こんにちは!
龍馬です。
おー!
ウワサの新台が、な、な、ななまんかどー・・・
さて、今後さらにどう集客するか、腕の見せどころですなー(-_☆)
・・・
今日は、「ポジショニング」についての説明をもう少し書いていこうと思います。
最近のパチンコ業界での「ポジショニング」の例を挙げてみましょう。
まずは低玉貸しについて。
1円パチンコがまだ導入され始めたばかりの時、お客様はビックリしたと思います。
何せ「玉貸個数が4倍」なのですから。
まさに予想外価値です。
したがって「1パチ」「2パチ」「5スロ」なども当初は、
ひとつの「ポジショニング」だったと思います。
(残念ながら、単なる「差別化」はポジショニングにはならないので、
もはや「1パチ」「2パチ」などは「ポジショニング」にはなりません。)
「2パチ」があまり認知されない理由が一般的には
「お客様は2パチを打つくらいなら4パチを打つ。」という一言で片付けられていますが、
実は「2パチ」を実施している店のほとんどは「2パチのポジショニングが明確でない。」のです。
「2パチそのものに原因がある。」のではなく、「2パチのポジショニングの取り方」に問題があるのです。
一般的に「スウィートスポット(需要)は両極にある。」のがセオリーなので、
パチンコで言えば「1円」と「4円」になりますが、これらがなぜスウィートスポットになるかと言うと、
「ポジショニングを明確にし易い。」からに他なりません。
(景気が悪くなると、まずは「中間層商品」の需要が減り、
その次に「両極商品」の需要が徐々に減ってきます。
その理由は「両極商品」は「ポジショニングが明確」だからです。
景気が悪く、買い物を控えるようになっても、「必要である。」と感じている物は買うのです。
言い換えれば「必要であると感じる。」=「ポジショニングが明確である。」のです。
パチンコも同様です。昨今のミドルタイプの稼動低下がこれにあたります。)
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前回、「良いポジショニング」は口コミになると書きました。
「ポジショニングの打ち出しにくい2パチ」は、口コミが広がりません。
「2パチ自体が問題」なのではなく、「2パチはポジショニングを明確にしくいのが問題」なのです。
「右脳的発想」ではそう捉えます。
若干話が逸れますが、
「4パチが弱く、しょうがなく1パチを始めた店」は沢山あるかと思います。
それでうまくいっている店は良いのですが、
「1パチもダメか。今度は0.5パチしかないな・・・」と考えてるホールも沢山あるかと思います。
もし「4パチ時代」にポジショニングが明確であれば、
そもそも「イヤイヤ1パチ」にする必要はありませんでした。
同じようにもし今後、「本当は1パチを継続したい」と思っているなら、
0.5パチを念頭に置くのではなく、「1円のポジショニング」をしっかりと構築すべきです。
なぜなら、「最終的には0.1パチですか?」という話になってしまうからです。
(逆に言うと「ポジショニング」を明確にすれば「1パチ」から「4パチ」への回帰も可能になります。)
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そもそもパチンコ店運営では、「商品での差別化」は不可能です。
極端に言うと、「一番店と同じ機種構成にすることは可能」なのです。
(諸々の条件はあるが、物理的には可能。)
なのになぜこれ程の集客の開きがあるのでしょうか。
なぜ一番店の牙狼は満席なのに、自店の牙狼には一人の客も居ないのでしょうか。
私は今まで散々「3番店以下は、わからないからお客様が来ない。」と書いてきました。
そのために「自店のストーリー」、「自店のパーソナリティ」、そして「自店のポジショニング」を
明確にしなくてはならないと書きました。
「ポジショニングの明確化」とは、
「競合店と同じ機種を、あたかも競合店とは違う価値があるかのように
お客様の心の中に植えつける。」方法です。
この考え方が「新興ホールでの出玉系施策の軸」となります。
では今までの「既存ホールでの出玉系施策の軸」とは何だったのでしょうか。
それは「競合店と同じ機種を、競合店より強く煽る。」です。
その主導権は今現在、一番店が握っています。
一番店のその武器は「群集の心理」です。
しかし3番店以下の店には「群集の心理」という武器はありません。
3番店以下が本来取らなければならない「ポジショニング」とは、一体どのようなものなのでしょうか。
次回も「ポジショニング」について書いていきたいと思います。
今日も最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。