こんにちは!
龍馬です。
日本海側の皆様、大丈夫でしょうか?
雪かきなど大変でしょうけど、風邪など引かないようお気を付けください。m(_ _ )m
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前回アメンバー記事の中で、「戦略効果」を測定するための計算式を書きました。
「何からやれば良いかわからない。」という3番店店長は、
この「戦略効果」の数値を上げることをまずは考えてみたらどうでしょうか。
「戦略効果」は、前回書いた通り、「数」と「質」です。
競合店の「戦略効果」を数値化し、同じように自店の「戦略効果」を数値化し、
比べて見て下さい。
ここで重要なのは、「正しい数値を出すことが目的ではない」ことです。
「稼動の数値」ばかりを比較すると、「機械代」という話に帰着してしまう可能性が高いので、
それはそれで比較しながらも、
「その他の要素」を比較するための「新しい物差し」を準備するわけです。
単純に今の稼動、来店人数を比べるのは「過去の検証」に過ぎません。
3番店店長が今行なわなければならないのは、「未来への対策」です。
この作業が3番店店長の「戦略化」の入口となります。
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さて、前回の終わりに施策の質に関して、
「あくまでその施策の質が、競合店の中で一番だとお客様に認識された場合」と
書きました。
営業を行なっていく上で、店長はいろんな施策を行ないます。
それをそれぞれ、「競合店の中で一番だとお客様に認識される施策」にするには、
どうしたら良いでしょうか。
まずは、「標準装備」から見直していく必要があります。
前回挙げた例で言うなら、
「1.接客」、「2.店内遊技説明」、「3.一般景品」、「4.出玉感」、「5.設備」などですね。
ここで問題なのは、「5.設備」です。
「設備」は、2つに分けられます。
私は、「直接設備」と「間接設備」と言っていますが、
「直接設備」は、「イス」、「トイレ設備」、「ナンバーランプ」、「店内スピーカー」、「空調」などです。
ここに「遊技台そのもの」も入ります。特に「ハンドル」、「演出ボタン」、「玉発射ハンマー」などです。
これらは、お客様が直接触れて、「快、不快」を判断する設備です。非常に重要な部分になります。
「間接設備」は例えば、「建物そのもののグレード」、「店内外大型ビジョン」、
「休憩室設備の充実」、「飲食店併設」などです。
「間接設備」が充実していない店は、「直接装備」の質を上げてカバーすることです。
「多金種ユニット」、「各台モニター」などは、どちらの設備に入るか微妙なところです。
地域導入比率、その地域でのお客様の認識度も異なるので、一概には言えませんが、
殆どの場合、それらが決定的な来店動機になることは考えられないので、
おおよそ「間接設備」で良いのでは?と、個人的には思っています。
(まぁ、ちょっと、おりこうさんぽく書きましたが、
ぶっちゃけ言うと・・・「ないモンをグダグダ言っても始まらんやんけ。」ということですね。
はい、すみません。m(_ _ )m)
しかし、重要なのは、「直接設備」です。
上の例を見てお分かりのように、「間接設備」に比べ、「直接設備」はさほどお金が掛かりません。
何度も書きますが、私達は「お金が掛かることは効果があること。」だと思ってしまいます。
競合店が、お金を掛けて大きな仕掛けをしてくると、それだけで諦めてしまいます。
しかし、お客様は上で書いたようにすべてを「快、不快」で判断します。
豪華な設備が決して「快」だとは限らず、
逆に、古いモノを一生懸命メンテすることを、「快」と感じてくれるお客様も多いのです。
「1000円の設備」が「100万円の設備」に勝ることもあります。
3番店店長が思っているほど、「間接設備」は自店にとって脅威ではありません。
問題なのは、自店の「直接設備の量と質」です。
そしてそれを生み出す「アイデアの量と質」です。
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以下に3番店の「標準装備」を一部挙げたいと思います。
1.接客の差別化
2.フリンジサービスの差別化。
(遊技時間をより快適に過ごして頂く為の二次的サービス。)
3.コアビジネス推進施策の差別化。
(機種説明、イベント告知、新台案内、カテゴリー説明など。)
4.看板機種の差別化
5.対抗機種の差別化
6.一般景品の差別化
7.店内20~25%の盛況感の演出
8.各カテゴリー別盛況感の演出
9.直接設備の充実
10.効果的なコミュニケーション網の構築
※以上1~10は、すべて後述します。
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上記1~10の説明は後程させて頂きますが、
3番店の店長がまず取り組まなければならないことは、おおよそ上記の項目になるかと思います。
その結果が戦略効果の数値を引き上げ、
すなわちそれが、下値支持線(月最低稼動数)を引き上げることになり、
上値支持線(新台効果)に頼らなくても良い営業の基盤となります。
また、「差別化」を多用しましたが、ここで注意したいのは、
「すぐにマネされる(ミートされる)差別化には何の意味もない。」ことを認識することです。
「マネされない差別化」を行なうことによって、「競合店の中で一番だとお客様に認識して頂く」のです。
この辺りも徐々に書いて行こうと思います。
さて、今から長男坊のサッカー試合をビデオに納めてきます。
帰ってきたら、みっちりミーティングと練習ってことで。(^-^)
今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。(^-^)/