店長VS天性のアーティスト | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは!


龍馬です。


ちょっと遅いかもしれないですが、


ベネズエラ戦0-0ですか・・・(ノ_-。)


決定的瞬間を何度か演出した小笠原なんかも、


ワールドカップでは通用しないでしょうし、


今日本代表に必要なのは、個々のポイントの修正よりも


「決定的な戦略」なような気がしてなりません。(゚ーÅ)


・・・


前回、DMを送るにあたっての「ライフスタイル」の応用方法について


若干書かせて頂きました。


それを成功させる2つのポイントは、


①「店長の覚悟」と、


②「権限分与(社員、スタッフに店長の権限を分け与えること)」と、


書きました。


その理由について書いていこうと思います。


まずは、「①店長の覚悟」についてです。


今日は若干抽象的な説明になってしまうと思います。


・・・


さて、前回説明したようなDMを送った方が良いのか、


また、送らないほうが良いのかは店長個々の判断になると思います。


それぞれの店でその効果はまちまちだと思います。


今から説明する「店長の覚悟」の説明は、このDM例から若干外れ、


まずは、「店長の覚悟」の重要性から書いていこうと思います。


「店長の覚悟」は、何も精神論の話ではありません。


・・・


「店長の覚悟」とは何か。


それは、上の「サッカー日本代表の戦略」の話と重なります。


このブログの冒頭でも書きましたが、


一般的に「強い」と言われている店と、「弱い」と言われている店の決定的な違いは、


「戦略があるか、ないか。」です。


「戦略」を一番分りやすい言葉で説明すると、


「戦略とは10を12ではなく、10を50にする方法」です。


「その戦略は正しいのか?」とは、


「それで10が50になるのか?」ということです。


多くの店長は色々な業務をこなす上で、「10を12にしよう」とします。


端的に言うと、「毎日とにかく頑張る」わけです。


しかし、そこには「戦略がない。」場合がほとんどです。


分っている店長は、「10を50」にしようとします。


戦略を使って。

新台入替、イベント、接客、宣伝広告などすべての施策は、「戦略的」でなければなりません。


「それをどのような方法、告知、タイミングで行えば、それに関連したどの部分が自動的に反応し、


その効果はどれくらい大きいのか。」に焦点を絞るのが「戦略的」な考え方です。


要は「1つを動かす事によって、それに間接的に係わる他の2~3つを同時に動かす」ということです。


「戦略的でない店長」は、「戦略的な店長」の店に勝てません。


指数関数的にその差は広がっていきます。


「戦略的な店長」は、もちろん「頑張る」のですが、それ以上に「考えます。」


「考える時間」がなければ「戦略」は行えません。


この「考える時間」と共に必要なのが、「覚悟」になります。


なぜなら、「10を12ではなく、10を50に」しようとすると、今までとはまったく違った


仕事を行わなければならないからです。


「人間は、今居るが場所が最も心地よい」と言われています。


この話は長くなりますので、ここでは省略しますが、


「仕事の仕方」も同じです。


「今のやり方が一番正しいのではなく、一番やり易くて楽。」なわけです。


「10を12」ではなく、「10を50」にするには、


業務の最適化から人員再配置、社内イノベーションなどかなり大掛かりな「店舗業務改革」が、


必要になります。店長にはそれを行う「覚悟」が必要です。


(それらについては今後説明していきます。)


以上のように「覚悟」なしで、戦略は行えません。


「10を12」にするには、ただひたすら「頑張れば」良かったのですが、


「10を50」にするには、先程も書いたように「頑張る+考える」が必要になります。


さて、では何を「考えれば」良いのか。


・・・


ここで店長は2つについて「考える」必要があります。


①「戦略」のストーリー(1つを行うにあたって、他の2~3からどう効果を得るか)を考える。


(以前、ブログの説明で書いた例としては、「中古機導入」を使って、


「長期育成機種の強化」を図り、さらに同時に「新台入替に興味のない客層を集客する。」こと。


そして、それぞれのコミュニケーションを別々に行い、お客様の支持を得る事。

そこでは「中古機導入」は、もはや主役ではない。)


そして、重要なのが2番目です。


②「誰にやってもらうか」。


①の説明は省略し、②について書きます。


「誰にやってもらうか。」が、最初の説明の「②権限分与」にあたります。


店長業務を行う上で、一番重要なポイントは「時間をどう使うか」です。


当たり前ですが、店長はすべての業務スキルに精通しているわけではありません。


得意なこともあり、苦手なこともあります。


得意な業務は1時間で処理でき、苦手な業務は丸1日掛かったりします。


・・・


さて、DMの話に戻ります。


前回書いた「プロ野球好きな40代の女性に送るDM」は、誰が書けば良いのでしょうか。


これは明らかです。


店長ではなく、「コミュニケーションが好きな女性スタッフ」ではないでしょうか。


なぜ「女性スタッフ」なのか。


DMは、それを書いた人がどのような表情で、何を思いながら書いたのか、


なかなか分りにくいものです。


口頭で伝えるより、「真意が伝わりにくい」わけです。


お客様は「感情」で意思決定を行ないますので、ここは非常に重要なポイントです。


このギャップを埋めることは女性にしか出来ません。


なぜなら男性よりも女性の方が「3倍も共感力が強い。」からです。


上で書いた「コミュニケーションが好きな女性スタッフ」は、


言い換えれば「コミュニケーションが得意」なのです。


DMをどう書いたらお客様にうまく伝わるかが、「考えなくても分っている」のです。


「天性」ですね。


そして、その重要な業務はどこで行なわれるのか。

事務所ではなく、景品カウンターで行なわれます。


これ以上くどくどした説明は不要かと思います。


店長が持っていない「天性の力」を社員、スタッフに発揮させることが、店長の重要な業務です。


スロットの設定、POP作成、チラシ作成、接客指導、新台決定、景品選び・・・


恐らく社員、スタッフの中に1人は上の業務を行なうにあたり、


店長より「天性」を持った人が居るはずです。


(いつもボーッとしてるA君が、実はスロットイベント企画の達人かも知れません。( ̄□ ̄;))


それが出来ればどうなるのか。


店が行うすべての施策、業務、お客様とのコミュニケーションは、


すべて「天性の力」を持った社員、スタッフが責任者として腕を振るうことになります。


すべての業務をこのように動かしていくようにするには、


先程も書いたように、「店長が今行っている業務すべてを見直す」必要があります。


これが「権限分与」と「新しい店長業務」になります。


どちらかひとつだけ行うことは出来ません。2つでセットです。


それは、店長1人が行なうより数百倍、数千倍も効果的です。


店長の仕事とは、「覚悟を決めて、舵取り役に徹する」。


そして、「戦略を練る」ことです。


以上が「店長の覚悟」と「権限分与」になります。


今回書いた内容は、近いうちに詳しく書いて行こうと思います。


・・・


「サッカー日本代表」がW杯ベスト4入りをするために必要なのは、


どんな戦略でしょうか。


んー・・・


色々考えたんですが・・・・


全員にドクター中松のジャンピングシューズを履いてもらうくらいしか浮かびません。(ノ_-。)


次回はアメンバー記事です。


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