本当のES活動1 | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは!


龍馬です。


前回、「店長の時間の使い方」と、「部下育成」についてリンクさせながら書きました。


今回はその「部下育成」と関連する、「中長期的視点に立ってのスタッフ育成」について


書いて行こうと思います。


尚、具体的な業務と関連する「時間」につきましては、


次の機会にもう少し具体的に書いて行こうと思います。


今回書く内容では「スタッフ=社員」として書かせて頂きます。


基本的にスタッフも社員も育成方法に違いはないと思うからです。


・・・


さて、「中長期的視点に立ってのスタッフ育成」。


今後の3番店の運営においては非常に重要な問題です。


なぜなら「スタッフ」は、「接客のため」だけではなく、


「店舗運営のあらゆる要素を向上させるために存在している」からです。


前回、「能力の差はない。あるのは習慣の差だけ。」と書きました。


分りやすく言うと、「3年前に入ったA君」と、「昨日入ったB君」との間に、


「能力の差はない。」と言うことです。


「習慣」がその人の「能力」を育てます。


例えば「3年前に入ったA君」が2年間掛けて出来るようになったことでも、


「昨日入ったB君」が、一週間でマスターすることがあります。


この例は、多くの店長が体験しているのではないでしょうか。


そこには何が「存在」するのか。


「B君に能力があるから。」ではありません。


「A君」は、「まぁ、明日やればいいか・・・」で2年過ぎ、


「B君」は、「絶対一週間でマスターしてやるぞ!」で一週間過ぎただけの話です。


その考え方は、今までB君が培ってきた「良い習慣」から来るものです。


どのような過程を経て自店のスタッフになったかは問題ではありません。


自店に入社後、彼らの「良い習慣」を磨いていくことが、店長の役割となります。


「良い習慣」とは「良い内面の表現」です。


それは、「店長とスタッフのコミュニケーション」によって磨かれていきます。


・・・


「習慣、習慣」と言いましたが、一体「習慣」とは何なのでしょうか。


例えば、毎日「早寝早起き」「読書」「挨拶」などを行なうことは、一般的に「良い習慣がある。」とされ、


逆に、それらを行なわないことは「良い習慣がない。」とされます。


では、なぜ「良い習慣」を身に付けなければならないのか。


「おれは読書なんかするつもりはないよ。」ではダメなのでしょうか。


店長も「読書と接客は関係ないから、そんなことは別にいいよ。」で、いいのでしょうか。


「遅刻さえしなければ、早く寝ようが、遅く起きようがどうでもいいよ。」でいいのでしょうか。


・・・


もう一度、上のA君とB君の話に戻りますが、その両者の決定的な差は何でしょうか。


それは「目的意識の差」です。


「目的意識」とは、「何のために、それを行なうのか。」を意識することです。


「何のために」が明確であれば、B君のようにガムシャラに目標を達成しようとします。


しかし、「何のために」が明確でなければ、A君のように1週間で出来ることを2年掛けて行ないます。


ではA君は「人罪」なのか。


とんでもありません。


「その店で3年も働いている。」という「我慢強い習慣」を身に付けています。


A君について言うなら、


「何のために。が明確でないにも関わらず、3年もそこに居る。」ということです。


別に屁理屈をこねているわけではありません。(笑)


言いたいのは、「A君が、『何のために』を明確に出来れば、すごい力を発揮する。」ということです。


・・・


さて、「何のために。」の明確化・・・


店長がこの問題をしっかりと認識し、スタッフに接することが、


「本当のES活動(従業員満足)」になります。


次回、続きを書いて行こうと思います。


今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。(^-^)/