サダさんとツネさんを地獄から助け出したのは、サダさんの奥様だった。。。

衝撃的すぎる事実に負けず、ツネさんが神様に鋭い質問を投げかけます!

今回いよいよ最終章!ツネさんのレポートをどうぞっ!

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神様、龍さま、アニキさま、そして読者の皆さまこんにちは。ツネです。


「縁(えにし)探しの旅」の6話目(最後)のレポートをお送りしたいと思います。


前回は、地獄とはどんな世界か?そして地獄に落ちたわたしと、旅の相棒ツネの魂がどうやって救われたか?という魂の物語でした。


今回、最後のレポートは、「地獄に落ちる」ということについて、わたしの中に生まれた疑問についてです。



ツネ(わたし)「すみません…。あの、やはり神様の世界にも地獄に落ちる基準ってあるんでしょうか?


例えば、安倍貞任と藤原経清の戦いにもはあったし、敵方の朝廷にもはあったんじゃないかと思うんですよ。


人間の正義とか悪って、多くの場合が一口にいえないもので、あくまでそれぞれの立場からみた正義であり悪である…そんな風に思うんですね。


何というか、”これをやったら地獄に落ちる”という判断基準があること自体、ちょっと法律みたいで人間世界っぽいな…って思いまして」


神様とてもいい質問ですね。お答えします。判断するのは自分です」


一同(!!!)


様:「前に申しましたように、貞任は女子供を手にかけた自分を激しく責め、経清は仲間を裏切り手をかけた自分を激しく責めました。


それが大義を果たすためとはいえ、自分の行いを許すことはできませんでした。


そして自分で、これは地獄に落ちたほうがよい、と判断し、自ら地獄に向かっていったのです。


多くの魂が、いやいや落ちていく中、2人の魂は生前から”地獄に落ちよう”と決めていたので、潔く、まっすぐに地獄へと旅立っていったのです。」


わたしは、このお話にまた涙をこらえなくてはいけませんでした。


魂が地獄に落ちるのは、自らが決めることであった…ということ。


そして、前世のわたしたち2人と、少女、当時のわたしの奥さんとその子、周囲の多くの人々が、どれほど苦しい想いを心と体に刻みつけてきたことか。。。


そのことを考えると、涙が胸の奥からとめどなくあふれるようでした。


わたしは帰りの車中で、この一日のできごととお話を反芻していました。


そして1つのことに気がつきました。


今回の登場人物の誰もが、自分のことではなく、誰かのことを考えて命と魂をかけていたのです。


貞任は、故郷の自然と人々を守るために


経清は、貞任の志のために


経清の妻は、亡き主人の志と我が子の命のために


貞任の恋人は、貞任の魂を救うために


人は「誰かのために」と考える時、常識を超える力を発揮するものなのかもしれません。


わたしは、これまで「僕アニ」のブログを読んでいて、「人のために」と自分を殺して行動することよりも、まずは「自分の心を喜ばせる」ことを考えながら行動することが、自分の本来の力を発揮して、結局周りの人達をも幸せにすることなんだろうと考えていました。


…いえ、それは今も変わっていません。


ただ、そんな風に考えることができる「今」を作ってくれたのは、自由な行動どころか、自由な発想を持つことすら許されなかった、過酷な時代を命と魂をかけて生き抜いてくれた先人達なのだ、ということに気がついたのです。


正直申し上げて、最初はにわかに信じ難いお話の連続でしたが(神様すいません!)、「縁(えにし)探しの旅」を終えた今、この体験を「信じる」「信じない」という観点から考えたくはない、と思っています。


史実に残っている歴史の先人達の、そうせざるを得なかった激しい生き方と死に方、そして昔も今もわたしを救ってくれた人達と、傷ついた自分の魂への感謝を忘れることなく、先人達に恥じることのない生き方をしていこうと思いました。


以上で、わたしからのレポートは終わりにさせていただきたいと思います。


旅の間、必死にメモをとっていたのですが、旅の内容をできるだけ正確にお伝えするために、恐れながら神様のお話も含め、メモを基に一部会話形式にさせていただきました。(内容に誤りがなければよいのですが…)どうぞご了承ください。


最後に、お忙しい中本当に明るく、きさくに、やさしくお付き合いくださったアニキさん、龍さん、そして神様に、サダとともに心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。。。


そして、長文にお付き合いいただいた読者の皆さま、誠にありがとうございました。


皆様のご多幸を、心よりお祈り申し上げます。


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以上で、ツネさんとサダさんの「えにし探し」の旅は終わりです。


地獄へ行くかどうかは、自分で決める。。。


最後にまたとても大きな衝撃を受けた私たちでしたが、今回の物語、皆様はどうお感じになられましたでしょうか。


ツネさん、サダさんと、その周囲の方々の人生から、何かしら学ぶことがあったら僕も嬉しいです。(僕も本当に多くのことを学びました)


皆様のご感想をお待ちしております!




ツネさんの奥様に、このお話をしたところ・・・ ニコニコ
すべて納得!と言われたそうです(女性は鋭し!) ラブラブ!


さあて、次回からは神様ホットラインに戻ります!


次回は「シャンティ」さんから頂いた、「ベジタリアンですが、甘いものがやめられません」という内容です。


シャンティさん、次回をお待ちくださいね!



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