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このリハビリに気がついたのは、
まずは脳梗塞になった人が
同じ形で麻痺の形を出してくるっていう、
それを見て
「あれ？どうしてそうなんだろうな？」
って実は思ったんですね。
見てくると、揃いも揃って、
肩口を伸ばしているような
ことになっているので、
脳梗塞とか
そういうところに携わっているドクターに、
実は脳梗塞になる前に
何か症状があったのかって、
ちょっと尋ねたんです。
そしたら驚くことに、
ほとんどの人が脳梗塞になる前に、
得体の知れない腕の痛みを抱えているんです。
あ、それで多分、
これ脳梗塞になってこうなったのは、
二度と起きないように自衛本能で
この肩口を伸ばしているんじゃないかな？
って実は考えたんですね。
それで、あ、だったら、
この、ここを伸ばすように、
内側に曲げて、縮んでいる側に
曲げたらどうなんだろう？
っていうふうに曲げてみたら、
あっという間に指も開いて
腕も開放してきたんで、
これは間違いないな
っていうふうに実は思って
それから臨床が始まったんですけどね。
今や、本当に数多くの人に対しての
このアプローチをしているんですけど、
結果がすぐ出て、効果が長続きする。
で、脳梗塞になると
90 日たつと実は強制退院で、
麻痺抱えたまま退院してしまうんです。
あの、世の中にはこれで
リハビリ難民っていって
、麻痺を抱えたまま
生きている人たちがいるんですけど、
これにもちょっと手を出さなきゃ
いけないなって思ってですね。
まずは、なるべく簡単に
リハビリができること。
例えば、奥さんができる、
旦那さんができる、
親ができる、子供たちができる。
ましては、隣人ができる
ような形になって、
回復をできたら素晴らしい
って実は思いました。
プラス、自分でやる方法も
やっぱり作っていかなきゃならないなって。
驚くことに、人の施術を
受けているよりも、
自分で始めると、
その方が効果が高いんですね。
それで、マイリハビリなんですけどね、
セルフケアのリハビリが
非常に効果がいいんじゃないかなってことで、
それに関しても作り上げたわけなんですけど。
驚いたのは、本当に、わずか 15 日で
手の拘縮から、
自分ですごい努力したと思うんですけど、
15 日でコップを掴んで
水を飲んだ例があるんですね。
東伊豆町っていうところで
やったセミナーなんですけど、
それはものすごく感激しましたね。
15 日でまさかっていうぐらいの
結果が出たわけなんですけど。
そうですね、基本的には
やってもらったものは、
だいたい 2 週間ぐらいで
徐々に戻ってくるわけなんですけど、
その間に自分でやった人との、
実は差があるわけなんですね。
自分でやっていくと、
驚くほどどんどん良くなってきてですね。
久しぶりに会うと、え?って、
ずいぶん良くなったな
っていうぐらい良くなってくるんです。
この脳梗塞の拘縮って
日にちとともに
実は結構拘縮していく人がいるんですけども、
その人たちはまず一つは諦める。
諦めてしまうってこと。
で、二つ目は
本当に自分でやらないってこと。
これが要は拘縮がどんどん進んでしまう
原因の一つなんですね。
絶対に治る。
絶対に治していくっていう。
その治っていく兆候を
しっかり身につけた人は
驚くほど具合が良くなっていく
っていうことなんですけども。
脳梗塞の症状としては、
拘縮系と弛緩系があるんですね。
で、どっちが治しやすいかっていうと、
実は拘縮系なんですよ。
力が入るんで。
緊張して力が入るんで、
その緊張をさまざまなところで
腕だったり、後頭部だったり、
肩甲骨だったりの部分を
ほぐすことによって、
この緊張が取れてくるんですけどね。
緊張を取れたものは、
それまで力が入ったんで、
意外と力が入れやすいんです。
弛緩系はそのまま脳の部分から
手の先までの神経が
ちょっと切れてるようなところがあるんで、
これはちょっと悩みました。
でも人体には不思議なんですけども、
メインの動かしている系統と
全然違ったサブが
用意してあるんじゃないかなって実は考えまして。
そのサブをどうすれば
動かすことができるんだろうと思ったら、
患者さんには申し訳ないんですけども、
第一関節をこの指の爪先で
グリッとちょっと痛めつけると、
実は痛いってこう引くんですよね。
引いた瞬間に
実はその部分が覚醒されてくるんですよ。
これは手も足も同じで、
弛緩している手と足は
第一関節の間を爪の先で
グリッとやって痛いって、
引いた瞬間に結構動かし始めるんで、
その違いですよね。
以前公開した脳梗塞のセルフケア内容。
こちらも参考になさってください。
「脳梗塞-前兆・言語障害-」
についてのセルフケアです
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