こんにちは。
龍馬です。
さて、東北遠征です。
１０-０くらいで勝ちたいと思います。（何のこっちゃ）
・・・
今日は、いたって当たり前のことですが、非常に質問の多いことを書いてみます。
この考え方を頭の片隅に入れておくことが、３番店にとって非常に重要だと思うからです。
（玉利の問題に関しては色々な考え方があり、すべての店舗は
置かれた状況が違うため、それは当然のことです。
今日書かせて頂くことがすべての店舗にとって１００％正解であるとは思いませんが、
そんな考え方もあるんだな。と見て頂ければと思います。）
・・・
玉利の心理学。
お客さんは「玉利でお店を選んでいない」というお話を以前もさせて頂きましたが、
その中でほとんどのお客さんは、「パチンコの粗利率は５０％以上との認識を持っている」とも
書かせて頂きました。
最近は、業界紙などでも「ベストプラクティス（業界標準）」という言葉を多く見かけますが、
（ベストプラクティスについては便宜上『業界標準』とさせて頂きますが、
詳しくはぐぐってもらえたらと思います。）
「ベストプラクティス」は常に変化しており、時代錯誤的な「ベストプラクティス」を実際の営業の中で
指針とすることは非常に危険だと言えます。
その時その時の時代の変化（短期間～長期間）を敏感に捉え、
「ベストプラクティス」を追求していくことが重要なのですが、
例えそうであったとしても、３番店がそれに集中することは
「ベストプラクティス」の性質上、あまり有効だとは言えません。
なぜなら「稼動低下をもたらした真の原因」が違うからです。
（もちろん知ることは必要だし、その情報を入手することも困難ではない）
言い換えれば、
「稼動減少の一番大きな原因は、業界標準を把握していなかったから」ではないということです。
「真の原因ではない部分」に貴重な時間を割くことは３番店にとって致命傷になります。
なぜなら３番店のリソースの中で最も有効なのは、「ヒト・時間」だからです。
「真の原因ではない部分」に貴重な時間を割くと、その両方が奪われ、
その効果はマイナスになります。
結論として３番店は、自店の「ベストプラクティス」を構築する必要性が出てきます。
・・・
さて、「玉利」の話に戻りますが、
例えば４円の全国平均玉利が０．１７、自店のそれが０．２５だとします。
これは所謂「取りすぎ」なのか。
結論から言うと「取りすぎ」などという考えは、そもそも存在しないということです。
繰り返しますが、お客さんはその店の玉利を知りません。
お客さんはその店の「価値を勝ちで判断しない」ということです。
パチンコをするには色んな動機があります。
１「ストレスを発散したい」
２「やることがないので時間潰し」
３「好きなキャラクター」
４「コミュニティーとしての役割」
５「待ち合わせ」
６「仕事中のサボリ」
７「夫婦円満の秘訣」
挙げればキリがないですが、人それぞれ動機は違います。
上に７つの例を挙げましたが、よく見るとそれぞれのお客さんが望む価値が異なることに
気付くはずです。
そしてもうひとつ。
それぞれのお客さんが「どのような機種を好み、どのような頻度で来店するのか。」の仮説を
立てることも出来ます。
そしてもうひとつ。
「それぞれの機種の玉利設定をどのように行えば良いのか。」の仮説も立てることが出来ます。
３番店が行わなければならないことは、それらの仮説を立て、実際の営業の中で検証することです。
そこで重要になってくるのは、「それぞれのお客さんの心理を読む」ことです。
言うまでもなく立地や上の７つの客層比率が、それぞれの店では違うので、
当然のことながら、店毎の平均玉利は変わってきます。
「玉利が高すぎて客が離れた」ことが事実なら、
逆に「出せば客は戻ってくる」ことになります。
しかし現状はそうではありません。
「客が離れた原因」は、上記の分析を行っていないからです。
「高玉利」ではありません。
「お客さんが店から離れるすべての原因」は、「お客さんのことを知ろうとしない」ことにあります。
逆に「知る努力」を行い、お客さんが望む価値をピンポイントで提供することが出来れば、
高稼動、０．４０も可能になります。
それが自店の「ベストプラクティス」になります。
３番店店長は、今一度上記について考えて頂ければと思います。
今回も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。(^-^)/
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株式会社 ノウズ
パチンコ店舗コンセプター 金村龍馬
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