宝探しを楽しむことができました。



車に乗ってすぐアニキ様(神様)から「銀月さんは、この旅でインタビューの練習をしてくださいね」と言われました。

インタビューではなく、インタビューの練習????と不思議に思いながら、

アニキ様に色々質問してくださいってことかな?

インタビュー苦手だけど上手くできるかな?と色々考えておりました。


レノン様の素晴らしい宝物を発見し(詳しくはハナ様の素敵な記事で!感動の宝探しでした!)ハシゴを返却した後、「好きなところ(場所)はありますか?」と聞かれました。


すぐに地元のお城が思い浮かび、そこに向かうことになりました。


お城に向かう車中では、レノン様の過去についてのお話が始まりました。

そのお話を聞きつつ、ハナ様からいただいた紙に疑問に思っていることをカキカキ…。

それと神様の「インタビューの練習」についても再び考えました。

しかし、一向に意味が分かりません。


時刻は15時過ぎ。


陽も傾き始めており、過去について何も分からないままだったらどうしようと焦りました。

ここはもうアニキ様にインタビューしちゃう?どうしよう?とグルグル考えている内にお城に到着。

城内に入ってすぐ、お城が私達を迎えてくれました。

このお城は幕末の戦争時に酷い損傷を受け取り壊されましたが、昭和に入って再建されたものだそうです。

石垣は当時のままで、戦争時の弾痕が残っており戦闘の激しさを今に伝えています。

現在は観光名所として多くの方が訪れてくださっています。
(地元出身者としては、観光に来ていただいた方から「綺麗だね、いいところだね」とのお言葉が何よりも嬉しいです。遠くから来ていただいてありがとうございます)


春には満開の桜の下でお花見をしたり、学校の帰りに妹と待ち合わせてお団子を食べたり、鮮やかに色づく紅葉を楽しんだり・・・

高校時代は毎日お城を眺めながら通学しており、私にとってこのお城は身近な存在で心の支えでもありました。


城内へ歩いていく途中、神様から幕末の藩主は「●●●●公」、「○生の松」は「相生の松」だと教えていただきました。

「僕アニ」のブログで「幕末の藩主」、「○生の松」と教えていただいた時から、

「●●●●公」と「相生の松」ではないかなと思っておりましたのでとても嬉しかったです。


以前から、●●●●公のお姿はもちろん、その生き様にとても心惹かれておりました。

同時に、どうしてこんなにも気になるのだろうと疑問に思っておりました。

そのため、縁結びや長寿の象徴である「相生の松」がキーワードとして上がっていたことから、ちょっと、いえ、かなり期待してしまいました(笑)


城内を散策後、「月見楼」と呼ばれる史跡の上で、ついに私の過去についてお話していただきました。



時は幕末。

●●●●という藩主がこの地を治めていました。

藩主の右腕として働いていた方は人を殺すことで決着をつけるタイプだったそうですが、藩主は人を生かす、人を守ることを考えてくれる人を自分の右腕として欲しかったそうです。

この、人を生かす(守る)ことを考えていたのが前世での私(男性)だと言われました。

(前世のお話をお聞きする前までは、前世も女性だと思っていました。しかし、神様に性別を聞かれ口を開いた瞬間、

「・・・女性であって欲しいのですが、男性のような気がします」

と発しており、えっ、男性?と自分で自分の発言に驚きました。)


しばらくしてこの地域一帯は激しい戦場となり、多くの方が犠牲になりました。

(恐らく、この多くの犠牲者とレノン様の前世のお話が繋がるのだと思います。)

敗戦後藩主は上京を命じられますが、町をめちゃくちゃにした張本人であると民から嫌われ、失意のままこの地を離れます。

藩主が去った後、私も藩主の後を追ったのですが病気になり結局会うことができなかったそうです。

私は藩主が民から嫌われてしまったことが悲しく、藩主の本当の姿を民衆に伝えたいと筆を執りました。

しかし、病気もあり書き上げられないまま亡くなってしまいました。

藩主はしばらくして赦され、違う場所で寂しいながらも落ち着いた晩年を過ごされたそうです。

神様がおっしゃるには、移動した先でも私のことを思い出していたとのこと。


「相生の松」というのは、目的を同じくする同志、心の友という意味だそうです。

藩主が私を右腕として用いたいと思っていらっしゃったこと、心の友として思い出してくださっていたこと…本当にありがたいな、幸せだなと感じました。


本当の姿を知って欲しいと筆を執るくらい、前世の私は藩主を尊敬し慕っていたのだろうなと思いました。

その時(前世)の気持ちが残っていたからこそ、今の私も心惹かれたのかもしれません。

また、藩主の晩年が気になっておりましたので、寂しいながらも落ち着いた日々を過ごされたと知り、少しホッとしました。



高校時代に突然歴史に興味を持つようになったのも、今世に生まれた理由やこの地域に生まれた意味に気づいて欲しいという藩主からのサインだったと知りようやくスッキリしました。
(藩主様、しかと受け止めましたぞ!)


前世の私の本名や藩主について書いた本?は現在残ってないそうです。

仕方ないと思いつつも、どうしても生きた証といいますか、それに変わるものを知りたく、失礼かもしれないと思いつつお名前を教えていただきました。(神様、アニキ様、沢山質問して申し訳ございませんでした)

教えていただいたのは本名ではなくペンネームなのですが、「●●●月」と名前に「月」が入っておりました。

前世のペンネームは「●●●月」、現在のハンドルネームは「銀月」。

そして「月見楼」という場所で、月が出ている時に前世のお話を伺っている…

なにやら不思議な縁を感じました。


ただ、書いたものが少しだけでも残っていたら藩主に対する認識や歴史が変わっていたかもしれないと思うととても残念でした。

前世の私、もうちょっと頑張ってよーとモヤモヤ。


しかし、神様の「残っていないから良かったのです。(今の私が)歴史を伝え、記録を残すことに意味があるのです」とのお言葉にハッとしました。

同時に、「歴史は残さないと伝わらない(もしくは記録しないと残らない)」というお言葉に大きな衝撃を受けました。


「10年の間にいろんな人に話を聞いてください」という意味もようやく分かりました。


実は、以前から地元の歴史を調べなおしたい、少しでも先人の思いを記録に残したいと考えておりました。

また、現在の廃れゆく風習、民俗、伝統行事、伝統工芸、職人技などをアーカイブ化する仕事に関心を持っており、特にこの地域に古くから住んでいる方にインタビューし昔の貴重なお話を記録したいと考えておりました。(オーラルヒストリーと言うそうです)。

今も、多くの方が亡くなる前に一刻も早く記録しなくては!と焦りを感じております。


このことが、神様のおっしゃった「インタビューの練習」、「いろんな人に話を聞いてください。その間に亡くなる方もいるので急いでください」の意味だと気づきました。


お城から車に戻る途中、神様が

「この地域の歴史は間違って伝わっていることが多い。それをこの地域出身の人が正してほしい」

とお話くださいました。


間違って伝わっているとは思っていなかったので、大変驚きました。

アニキ様が笑顔で「銀ちゃんならできるよ」と言って下さったのがとても嬉しかったです。


今回の宝探しは、私にとって「自覚と覚悟」の旅だったのかなと思いました。

どうしてこの地に生まれたのか、なぜ歴史に関心を持つようになったのか。

「私」は「何」をすべきなのか。…多分、心の奥では分かっていたのだと思います。


でも自信が無くて目を背けていました。


しかし今回の旅を経て、目を背けるのではなく顔を上げて真っ直ぐ見つめなければならないと感じました。

前世を知ってようやく自分の意志で地元と向き合えます。

向き合う覚悟もできました。


かつての戦争で、傷つき、苦しみ、悲しんだ方が大勢いる。

けれど、私達の藩に武士道があったように、相手方にも武士道はあったと思うのです。

敵方の藩士が、戦争で傷ついた少年藩士を自分の故郷に連れ帰って養育したというお話もあります。(真実かどうかは分かりません)

それぞれ立場は違うけれど、その時代時代の中で一生懸命に生きた方がいる。

敵や味方、身分の上下に関わらず、一生懸命に生きた人々の姿をすこしでも後世に伝えていきたい。

そう強く思いました。


応援してくださる方がいる。

何よりも、前世の私に負けたくない。

どれくらいの時間がかかるか分からないけれど、やってやろうじゃん!と闘志が湧きました。


「何か書くときは筆(筆ペン)で書いてください」とアドバイスを頂きましたので早速筆ペンを買い、歴代藩主のお墓にもお参りして今回の宝探しの概要と決意を述べてまいりました。


神様、アニキ様、龍様、レノン様、ハナ様

お会いできましたこと、そしてこのような素晴らしい機会を設けてくださいましたことに深く深く感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。


銀月 拝


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ということで、今回の宝探しレポートはすべて終了です!

いやあ、銀月さんも本当に名文書かれるなあ。。。さすが時代を超えたライターです!!!

この旅で、自覚と覚悟を持てたなんて、ほんと尊敬!!!あと、「前世の自分に負けたくない!」って、超名言!!!(銀ちゃんも歴史に残る大物になっちゃいますね~~~!)

さて、今回、コメントを拝見しますと、本当に深く感応されていらっしゃる方が多くて、僕はそこにも感動してしまいました。。。

レノンさん、そして銀月さんの前世と、現代に生きる彼ら自身がそれをどう受け止めたのかを感じ、それがご自分の人生を見つめるきっかけとなるなら、彼らの前世の魂も、おおいに喜ばれることと思います!

最後に、お忙しい中ご参加いただき、レポートまでいただいたレノンさん、銀月さん、そして、多忙の身にも関わらず、丁寧で、臨場感あふれるレポートをあげてくださったハナさん、本当にありがとうございました!!!心から感謝いたします!!!



死ぬ覚悟があればなんでもできる!!!ニコニコ
僕もアニキも、勇気をいただきました!!!ラブラブ!

 

さて、次回から通常版に戻ります!(質問者さん、お待たせいたしました!)


次回の神様ほっとらいんは、


「ペコ」さんからいただいた、「精神世界の仕事に進むべきかどうか、考えています」という内容です。


どうぞ次回をお待ちくださいね!