ホールAとホールB。 | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは。


龍馬です。


今年も残すところ、今日一日となりました。


・・・まだなんか出来ることないですかね(-公-)


往生際悪くてすみませんm(_ _ )m


今年最後の更新なので、


何を書けばいいのかな?と考えていたんですが、


来年営業を行っていく上で、


はっきりさせなければならないと感じていることを少し書いてみます。


・・・


私は初めてのホールさんにお伺いさせて頂いた時に、


訪問後、ホールをAとBに分けて、その後の方向性を捉えます。


それは以下の2つになります。


A:「社会的規範に則って営業を行っている店」と


B:「市場的規範に則って営業を行っている店」の2つです。


(厳密に言うと、両者を更にA1、A2、A3のように分けますが、ここでは割愛します。)


Aは、「当事者同士(店と客、上司と部下)」の「信頼関係」を基軸として思考している店であり、


Bは、逆に「損得関係」を基軸とし思考している店です。


ここでひとつ断っておかなければいけないのは、


この両者(AとB)は、「ひとつの店舗内において、共存することは出来ない」という事実です。


例えば「A70%+B30%」のバランスの店などあり得ないということです。


存在するのは100対0であり、0対100なのです。


私は、「商売をしている以上しっかり儲けたい。」と仰るオーナーさんに賛同するのですが、


(賛同しないという人も居るが、私はそう思わない。)


問題は、「Aは儲けにつながらない」、「Bは儲けにつながる」という語弊が多くあると言うことです。


結論から書くと、来年に向けてホールは「A社会的規範の構築」を急がなければならないと感じます。


たまに「きれい事を言うな」と言われるのですが(笑)、


それは明らかな誤りであり、正解を言うとそれは、


「きれい事」ではなく「忠告」です。


それはなぜか?


そこに小難しい理屈はありません。


それは・・・「お客さんは、その店がなくても別に困らない」からです。


ですが多くの店は、「自店が行うことに対してお客さんは大いに関心があり、


常に期待している」という誤った認識を持っています。


「自分にとって関心がない店」が、機種構成を変えようが、玉利を下げようが、


スロットを増台しようが、「関心はない」のです。それが現実です。


(そのような施策をもって業績が向上した場合は、それそのものが功を奏したのではなく、


今までのホールマネジメントに問題があったと考えるべき。)


・・・


これから成功する店とは、「その店がなければ、お客さんが困る店」です。


「関心があり期待されている店」です。


遠い昔、パチンコの業界規模は、「縮小されると困る存在」としてお客さんに認識されていました。


ですが今は違います。


お客さんから見れば「なくても困らない店」が数多く存在しています。


そのような店が、お客さんに対して、自己都合の「損得」を持ち出したらどうなるのか。


言うまでもないですね。


繰り返しますが重要なのは、


「儲けたいのなら、お客さんとの関係を改善しなければならない」ということです。


かなり長い道のりになると思いますが、今後も書き続けていこうと思います。


・・・


最後に、今年も最後までこのブログを読んでくださり本当にありがとうございました。


私も日々、ブログを書きながら自分なりに再確認、振り返りをさせて頂いてます。


また、このブログを通して多くの方々と知り合える機会を頂き、


またその機会を通して成長させて頂いていることに感謝致します。


来年が皆様のご家族様、仲間の皆様にとって、


良き一年になりますよう心よりお祈り申し上げます。


来年もどうぞよろしくお願い致します。(礼)




2012年が読者の皆様にとって最高の一年になりますように。




金村龍馬