「モノ」と「コト」では大違い | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは!(^-^)/


龍馬です。


今回は、「離脱率の管理方法」について書こうと思ったのですが、


前回、すごく大事な事を書かずにスルーしてしまったので、


それについて先に書こうと思います。


・・・


「すべての施策を競合と同じモノを、競合と違うコトのように感じさせるように行う」についてです。


これはどのように考えればいいのか。


特に難しい問題ではありません。


それは、「すべての施策をモノではなく、コトで考えること。」


「モノよりコト」です。


例を挙げてみましょう。


「自分の誕生日の日に、娘がくれたタンポポ」


「田舎の母が送ってくれた靴下」


「冬の出張の時に、嫁さんがカバンの中に入れてくれるホッカイロ」


「父親がくれた愛用の果物ナイフ」


「師匠がくれたスケジュール手帳」など。


いかがでしょうか。


私たちは、いつも「モノ」を使ってお客様にアピールしようとします。


例えば上で挙げた「靴下」。


景品で「先着100名様に靴下プレゼント!!」とか、やってしまいますよね。


お客様の視点に立った時、そのサービスはどうなんでしょうか。


こうして、お客様がよく言う「3万円の靴下」が誕生します。


「3万円の靴下」は、非好意的な口コミを生みます。


しかし「靴下」を「コト」で表現したらどうなるでしょうか。


それを手にしたお客様は、好意的な口コミの発信源になります。


・・・


本来「モノ」である「新台入替」を、「コト」で表現するとどうなるでしょうか。


「新台入替」を「コト」で表現出来る様になれば、「モノ」である「新台」に頼らなくなります。


なぜなら「コト」をマスターすれば「中古機」で十分だからです。


そのような営業をしていると「コトを重視する」お客様が増えていきます。


言うまでもなく、それが「新興ホールのターゲットの方々」です。


「モノ」を「コト」に変換するスキルが、今の店長には求められます。


それがすべてだと言っても過言ではありません。


これが、「競合と同じモノを、競合と違うコトのように感じさせるように行う」方法です。


一度、みんなで考えてみたらいかがでしょうか。


「新興ホール」の会議の中心議題はこの問題になるハズです。


4パチがダメだから1パチ計画?


「モノ」を「コト」に変えれば、十分4パチでやって行けます。


・・・


さて、本来書く予定だった「離脱率の管理方法」について少し書き、


続きは次回に持ち越したいと思います。


「離脱率の管理方法」は、私なりに作った仮説なので、正直、正しいかどうかは分りません。


しかし、「物差し」がなければ、現状の施策が思った方向へ行っているのかどうか、


まったく掴むことが出来ません。


私たちの商売で一番厄介なのは、


「一日の来店人数が正確に把握出来ないこと。」です。


その上、飲食業などで営業の軸となる「客単価」も図れません。


言い換えれば、「測定できない要素」が多すぎるのです。


なので、明日何とかお客様に来てもらおうと「チラシをバンバン蒔く」訳ですが、


その「チラシ」による効果も「測定出来ません。」


私たちは目隠しをしながら営業をしているようなものです。


そういう営業手法では、もはや限界があるため、ひとつの「物差し」を用意します。


その数字が上がればOK、下がればNGというものです。


もう「今日の稼動数」で良し悪しを判断するのは止めた方が良さそうです。


3番店は、効果的に無駄なく来店客数を増やすことが求められています。


なぜならくどいようですが、時間がないからです。


ちょっと中途半端になってしまいましたが、


次回、「離脱率の管理方法」について書いていこうと思います。


今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。