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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは!


龍馬です。


さてさて、もうすぐプロ野球もキャンプインですね!


今年こそはがんばれドラゴンズ!(^O^)/


最近、地味さ加減はダントツ球界NO1なので、


そろそろ監督は坂東英二で良いのではと思います。(・∀・)


・・・


今回はかなり長いです。気を付けてください。(-_☆)


前回、3番店以下は、


「パチンコユーザー以外の人も巻き込むように書かれているブログ」を


書かなければならないと書きました。


それは、「パチンコユーザーにしか伝わらないブログ」は、

「パチンコユーザーにも伝わらない。」からです。


パチンコユーザーは、「パチンコユーザーである前に人」です。


なので、すべての人々に愛されるブログこそが、


「パチンコユーザーに受け入れられるブログ」になります。


ここでも、そのキーワードは、「共感」になります。


このブログの中でも再三「共感」という言葉を使ってきました。


なぜなら、「共感」が、新時代マーケティングのキーワードだからです。

・・・


「共感」とは、難しく考える必要はありません。


それはユーザーに「あ!そうそう!それなんだよ!」と思わせることです。


そして「共感されるブログ」とは、「ユーザーの立場にならないと見えないものを、


自店が見ようと努力」して、「それを提供したブログ」です。


そして、それを書けるのは、


以前書いた通り、「好感が持てるパーソナリティー」だけです。


パーソナリティーとユーザーが共感し合うと、


ユーザーは、パーソナリティーがいう事をすべて肯定的に受け止めるようになります。

そうでない場合、パーソナリティーが何を言っても、ユーザーは信用しません。


「何を書くか」より「誰が書くか」が重要です。


「好感が持てるパーソナリティー」をちょっとおさらいして見ます。


①正直


②思いやりがある。


③やさしい。


④控えめ。


⑤心配りが出来る。


⑥やる時はやる。


⑦努力家。


⑧明るい。


⑨面白い。

・・・


「ユーザーと共感し合う」ことが重要だと書きましたが、


具体的には、もうひとつ重要なことがあちます。


パーソナリティーは、「唯一信頼のおけるホール側の業界アドバイザー」でなければ


ならないということです。


言い換えれば「ユーザーの味方のホール関係者」です。


ユーザーにそう認知された時、「新台、中古を問わず、自店が導入した機種の稼動」、


「自店が開催するイベント稼動」は、今より確実にアップします。


しかも、それが今までより数日間長く続く傾向が現れます。


なぜなら、ブログは、

「24時間無休」であり、「口コミ効果」があるからです。


先程の「あ!そうそう!それなんだよ!」と同時に、


「へぇ~、そうなんだ~・・・」が、必要となります。

・・・


例を挙げてみます。


ここでは、分りやすく「新台入替の前日ブログ」を見てみたいと思います。


現状3番店以下の店は、一番店ほど新台を入れられません。


一番店のブログに、「これは打つしかない!乞うご期待!」と書いてあったとします。


この時、自店は中古機種を導入するとします。


こんな場合、自店はどのようなブログを書いたら良いのでしょうか?


ここでのポイントは、「競合店を競合と思わない」ことです。


実際自店は「新興ホール」を目指しているので、


「既存ホール」は競合ではありません。


ここは非常に重要です。


どの施策もそうですが、3番店以下はこのスタンスを崩さないことです。


「一番店に対抗しよう」とするから負けるのです。


そして「やる気をなくし」、「何をしても無駄」と思い始め、「何もしなくなる」のです。


・・・


話を戻します。


3番店以下の場合、どう書けば良いのでしょうか。

「中古機は安いから出玉で還元出来る!」は大NGです。


以前から言っているように「出玉の量」で競合に勝てるわけがありません。


嘘つきになってしまいます。


しかもそれは「説得」であり、「競合店に対抗した発言」です。


この条件の場合、どう書いたらユーザーに共感されるのでしょうか。


・・・


ここでは、例として自店のパーソナリティーを以下のように設定してみます。


「○○県で一番パチンコに詳しい、元パチプロで社員暦3年の24才の女の子、ポランちゃん」


(ポランはウチの飼い犬です。良い名前が浮かばなかったので・・・(・∀・))


もちろん店長が書いても構いません。(実際は、その場合の方が多いかと思います。)


「こんにちは!ポランです。(*^▽^*)


先日パチンコメーカー○○さんの展示会に店長とCR○○を見に行ってきました!


が・・・!(^_^;)


私には、どー見ても同じMAXタイプならCR○○より、今設置中のCR△△の方が


面白いんじゃないかと思ってしまって(;^_^A


なぜかと言うと・・・(説明。「信頼出来るアドバイザー」の腕の見せ所。)


なので、そのことでスタッフ全員いろいろ意見を交わした結果、


今回はCR○○は見送って、その代わりCR△△の良さをもう一度アピールするイベントを


したいと、店長に提案しました。店長はCR○○を入れたそうでしたけど・・・(^_^;)


新台のCR○○は、近隣のA店さんに導入されていますので、


興味のある皆さんは、そちらを覗かれてから、その後、出来ればウチに来てください(^_^)v


あ、ウチは新台ではないですけど、高い評価のわりにこの辺りに導入されてない、


CR☆☆を導入しま~す!o(^▽^)o


それから、ポランから皆さんにお渡ししたいものがありますので、


お昼の2時くらいには来てくださ~い!(^-^)/

あ、それと昨日のブログの答えですが・・・ホワイトボードに!(≧▽≦)」


(すみません。これが40のおじさんに書ける精一杯の女の子の文章です。m(_ _ )m)


・・・


このブログによって得られるメリットは以下の通りです。


①近隣のA店に新台が導入されていることは、既に殆どのユーザーは知っているので、


自店にとってのマイナス要素にはなりません。長期的戦略で考えた場合、このような文言は


ユーザーとの信頼関係を構築します。


②中古導入機種そのものに焦点を当てるのではなく、「それに関わる価値」に焦点を当て、


「モノ」を「コト」に変換する。


③当日、告知した機種を打ってくれている客層は、


「自店のファン、若しくは自店のファンになりつつある客層」である。


その客層を「ワンランク上の客層」に誘う手段(昼2時サービス。目的は口コミ)として、


「中古機導入を利用する。」


④元々新台に興味がない客層、すなわち自店のターゲットには効果的。


自店のターゲットが、それに共感する、「新たな自店のターゲット」を呼ぶ。


⑤「自店の新台入替日の目玉は長期育成機種のイベント」というスタンスを


ユーザーの頭の中に植え込む。これにより「新台入替のジレンマ」から50%は解放される。


そして、何より重要なメリットは・・・


⑥「このブログから自店のストーリーが始まる。」ということです。


・・・


ブログには「連続性」がなければいけません。


「連続性」=「ストーリー展開」です。


それは例えば、


「昨日書いた、お昼2時のサービスですが・・・」


「昨日紹介した、○○屋さんの△△ケーキですが・・・」


「昨日告知したイベントですが・・・」


「昨日紹介したあの映画ですが・・・」


「昨日紹介したウチの主任ですが・・・」などです。


「連続性」を持たせることによって、「自店へ来店したことのない客」も、


毎日ブログを読むことによって、「毎日自店へ来ているような錯覚」を起こしやすくなります。


上の恥ずかしいブログの例で言うなら、


「それから、ポランから皆さんにお渡ししたいものがありますので、

お昼の2時くらいには来てくださ~い!(^-^)/」と、


「あ、それと昨日のブログの答えですが・・・ホワイトボードに!(≧▽≦)」になります。


前者を「予告発表」、後者を「結果発表」と言います。


この2つを毎回ブログに盛り込むことが重要です。


・・・


さて、現実の世界に戻ってみます。


上記のブログを読んでも、「新台」が好きなユーザーは、


競合A店へ行きます。(既存ホールでのイノベーター、オピニオンリーダー)


以前書いた通り、その客層は元々自店のターゲットではありません。


しかし、その客層が普段自店へ来店していなくても、ブログのファンになった場合、


自店と競合A店が「同じ新台」を導入した場合、


その客層ですら、自店へ来店する確率は今までより大幅にアップします。


それは、ユーザーは「モノが提供する価値が同じだと判断した場合、


それに付属するコトが充実している方を選ぶ」からです。


・・・


ブログを書く上で、ひとつ気を付けなければならないことは、


「炎上」です。


「炎上の原因」は、「ウソと自作自演」です。


しかし、ブログを書く人が「お客様との信頼関係」、「お客様との共感」を


常に意識し、「好感の持てるパーソナリティーの性格」を守っていれば、


炎上することはないでしょう。


・・・


最後に、今から店舗ブログを始められる店長は、


「超話題なブログ」を目指すのではなく、「心温まる、信頼出来るブログ」を


目指してください。


それに引きつけられた「心優しい客、善良な客」が自店へ来店してくれます。


その客は他でもなく「新興ホールのターゲット」です。


是非頑張ってチャレンジしてみてください。


今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。(^-^)/