こんにちは!龍です。今日は「バカは無敵」というお話をお届けしたいと思います。今回は、兄のビックリ話から始まります。

アニキ:「いやあ、昨日さあ、ビックリしちゃって」

龍:「何? 宝くじでも当たった?」

アニキ:「うん! じゃなくって、ほら、僕って昔、いじめられてたじゃん?」

龍:「ああ、そうだったよねえ、小学生の頃かー」

アニキ:「うん。小中一貫してね。毎日びっちり。それがね、昨日、当時のいじめっ子にバッタリ出くわしちゃってさぁ」

龍:「ひえー! で、また殴られた?」

アニキ:「ううん。謝られた。昔、ごめんねって。ずっと気にかかってたんだって」

龍:「うわ。いい話・・・」

アニキ:「うん、僕も、もういいんだよって。なんか、いい年した二人が、レンタルビデオ屋で泣いちゃって・・・」

龍:「うんうん。よかったねえ。でも、ほんと、アニキは筋金入りのいじめられっ子だったよねえ」

アニキ:「ねえ、弱かったよねえ、僕。今でもそうだけど」

龍:「正直、俺の反面教師にさせてもらったもん。オレは強くなるぞ! とすら思っちゃったもんね。悪いけど」

アニキ:「あ、でも、僕は無敵だって、言ってるよ、神様が。え? ホントに?」

龍:「つ、強いんですか? アニキは?」

神:「はい、バカですからね。無敵なのです、アニキは」

龍:「バカ? まあ、バカですけど。バカだから無敵ってどういうことですか?」

神:「そう、だから、バカはいい意味なのですよ」

アニキ:「いや、バカにいいも悪いもないでしょ~!」

神:「いいえ。本当にいい意味です。最高のバカだから、無敵なのですよ」

龍:「ええっと、もう、意味わかりませんけど?」

神:「ははは。説明しましょう。アニキは、一言で言うと、透明です。悪く言うと、何も考えていません」

龍:「あ、たしかに。アニキはいつものんきな感じで、うらやましい限りですよ~」

神:「でも、それは、普通の人間になかなかできることではありません。以前、龍は自分も私と会話したい。そう言いましたね?」

龍:「あ! それはまあ、やっぱり、怖いけど、興味はありますよ!」

神:「そのためには、バカにならないといけないのです」

龍:「ん~~~? えーっと、なんか、変に捉えるちゃうと、バカ=洗脳されやすい、みたいな気がするんですけど・・・?」

神:「違います。バカというのは、『可能性』です」

龍:「?????」

神:「頭のいい人間はね、こう言っちゃあアニキに失礼ですが。。。頭のいい人間は、頭がいいから、神の声が聞こえたとしても、幻聴だと言うでしょう。いくら、証拠を並べても」

龍:「ああ、なるほどー・・・。でも、アニキみたいにバカなら?」

神:「今こうしているように、会話できるのです」

龍:「それは、バカだから、疑わないから、ですか?」

神:「そうですね。そして、聞こえます。声が」

龍:「えっと、それが、透明ってことですか? あの、以前お話いただいた、鎧の話と関係あります?」

神:「よく思い出しましたね! そのとおりです。アニキは、いっさい鎧を着込んでいない、珍しいタイプの人間です」

龍:「そういう意味の透明なんですね! 身構えていない、というか」

神:「はい。そういう人間には、神はスーッと入っていけるのですよ」

龍:「ああ、もうやっぱ、僕は無理です。重武装が好きなので」

神:「それでいいのです。あと、アニキの名誉のためではないですが、バカは無敵だということを説明しておきましょう」

龍:「バカって、すいません、なんか弱いイメージがあるんですけど・・・?」

神:「真実はその逆です。バカは無敵なのです。たとえば、街の中で誰かにケンカをふっかけられたとしましょう。龍なら、どうする?」

龍:「ああ、僕なら、キレちゃうかもしれないですねえ・・・・・。なんか、逃げると恥ずかしいし。でも、アニキならキレることはないでしょうね」

神:「アニキならきっと、逃げますよ。さあ、どうです? 無敵でしょう?」

龍:「え? 逃げてるのに!? 無敵じゃないですよ!」

神:「ははは。もちろん、この世には、勝って勝って勝ちまくる意味の無敵もあるでしょう。でも、永遠に勝ち続けることは、なかなか難しいことです。でも、アニキみたいに、バカに徹し、ケンカをしない。こうなると、敵そのものが存在しなくなります

龍:「あ! なるほど!」

神:「敵がいなくなれば、漢字に書くとおり、『無敵』でしょう?」

龍:「たしかに! しかも、平和的だし!」

神:「そうですね。勝ち続ける人生より、敵を作らない人生がいいと思えば、龍もバカになればいいんのです」

龍:「うーん、難しい・・・・・。なんというか、いわゆる、世間体とか・・・、ああそんなことを言う時点でまた恥ずかしい。かっこつけたいんですかねえ、僕は」

神:「かっこつけも大切ですし、これも、正解はありません。性格ですからね。でも、アニキみたいな能力を身に付けるには、今いった、バカ、つまり透明になることは必要になってきますね」

龍:「透明を、なんでも受け入れるって意味と捉えていいでしょうか?」

神:「それもありますが、変なフィルターもないってところもポイントですね」

龍:「なるほど。そうかー。『鎧=フィルター』ですね。たしかに、バカってある意味、恐怖心もないような気がしてきました。怯えるのって、想像しちゃうからですよね、怖い結末を」

神:「そう。失敗を恐れるのは、失敗をイメージするからですよね。ですので、あえてバカになって、失敗を考えずに突き進む、そういうときも必要ですよ

龍:「自分が気持ちいいか、幸せかどうか、で選択を決めればいいんですね」

神:「はい。自分の熱い確信に賭けること。神から見れば、素晴らしい選択です。でも、他人から見れば、それはバカな行為としかうつらないときもありますからね」

龍:「ああ、わかる気がします。・・・・そっかーーー、よし! 僕もバカになろう!」

神:「ははは。でも、それが龍の幸せと思うなら、でいいですからね」

龍:「あ、訂正します。僕もたまにバカになります! というか、普通にバカですけど!」


以上です。

バカになり、敵を作らないことで、勝ち負けもなくなる。つまり「無敵」だということ。難しいことかもしれませんが、忘れないでおきたいお話です。

それにしても、アニキのおかげで、こやって神様と会話ができて、皆さんにその言葉を届けることができるんですものね。

最高にバカなアニキを持てて、僕は幸せ者です。表現おかしいですがニコニコ