3番店以下の店のポジショニングの決定 | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは!


龍馬です。


ウチの近くのスーパーにスケート真央ちゃんが出没します。


機嫌が良い時は、床を滑ってた。なんて目撃情報があります。


彼女もまだ子供ですもんね・・・ん?もう大人か?(-公-;)


・・・


さて、前回まで「ポジショニング」について書いてきました。


「うまい、安い、早い!」


「盗塁を100%刺すキャッチャー」など。


今回はパチンコ店舗運営における「ポジショニング」をどうやって創り上げていけばいいのか。について


書いていこうと思います。


一番最初に「ポジショニングとは、ストーリー系+出玉系」と書きました。


ここで言う「出玉系要素」は、「機種名を挙げる」と言う事ではなく、


「いつ、誰に、どうやって遊技してほしいのか」を明確にする事です。


お客様側から言うと、


「この時に、私が、これを打てば、周りの店に行くより何か良い事がある。」と思わせる事です。


それは一体どういう事でしょうか。


それは以下の切り口から成り立ちます。


切り口は大きく3つに分けられます。


1.属性


①性別(男性・女性)


②職業(主婦・サラリーマン・学生・夫婦)


③年齢(18~25~35~45~55~)


④地域(○○町、○○市、○○区など)


2.時間


①時間帯(開店時、昼ピーク、夜ピーク、閉店時など)


②曜日(月~日)


3.機種


①パチンコorスロット


②カテゴリーエリア(海、MAX、甘デジ、ミドルなど)


③指定機種(海、牙狼、花の慶次、エヴァなど)


④貸し玉特性(1円~4円、5円~20円)


・・・


例えば「時間帯(昼2時)」で考えてみましょう。


一番店が毎日2時にあるサービスを行っていたとします。


しかし自店が「2時」をポジショニングの中で明確にした場合、


一番店と同じサービスを行っても「2時の特別感」は自店のモノになります。


(くどい様ですが一番店以上か、又は同等のパフォーマンスが必要になるのが条件です。)


ポジショニング無きサービスは無意味なのです。


では、「時間帯(開店時)」で考えてみましょう。


会議等でもこういった会話が出てくると思います。


「開店時間に、朝から来てくださってるお客様に何かサービスをしよう。」・・・


例えば開店時に「お茶」を配ったとします。


これも、「ポジショニング無きサービス」です。


一生懸命やっているかも知れませんが、まったく意味はありません。


なぜなら、そのサービス単体を行っても「ポジショニング無きサービス」に加え、


以前書いた通り、「単体サービスは来店動機が0」だからです。


お客様に配っているのが「お茶」だとしたらサービスにはなりません。


それでは「ポジショニング」を「開店時」に設定出来ません。


しかし、お客様に配っているのが「お茶」ではなく、「今日一日頑張るための元気」であるなら、


充分「ポジショニング」を確立出来ます。


「お茶」だけで、「今日一日頑張るための元気」は提供出来ません。


自店の「ポジショニング」を「開店時」にするなら、、「今日一日頑張るための元気」を提供する為に、


複数のサービスを組み合わせて行う必要があります。


「サービスの組み合わせ方」に関しても後述。


(余談ですが「お茶無料サービス!」もいけません。


わざわざ自宅に遊びに来てくれたお客様にお茶を出す時、「無料です。」とは言わないでしょう。


何万円も負けたお客様が帰り際に「お茶無料サービス!」のPOPを見て、


「もう二度と来るものか。」と思うのです。)


・・・


さて、今何気なく2つの「時間帯」の例を挙げましたが、


「ポジショニング」は、上に挙げた「3つの切り口」を融合させて創ります。


その時注意しなければならない事は「融合は3つまで」を守る事です。


例えば、


「男性」+「サラリーマン」+「金曜日」


「主婦」+「海」+「昼2時」


「夫婦」+「日曜日」+「甘デジ」等です。


しかし、これを読んでいる皆様の中で、こんな疑問が湧いてくるものと思います。


「ターゲットと時間と機種を絞ってしまうと、それこそ商売の範囲が狭くなる。」・・・


・・・


一見、ターゲットを絞っているように見えますが、「お客様の認識」は違います。


「海」に対してのサービスを謳っていれば、それを見たお客様は


「海がそうなら、他の機種もそうであるはずだ。」と考えます。


「サラリーマン」に対してのサービスが充実していれば、


その他のお客様たちは、「私たちにもそう接してくれるはずだ。」と考えます。


「サラリーマン」を謳ったからと言って、「主婦」は競合店に移動したりしません。


問題なのは・・・


①「何も謳わなかった。」場合と、


②「ポジショニングを明確にしたが、コンセプト倒れになっている。」場合です。


前回も書きましたが、「ポジショニング」を明確にしたら、「お客様が120%満足する」施策と


同時に行わなければなりません。


「100%満足」は、単なる「サービス」です。


それはお客様にとって「普通」です。一番店と何ら変わりません。


このブログの始めの方に書いた「顧客」を「ひいき客」にするには、


そこから「オピニオンリーダー」による「口コミ」が発生する、お客様の予想を超えた、


「120%満足」でなければならないのです。


次回は、まとめと共に、


「ポジショニングによる120%満足を提供する為のサービスの創り方」について


書いていこうと思います。


尚、次回のブログは当分の間、アメンバー限定記事とさせて頂きますので、


アメブロを行っていない方々も、もし興味を持って頂けましたら、


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今日も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。(^-^)/