パチンコ店における顧客のマインドシェア。 | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは。


ロイです。


今日は、出勤する前、ペットの亀「亀村」と「亀子デラックス」の2匹にエサをあげるのを忘れて、


出勤してしまいました。気が気じゃないです。


そんな精神状態が思わしくない中、今日も書いていこうと思います。


前回、「市場シェアの獲得」と「顧客のマインドシェアの獲得」と書きました。


今日は、「パチンコ店における顧客のマインドシェア」とはなにか?について書きたいと思います。


「顧客のマインドシェアを獲得する。」とは、どういった意味でしょうか。


それは、「顧客を自店のファンにしてしまう。」ということです。


店の台数規模、新台規模、設備規模などでの競争(同じ土俵での競争)を避けて、


それ以外の施策を使って、「顧客を自店のファンにしてしまう」のです。


ここで注意すべきは、「なってもらう」ではなく、「してしまう」です。


少々強引です。


「なってもらう」のを待ってては戦略は実行できません。


なぜなら「なってもらう」は、依存型だからです。


「してしまう」は、自立型です。決意が大事ですw


では、どうしたらお客様は「自店のファンになってしまう」のでしょうか。


まず始めに「お客様とのコミュニケーション」について考えたいと思います。


ここでの「コミュニケーション」とは、店内販促、折込広告、DM、ラジオCM、テレビCM、その他の


すべての媒体を含みます。


・・・


ここでは、店内販促物を例にとって見てみようと思います。


①「当店では遊技台を大切に使います。無駄な入替はしません。」


②「当店ではイベントを行いません。毎日どの機種も楽しくご遊技していただけます。」


③「当店では、本当に必要な設備だけを導入し、出玉で還元します。」


④「当店は、規模は小さいですが、お客様に真心で接します。」


・・・


いかがでしょうか。


なにやらお客様に訴えてますけど、効果の程はどうなんでしょうか。


一見、「店のファン作りの一環」のようにも見えます。


しかし、これらはほぼ効果がないどころか、折角のファンを店から引き離します。


その理由は。。。


これらは、お客様を「説得」しようとしているからです。


お客様に限らず人間は、「説得」されるのを嫌がる動物です。


自分の意思ですべての自分の行動を決めたいのです。


上の①~④の販促物に対して、お客様は何を思うでしょうか。


①に対して。。。


「新台入れられないんなら、そう言えよ。」


②に対して。。。


「毎日、どれも出てないじゃん」


③に対して。。。


「ナンバーランプくらい変えてくれよ。」


④に対して。。。


「真心はいいからさー。。。もっと出せないの?」


・・・


「お店のファンを作るため」に謳ったことが、離脱者を生んでしまうのです。


これらを謳わなかったら、お客様はこういったネガティブな感情も持たなかったでしょう。


まさに、「お金を使って、お客様を店から追い出した」のです。


「出玉で還元します。」と言っても、60~70%の人は負けるのがパチンコです。


・・・


先程、「説得」しようとしたから嫌われる。と、書きましたが、もうひとつ原因があります。


それは。。。


「すべてウソ」だからです。


「そうしたくてしてるワケではない。」のに、「そうしたくてしてる。」ように書いているからです。


お客様はすべて見破ります。


お客様は「自分が思っていること(認識)と、店が謳っていることが違う」と、


「行きたくない店」のレッテルを貼ります。


すみません。


途中ですが、やっぱり亀にエサやってきます。


次回は、その辺をもう少し詳しく書いてみたいと思います。


お付き合いいただきまして、ありがとうございました。