神様というと、その存在を一人と思うか、複数と思うかは関係なく、すべての神が心優しい、いい神だと思っている方は多いと思います。でも、以前、神様は悪い神もいる、とおっしゃいました。今回、そのあたりを質問してみました。

龍:「神様、昔、お話していただいた、いい神もいれば、悪い神もいる、というお話が気になっていまして・・・」

神:「はい。大歓迎ですよ。何から聞きたいでしょうか?」

龍:「あの、まず、やっぱり、神様はたくさんいらっしゃるんですよね?何人も」

神:「何人どころか、数え切れない神が存在します」

龍:「!!これがまあ、絶対神(一人の神のみ)を信じていらっしゃる方々にはもう、言語道断のところだとは思うんですが・・・」

神:「そうでしょうね。でも、それも、それでいいのです。要は、自分がどういう人生を送るか、ですからね」

龍:「あ、それは思います。無宗教な僕の知り合いでも、宗教に入ってる人は何人かいますが、なんというか、基本的にいい人が多いですよね」

神:「そうですね。宗教に入って、感謝を学び、感謝に根差した行動を実践する人は多いです。素晴らしいことですね。あと、絶対神という見方も悪くはないのですよ。ある意味、その論理も真実ですからね」

龍:「と、いいますと?」

神:「うーん、この話を詳しく話すのは、もう少し先がいいでしょう。とりあえず、いい神と、悪い神、その話を進めましょう」

龍:「あああ、謎が雪だるま式になっていきますねえ、相変わらずー・・・」

神:「雪だるまは、悪い神のパターンですね」

龍:「は?????」

神:「悪い神、それはね、龍、人間の怨念が雪だるまになったもの、とも言えるのです」

龍:「怨念? 人間の?」

神:「そう。人間の怨念。それが『魔』となり、悪い神が出現するパターンもあります」

龍:「怨念が、魔を作って、悪い神が出る・・・。なんか怖いなあ。。。」

神:「強い恨みを持って死んだ人が、たとえばいるとしましょう。そういう人は天上の世界に戻らず、ずっとその場にとどまったりするのです」

龍:「あ! いわゆる自縛霊ってやつですか?」

神:「そうですね。そして、その魔がまた魔を呼ぶ。そして、雪だるまになるのです」

龍:「『雪だる魔』ですね!」

神:「・・・・・・」

龍:「すいませんでした!」

神:「いえ、まさに。その表現はふさわしいですね。その雪だる魔(言ってくれた!得意げ)が、生きている人間に悪さをしだす。そうすると、ますます、そこには魔がいるという、恐怖の認識が人間の中で生まれる。さあ、これで悪い神の完成です」

龍:「えええ? 悪い神になっちゃったんですか? その、恨みを持った自縛霊が?」

神:「いえ、違います。人間の恐怖心、それが悪い神なのです。人間の想念、それが悪い神を生み出すのです」

龍:「えええええええええええっ! 人間が悪いんですか?」

神:「ははは。あくまで、そういうパターンもある、という話です。逆に、神そのものが悪い神になる場合もあります。たとえば、これは実際にあった話だが、昔、泥の神がいました」

龍:「泥? 泥の神?」

神:「そう。いわゆる自然神ですね。太古の時代です。ちなみに龍、泥のイメージってどういうものかな?」

龍:「うーん、泥はそうですねえ、やっぱり、なんというか、正直、汚い、というか・・・子どもじゃない限り、泥は敬遠したいんじゃないですかねえ? って言ったら怒られるかな・・・」

神:「いえ、そう思う人は多いでしょう。でもね、龍、泥には、大量の栄養が詰まっているのです。植物を育て、ひいては、人間を育てる栄養素です」

龍:「へえ~~~そうなんですか!」

神:「でも、見た目が悪く、敬遠される。干からびても、同じく、人間は近寄らない。でも、泥の神は精一杯、植物を育て、人間を育て続けました」

龍:「立派ですねえ・・・」

神:「それを感じた人間が、ある日、泥を祀る、神社のようなものを建てました」

龍:「ハッピーエンド!」

神:「ではなかったのです。その後、人間の神が続々と生まれてきた時代になり、自然神は次第に存在感をなくし、いつのまにか本殿から、後ろの小さい祠(ほこら)に移されてしまったのです」

龍:「うわ・・・かわいそうに・・・」

神:「泥の神は思いました。人間が私を陥れたと」

龍:「ああ、怒っちゃったんですね・・・」

神:「さらに悪いことに、その神社の境内に生えている立派な木を、参道に邪魔という理由で、人間が切り倒してしまったのです」

龍:「立て続けに自然の神がピンチですねえ・・・」

神:「泥の神は、1本残った大木に乗り移った。そして、怒りの念に身を任せた。そうするうちに、仲間が寄ってきて、雪だる魔になったのです」

龍:「仲間?」

神:「それは霊もあり、その神を不憫に思った、仲間の神もいます。同じような境遇の自然神もたくさんいたましたから。そして、それは数千年続きました」

龍:「数千年!? 大木のまま?」

神:「大木のまま。人間でいう自宅となった感じですね。そして、それはアンテナの機能も果たしました」

龍:「アンテナ?」

神:「そう。さらなる魔を呼び寄せ、そして発信する、アンテナです。ちなみに、山など、高い自然物は、アンテナの役目もありますからね」

龍:「は、はあ。。。そうなんですね・・・(もう、わけわからんです)」

神:「泥の神に戻りましょう。その後、その神社周辺で人間同士の戦が起こり、多数の戦死者が出ました。その戦死者の魂も取り込み、さらに、その魔は大きくなっていきました」

龍:「えええ! どうしましょう!ドクロ

神:「その神は、その神社に訪れる参拝客に、深い絶望と怒りの念を投げかけ続けました。魔はさらにアンテナを介して集まり、固く、大きくなり、人間に悪さをするようになっていったのです」

龍:「えっと、それ、いまも実際にある神社なんですか?」

神:「ありますよ」

龍:「こ・・・こっわーーーーー! もう、なんか、どこでも気楽に参拝できなくなりました・・・・・・・」

神:「大丈夫。その神社は、ある霊能師が浄化をしました。泥の神は反省し、今ではいい神になっていますよ」

龍:「ああよかった! ちなみに、いい神になったというと、どう変わったんですか?」

神:「その神の場合、参拝客の魔を払う仕事に目覚めました。というか、まあそもそも、神の仕事はそれなのですがね。戦争で死んだ人間の魂も自ら綺麗にしていますよ」

龍:「おおおー! すばらしい! でも、そうやって反省しない神もいるんですよね? どうしましょう、そういう神社に行っちゃった場合」

神:「それも大丈夫。人間は誰でも、そういう魔を探知するセンサーを持っているんです。何か、重い雰囲気がしたら近づかなければいいのです。有名な神社だとしても、自分の感じた気持ちを信じるようにすれば大丈夫ですよ」

龍:「有名な神社でも、あるんですね? そういう、魔の場所が!?」

神:「はい。あるいは、いい神がいても、神官が堕落していて、場を汚していたり、さらには、神がいない神社もありますからね」

龍:「神社なのに? 神がいないって!!!」

神:「ははは。おかしな話ですね。でも、居心地の悪い場所に、神はいたくないのです。人間と同じようにね」

龍:「ううううううう・・・・・なんか、ものすっごいショックです。僕は今まで何を信じてきたんだろう(とかいって参拝経験は少ないんですが・・・)」

神:「自分の気持ちを信じるのです。なんともいえない、気持ちのいい神社仏閣、そこもたくさんあるはずですよ。ちなみに、これも人それぞれ、自分に合う神社がありますからね」

龍:「自分に合う神社?」

神:「人間同じく、相性、ですね。いろいろな神がいますから。まあとにかく、気持ちのいい場所を見つければ大丈夫!」

龍:「そっかー。。。探してみます。でも、でも、どうなんですか? 悪い神社に行って、その、怒りの念とか投げつけられたら」

神:「怒りの念はおろか、先ほどの泥の神の場合、それを守る『鬼』もいたからね。始末が悪かったですね。。。」

龍:「『鬼』っ!? 鬼って本当にいるんですか!?」

神:「まあ、魔が、鬼の格好をしたいからしているのですがね」

龍:「はあ・・・えっと、どうしましょう。鬼って、すごく怖いんですよね? 当然」

神:「普通に、人間にとりついたりしますからね」

龍:「ぎゃああぁああ!!! 怖いっす! つうかもう、聞かなけりゃよかった、こんな怖い話!叫び

神:「ははは。大丈夫です。まずは、近づかないこと。そして、もし、憑り付かれた場合も、対処の方法はあります」

龍:「えっと、憑りつかれたって、自分でわかるんですか?」

神:「わかりますよ。なぜか、肩が重い。気分が悪い、身体の一部に、なにか変な違和感がある。でも、原因が見当たらない。そういう場合です」

龍:「うーん、なるほどー。。。そういう場合は、どうすればいいんですか?」

神:「さあ、どうすればいいと思いますか? ちなみに、とりつかれた、というのは、悪い念がふりかかったんだ状態を言います。つまり、穢れた(けがれた)のですね。それがヒントです」

龍:「うーーーーーーーーー・・・。だって僕、霊能力ないし。。。」


(つづきます)(本当だとしたら、怖い話ですね。。。でも、次回から対処法を聞いていきます!