新聞紙と炭。 | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは!


龍馬です。


ブログの冒頭に、いつも何か書こうと思ってるのですが、


今日は何も浮かびません。


平和な証拠なのでしょうか。(゜ρ゜)


・・・


本題に入ります!m9( ゚д゚)


前回までブログの書き方、スタンスについて書かせて頂きました。


その前にチラシについても少し書きましたが、


「チラシでの効果は、今のままではアテにならない」。


3番店は「新台、イベントを行う時だけそれを告知するのではなく、


平常時からブログ等を通して自店を知ってもらう方法を探っていかなければならない」。


まとめとしては、このようになるかと思います。


・・・


前回も書きましたが3番店は、


告知において、あたかもスゴイ価値を提供するような文章を書くべきではありません。


人と人の関係で考えればすぐに分ることです。


「おれ、今日スゴイことやるからよー!絶対来てくれよ!来ないと損するぜ?!」


・・・勝手に言ってろ。と思うのが人情ではないでしょうか。


そんなに親しくない人からなら尚更です。


チラシは「説得」ではなく、「提案」でなければなりません。


・・・


さて、効果的なチラシ、共感されるブログを見て見込客が来店してくれたとします。


その見込客は、その瞬間「お客」になりました。


店長は、「いやっほ~!!」と喜んでください。ひとつ壁を越えました。


次にすべきことは何になるでしょうか。


今度は「お客」を「顧客」にしなければなりません。


以前にも書きましたが、「店に来た彼らを見て、すぐにお客だと判断できません」。


ここがクリア出来れば(お客だと判断が付けば)、自店が行う施策の効果は劇的に変化します。


なぜなら、「来店客数を増やすための施策」は、すべて「会員」をターゲットに行われるからです。


その原資は「お客」です。


・・・


「会員以外」の来店は、「たまたま来店した」に過ぎません。


例えるなら、キャンプに行って火を点ける場合の、


「新聞紙」がたまたま来店してくれた人で、「炭」が会員です。


新聞紙だけでも火は点いていますが、それを持続させるためには、


ずっと新聞紙を入れ続けないといけません。


しかし、一旦炭に火が点けば、新聞紙は入れなくてもよくなります。


しかし、炭もその内消えてしまいますので、新しい炭を補充しなければなりません。


(ちょっと話が逸れますが、稼動もあって玉粗も取れる店とは、


ここでの例えに従っていうなら、「まだ火に入れていない炭がたくさんある状態」の店です。


要は、会員数(炭)が多くあり、多少玉粗を取って営業しても、それを体験していない「予備の炭」が


ふんだんにあるため、いつでも修正が可能になるわけです。


こういった店は「取り過ぎ」で急激に稼動が低下することはありません。


結果、そのような店は今日の作業に追われず、長期的な視点で営業が行えます。)


3番店は、今まで新聞紙を入れ続けてきましたが、


今後必要になるのは「炭」、つまり会員です。


「新聞紙」が「炭」になる時、それは「見込客、お客」が「顧客」になる時です。


例えば自店が今日、過去最高の稼動をマークしたとします。


しかし重要なのは「新聞紙と炭の比率」です。


新聞紙を炭に変換する施策が、パチンコ店舗運営で今後最も重要になります。


過去最高の稼動をマークした日にスタッフが一番忙しくしなければならないことは、


「箱を持っていく」ことより、「お客を会員、顧客にする」ことです。


朝のミーティングの内容は、「忙しくなると思いますけど頑張りましょう!」ではなく、


「1人でも多くの会員を獲得しましょう!」になります。


(以前、会員獲得は、お客が進んで登録してくれなければならない。と書きました。


その様な環境(共感、美感、歓迎感)を整えた上で、お客の背中を押してあげることも


必要です。会員を絶対に裏切らないという自信がある場合に限っては。)


・・・


さて、話を戻しますが、「見込客」がチラシ、ブログを見て自店へ来店しました。


これで「見込客」は、「お客」になりました。


お客が来店して「やっぱりいつもの店がいいや」と思ったら最後、


もう一度最初からやり直しです。


いえ、やり直しより難しいと思います。


また「新たな施策」をもって、来店動機を与えないといけないわけですから。


しかも一度失望した「お客」を、「新たな施策」をもって再来店させることは非常に困難です。


「お客」が会員になり、次回来店した時、すなわち「顧客」になった時、


初めて「小さな炭」になります。


「共感」「美感」「歓迎感」以外に、


「お客」に絞って、「彼らに対しての会員促進を行うことが非常に重要」です。


・・・


先程、「初めて来店した見込客」、すなわち「お客」を見分けられれば、


「自店が行う施策の効果は劇的に変化する」と書きました。


次回はその辺りを書いて行こうと思います。


今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。