「お客様」としての概念2。 | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは!


ロイです。


ついにやりました。


落としたパンを拾って食べることに、あまり抵抗がなくなりました。


長い道のりでした。ありがとうございます。


・・・


今回も、「お客様としての概念」についてもう少し書いていこうと思います。


前回、「お客様の分類」「顧客の離脱原因」について書きましたが、


今回は「客離れの割合」について書こうと思います。


・・・


1年間、「お客様に自店の新しい価値を提供出来なかった場合」、


どれ位のお客様が自店から離れていくのでしょうか。


「20%」と言われています。


なので、5年間そういう状態が続けば来店客数は0人になることになります。


逆に、5年前に比べて来店客数が増えている場合、どういう事が言えるでしょうか。


「新規客数率」が「客離れ率」を上回ったのでしょうか。


答えはノーです。


結果だけ言えば、「客離れ率」が低かったのです。


※1パチの実施、リニューアルなど、お客様の流動が大きい場合はまた違ってきますが、


あくまでそういう事がなかった場合を想定しています。


先程書いた、「年間20%の客離れ」を起こしている店は、


「新規獲得率」を20%以上上げ、来店客数を増やすことは不可能なのです。


なぜなら、


「お客様が20%も離れる理由がある」=「新規客が来ない理由がある。」=「来店客数減少。」だからです。


すなわち逆を言えば、


「お客様が離れない店には、新規客が集まる。」のです。


「現在来てくれているお客様」と「新規のお客様」への営業施策を、


まったく違うものにする必要はないワケです。


※宣伝広告の話ではなく、あくまで店の施策の話です。


この辺はかなり複雑なので、後に書いていく「新興ホールの具体的な作り方」の中で


書いていきたいと思います。


・・・


先程「お客様に自店の新しい価値を提供出来なかった場合」と書きました。


この問題は、自店単独の問題ではありません。


例えば、競合店が何か新しい価値を見出した時、自店がそれを下回る新しい価値を


お客様に提供しても、お客様にとっては「新しい価値」にはならないのです。


なので、「20%の客離れ」を防ぐ事自体、並大抵なことではないのです。


ここでもまた、「既存ホールの中では戦えない」ことが、明確になってきます。


・・・


もうひとつ。


「客離れを防ぐ」費用は、「新規獲得」の費用の1/5だと言われています。(5:1の法則)


「既存ホール」は、「新規を獲得するため」に、多額の無駄な費用を使います。


「新興ホール」は、「客離れを防ぐため」に、少額の有効な費用を使います。


・・・


なかなか「人としての概念」に行けないのですが、


「お客様としての概念」についてもう少し書かなければならない事がありますので、


しばらくお付き合いいただければと思います。


今日も最後までお付き合い頂きまして有難うございます。<(_ _)>