こんにちは。
ロイです。
今日は、出勤する前、ペットの亀「亀村」と「亀子デラックス」の2匹にエサをあげるのを忘れて、
出勤してしまいました。気が気じゃないです。
そんな精神状態が思わしくない中、今日も書いていこうと思います。
前回、「市場シェアの獲得」と「顧客のマインドシェアの獲得」と書きました。
今日は、「パチンコ店における顧客のマインドシェア」とはなにか?について書きたいと思います。
「顧客のマインドシェアを獲得する。」とは、どういった意味でしょうか。
それは、「顧客を自店のファンにしてしまう。」ということです。
店の台数規模、新台規模、設備規模などでの競争(同じ土俵での競争)を避けて、
それ以外の施策を使って、「顧客を自店のファンにしてしまう」のです。
ここで注意すべきは、「なってもらう」ではなく、「してしまう」です。
少々強引です。
「なってもらう」のを待ってては戦略は実行できません。
なぜなら「なってもらう」は、依存型だからです。
「してしまう」は、自立型です。決意が大事ですw
では、どうしたらお客様は「自店のファンになってしまう」のでしょうか。
まず始めに「お客様とのコミュニケーション」について考えたいと思います。
ここでの「コミュニケーション」とは、店内販促、折込広告、DM、ラジオCM、テレビCM、その他の
すべての媒体を含みます。
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ここでは、店内販促物を例にとって見てみようと思います。
①「当店では遊技台を大切に使います。無駄な入替はしません。」
②「当店ではイベントを行いません。毎日どの機種も楽しくご遊技していただけます。」
③「当店では、本当に必要な設備だけを導入し、出玉で還元します。」
④「当店は、規模は小さいですが、お客様に真心で接します。」
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いかがでしょうか。
なにやらお客様に訴えてますけど、効果の程はどうなんでしょうか。
一見、「店のファン作りの一環」のようにも見えます。
しかし、これらはほぼ効果がないどころか、折角のファンを店から引き離します。
その理由は。。。
これらは、お客様を「説得」しようとしているからです。
お客様に限らず人間は、「説得」されるのを嫌がる動物です。
自分の意思ですべての自分の行動を決めたいのです。
上の①~④の販促物に対して、お客様は何を思うでしょうか。
①に対して。。。
「新台入れられないんなら、そう言えよ。」
②に対して。。。
「毎日、どれも出てないじゃん」
③に対して。。。
「ナンバーランプくらい変えてくれよ。」
④に対して。。。
「真心はいいからさー。。。もっと出せないの?」
・・・
「お店のファンを作るため」に謳ったことが、離脱者を生んでしまうのです。
これらを謳わなかったら、お客様はこういったネガティブな感情も持たなかったでしょう。
まさに、「お金を使って、お客様を店から追い出した」のです。
「出玉で還元します。」と言っても、60~70%の人は負けるのがパチンコです。
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先程、「説得」しようとしたから嫌われる。と、書きましたが、もうひとつ原因があります。
それは。。。
「すべてウソ」だからです。
「そうしたくてしてるワケではない。」のに、「そうしたくてしてる。」ように書いているからです。
お客様はすべて見破ります。
お客様は「自分が思っていること(認識)と、店が謳っていることが違う」と、
「行きたくない店」のレッテルを貼ります。
すみません。
途中ですが、やっぱり亀にエサやってきます。
次回は、その辺をもう少し詳しく書いてみたいと思います。
お付き合いいただきまして、ありがとうございました。