パチンコファンの普遍価値15項目 | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは!


ロイです。


先日の記事の中で、「!」について書きました。


弱虫コーチさんとアットワークさんからそれについてのコメントを頂きましたので、


若干補足したいと思います。


「!」は所謂「プッシュ(押す)型」です。


逆を「プル(引く)型」と言います。


後に書いていく「ブランディング」の中で「信頼度」というキーワードが出てきますが、


「!」が一概に悪い訳ではありません。


しかし、その使い方として「店側が言いたいことを伝える」ための「!」はいけないと言うことです。


逆に「お客様にとってその情報が有益だと、自信を持って言える場合」の「!」は使うべきです。


その条件としては、「お客様がその行動を取った時、100%信頼度が増す。」場合に限られます。


例えば「出玉系イベント」のPOPに「!」を使った場合、


もちろん100%のお客様が勝つとは考えにくいので「!」を使うべきではないと思います。


しかし、そのイベントにお客様が納得できる圧倒的な出玉感があった場合、


そのお客様が負けても「!」には納得します。(人によりますが。)


この場合の「!」を使える店は一体どれ位あるでしょうか。


3番店以下ではほぼ皆無だと思います。


後に書きますが、「ブランディング」とは、「お客様の価値観を基準」に構築するものです。


従って、「店側の価値観を基準」にする全ての行為はブランディングどころか、


営業自体を衰退させます。


ちょっと補足が長くなってしまいました。


・・・


正直、「ブランディング」について書こうとした時、


どう書くべきか非常に迷うところがあります。


「ブランディング」という概念はポピュラーなものになってきましたが、


「概念」や「理論」を謳っても、恐らく3番店以下の店はよくならないだろう。という考えがあるためです。


なぜなら「概念」や「理論」は、現場で「使えない」からです。


「知っている事」と「出来る事」は違うと思うからです。


大金を叩いて、外部から助っ人を呼んでも店が良くならない原因はここにあると思います。


なので、極力「現場での行動」を意識した書き方をしていこうと思います。


・・・


前回ブランディングとは、「愛される企業文化の創造」と書きました。


非常に抽象的な書き方です。


「誰に愛されるための文化を創るの?」


その答えを「お客様全員」とした場合、大変なことになります。


なぜなら以前、人間の全ての認識は異なる。と書いた通り、


全お客様に肯定的な認識を持ってもらうのは不可能だからです。


しかしだからと言って現実問題、ある特定のターゲット


(ヤング、ミドル、シニア等の区分け)を営業対象として設定した場合、


売上ソースはかなり狭くなります。(地域性にも依りますが)


ではどうすればいいのでしょうか。


・・・


ここで提唱したいのは、


「パチンコファンの普遍価値15項目」です。


これは以前書いた、どうやって「潜在客をひいき客へ」押し上げるために、


「予想外価値」を提供し、「オピニオンリーダーを自店の営業マン」に育てるのかという問題とも


リンクしてきます。


「パチンコファンの普遍価値15項目」は、「すべてのファンに共通している価値観」です。


端的言えば、「みんなが望んでいること」です。


それを「お客様を自店のファンにする」ために行っていく、いろいろな施策の基準にすることです。


「ブランディング」を行っていくための第一段階と言えると思います。


では、それらを挙げてみたいと思います。


1.信頼性


2.誠意ある対応


3.機種構成


4.スピード処理


5.限定


6.帰属意識


7.遊び心


8.行動力


9.デザイン性


10.チャレンジ


11.こだわり


12.現実逃避


13.環境問題


14.社会活動


15.お得感


前回、「マーケティング発想がある状態」として5項目を挙げましたが、


上の15項目が、その5項目の施策を行うベースになります。


・・・


少しややこしいので、まとまると、


「ブランディング」とは、


1.「愛される企業文化の創造」のために、


2.「まず、すべてのお客様に愛されるベースを創る。」


3.「そのベースの上ですべての施策を行う。」


という事になります。


でもここで終わりではありません。


3番店以下の店は、さらに一歩進んだ考え方が必要です。


次回は、「3番店以下の店は現実的に、誰をターゲットにするべきか。それはなぜか」について


書いていこうと思います。


今日も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。