皆さん、こんにちは、ハナです。

今日の第2話も読みに来てくださってありがとうございます。

さて今回の旅の【人間ナビ】に神様からご指名をいただいたレノンさんと私。


これからどれだけの曲がり角を100%
の確率で当てていかなければいけないんだろう(滝汗)


と心の中で案じていたら、私たちの気持ちを神様がすばやくキャッチ
されたらしく、


神様:
「大丈夫。この道沿いです。もうすぐその場所が見えてきますよ。
老木がありそうな、こんもりした場所です。」


という大ヒントを下さいました!!!!(神様、ラブ&チュ~
です。)


「あぁ、もう悩まなくてもいいんだ」と安堵し、
こんもりした場所を探すことにしました。


「きっと森っぽいところだよね~。」

「そうそう。絵の【馬頭観音】がありそうなところだよね。」


というように分かりやすいヒントもあり、
相当場所がしぼりやすくなりました♪

僕のアニキは神様とお話ができます
↑アニキが描いていた図(馬頭観音)のアップです。



しばらく走りまして、右の前方に、それらしき「
こんもりした場所」を発見っ!!!!!車内は一気に盛り上がります!!!

レノンさんは最初から右のほうばかりを見ていたのですが、
遠くから、「アレじゃないでしょうか?」とサラリと言った時には正直驚きました。

最初からわかっていたような感じだったからです。


神様:
「あそこでいいんですね?違ってもいいから、
まず行ってみましょう。」

ということになりました。


そしてこんもりエリアが右手に近づいたので、
右折しようとした瞬間!


その角に「馬頭観世音前」
という立て看板を発見しました。


一同:「ここだぁーーーーっ♪♪♪♪」


と全員のテンションは最高にヒートアップ↑↑↑


そして車を進めると、鳥居が見え、「馬頭観世音」
という石碑が出てきたのです。

僕のアニキは神様とお話ができます


一同:
「間違いなーーいっ!このあたりで、あの絵の木を探してみよう!


と車を降りました。



僕のアニキは神様とお話ができます



神様の絵を手にしながら、「4mある木って相当大きいはずだよね。」とあたりを見渡してみると、
入り口ですぐにそれらしい木を発見!!!


ハナ:「あれは?」

アニキ:「アレだ!そっくり!」

レノン:「でも4mないでしょう。」

ハナ:「実はもっと小さいのでは?」

アニキ:「でもあの木では、間に隙間がないよねぇ。。」

龍:「土が盛り上がったところを入れると高さが4mになるかも。



と、その近辺で色々な木を指さしてみたものの、しっくりくる木がありません。


そこで、まずは神社でご挨拶させていただいて、その後、
あらためて探そうということになりました。


鳥居の下で一礼して、本殿前につながる階段(ちょっとした丘でした)を上り、
いつもの通りご挨拶をしようとしたら・・・・・・。


本殿の左側に、あの絵の通りの木があったのですっ!!!!!


一同:「あ、あったーーーー。あれだ!絵の通りっ!!!」



僕のアニキは神様とお話ができます

真っ先に駆け寄って行ったのはアニキでした。


一瞬ノリスケさんとサエコさんの宝探しの悪夢(
アニキが誰よりも真っ先に宝を触ってしまった事件)がよみがえりました。

証拠→http://ameblo.jp/dragonest/entry-10256402456.html

が、大丈夫。絵によると、木の上。
アニキには届くはずがありません。

全員で、
絵と木が同じものかを確認しました。木の幹の間には隙間があり、右に伸びた枝があり、その枝の先にはなにかを隠せそうな空洞がバッチリありました。


これだ!間違いない!!!!!


みんなで神社の階段を急いで降りて、車に向かい、
ハシゴを取り出し、誰にも見つからないようにダッシュで神社内に持ち込みました。

ちなみに、ハシゴを運ぶとき、アニキはこの地を守る神様に「
お騒がせします。」と黙礼したそうです。すると、「もっと早く来るかと思っていました」と言われたそうです。


そして再び木の前に到着。


まず、ハシゴを地面に安定させ、
上の枝にかけてみようとしましたが、少しだけ短くて届きませんでした。10cm-20cmくらい足りないのです。。だめか・・・


一同:
「うーん。車の長さ以上のものを持ってきたのにねぇ。。。」


そんなとき、ちょっと横に枯れ葉や木の枝が掃除されて集めれた【
すこしこんもり盛りあがった場所】を指さして龍が言いました。


「あの上にハシゴを置いたら届くんじゃね?」


確かにこんもりと盛られていますが、その分、
足場が大きな枯れ枝と落ち葉なので、とても不安定な足場です。

早速こんもりしたところをのぞきに行った龍が

「あ、ここに2か所、足をおけそうな平らなところがあんぞ!」
と。

そこには太い枝の残骸が2本あったのです。
おそらく上の枝が折れて落ちたものだと思われます。


その枝の平らなところにハシゴを置いてみると、なんと!!!


ギリギリ届きました~♪


その足場から伸びたハシゴの上部は、
枝の本当にギリギリ右端というところ。


枝の右端のあたりに「例のたばこ入れ」が入っていなければ、
手が届かず、取り出すことはできません。


でも、このギリギリ感がたまりません。(いつもそうなのですが。。)


ドキドキしながら、レノンさんがハシゴに登りましたが、
なかなか声があがりません。


僕のアニキは神様とお話ができます


アニキが業を煮やして、
押さえていたハシゴを(私は見逃しませんでした!)一瞬離して、「やっぱないか~」と残念そうに言うやいなや、レノンさんの大絶叫!


宝探しでは恒例となりました、発見時のお約束の声。

しかし今回は、
女子高生のような声が高らかに響き渡りました。


レノン:「オキャーっ!!!なんだっ!?なんか、ありますうーーーーっ!!!」


ただただ驚いているレノンさんは、なかなか手を伸ばそうとしません。


信じられない気持ちはわかるんですが、
必死に押さえている龍(真剣な表情)とアニキ(あんまり力を入れてない表情)の身にもなってほしいと、本気で思いました。


龍が、「いいから早く取れーーーーっ!」


と叫んでワレにかえったレノンさん、ようやく手を伸ばし、
枝の中から何かを取り出しました!


僕のアニキは神様とお話ができます



はい、ありましたっ!!


確かにありました!!!!!


レノンさんの右手に「茶色い何か」
がしっかりと握られていました。


そのままではハシゴを下りられないので、一旦、
銀ちゃんに投げて渡し、ゆっくり降りてきました。(銀ちゃんナイスキャッチ!)


僕のアニキは神様とお話ができます


土がついていて湿ってはいますが、確かに、
アニキが描いた絵の通りのたばこ入れでした。相変わらず、宝が見つかる瞬間は全身がゾクゾクしますね。


(じっくり見たい!!)


時代を超えた縁の品との感動のご対面の瞬間ではありましたが、
なんせ私たちは4mのハシゴをお社の森にもちこんでいるという限りなくあやしげな集団です。


龍:
「とにかく、撤収っ!急げっっっ!!!!」


と再度ダッシュで車にハシゴを収納しに行き、
私たちも乗り込みました。


時計を見ると15:00すぎ。

ハシゴを借りてから約30分で今回の宝探しは終了しました。。


(あれれ?今回の宝探し、
こんなにあっけなく終わってしまっていいの・・!?)


でも、こんなにスムーズに終わったのは、「
あることをするための時間が必要だった」からなのでした。


(3話に続く)



ハシゴを支える僕はかなり必死。。。ニコニコ
アニキはいつものあくび顔でした!!!ラブラブ!