オスプレイという欠陥飛行機について | Dragon Blog

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今問題になっているオスプレイについて書いた。

オスプレイというのはヘリコプターのように垂直に離陸して、空中でプロペラを90度傾けて普通の飛行機のように飛べる輸送機のことだ。



オスプレイは過去に墜落事故が多く発生していて、沖縄基地への配備は安全ではないことが分かっているとして沖縄知事は断固反対の立場を表明している。



今沖縄に配備されている普通のヘリコプター(CH53Eなど)でさえこれまで多くの墜落事故を起こして沖縄県民を不安にしてきたが、さらに不安が増えそうだ。


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では、なぜ新鋭機であるオスプレイの墜落事故が多いのだろうか。それは普通のヘリコプターには、もしエンジンが破損してしまっても、ローター(プロペラ)が自動的に回転して操縦士が上手く操縦すれば無事に着陸できる機構を備えている。



これをオート・ローテーション・システムという。

通常のヘリコプターには、もしエンジンが停止した緊急時に、降下の際に受ける気流を使って回転翼を回し、安全に着陸するためのオートローテーション機能がついている。オスプレイにはこれがついていない。


オスプレイはヘリコプター・モードから飛行モードに切り替えようとすると約12秒もかかる。その間に機体は約480mも落下する。この飛行モードの切り替えの時に特に墜落の危険度が増すそうだ。


要するに手のかかるお嬢様ヘリなのだ。条件が良ければ安全に飛べるが、戦場などではそうはいかない場面が増すだろうから墜落のリスクは大きくなる。

けして誰でも簡単に扱える理想のヘリコプターではないのがこのオスプレイの大きな泣き所なのだ。それを安全と偽って配置しようとしている。


ある程度の高度がなければ、その間に地上に墜落してしまうという致命的な欠陥をもっている。これらは米専門家などが指摘し、沖縄のメディアも詳しく報じている事実です。


この為FAA(連邦航空局, Federal Aviation Agency)のヘリコプターの安全基準に確実に抵触しており、米国内で民間機としては飛行できないことになっている。日本の航空法でもこの機構を備えていないと飛べないことになっている。


日米の法律で飛べないはずの飛行機(ヘリコプター)が飛んでいるのがそもそもおかしいのではないか。ましてや沖縄に配属されれば日本中の米軍基地間をも飛行することになるだろう。


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もともとオスプレイの初期型にはオート・ローテーション・システムは装備していたのだがその後取り去ってしまったのだ。おそらくコストの問題だろう。


なぜなら1機あたりの費用をみると、現在普天間で米海兵隊が使っているCH-46ヘリコプターが600万ドルである。そしてより高性能なCH53Eでさえ2400万ドルなのに対し、オスプレイは6200万ドルもする。



オスプレイはティルト・ローターといって、2個のプロペラが左右の羽根についており離陸するときは、プロペラの角度を変えてヘリコプターのように垂直に飛び上がる。


そして空中でプロペラを水平に戻して普通の飛行機のように滑空する輸送機である。なので滑走路が狭い場所でも飛行できるし。

空中給油ができるので飛行距離が長く戦場では非常に便利な飛行機(ヘリコプター)なのだ。



子供の頃に手塚治虫の漫画でそのような飛行機を見たことがあるが、それが現実に飛んでいるのだ。



しかしこのオスプレイはいざという時に安全に着陸できる安全機構をコストを理由に削除している。厳格なFAAさえも認めない飛行機だ。


これは、はっきり言って欠陥飛行機といえる。また現行のCH53Eよりも歴史が浅いのにも関わらず、すでに8回もの事故をおこしていて事故率ではCH53Eの約2倍にもなっている。


訓練中ばかりでなく、実戦でも敵からエンジンを狙撃されてしまい、普通のヘリコプターなら操縦士の技術で着陸できるところを、安全機構がないので着陸はできず墜落してしまい多くの乗員が死傷している。


それでも米側は(日本政府も)このオスプレイは安全だと言い切っているところが不思議だ。もはや軍産複合体の米びつになっているからだろう。


さらに怖いのは、もし墜落するときには機体を保護するためにプロペラは機体より大きく外側へ飛び散るように設計されている。プロペラ・ブレードが破壊して四方へ飛び散ったら周囲の家屋は大きな被害を受ける。


もしオスプレイが沖縄の住宅街に墜落したらこれまで以上の大きな被害がでることは必定だろうと想像できる。


野田政権は防衛大学卒業で元航空自衛官出身の森本敏氏を新しく防衛相に起用した。果たして森本氏は沖縄へ行ってオスプレイは安全ですよと言ったのだろうか。もしそうだとすると、欠陥飛行機を押し付けて沖縄県民へどのような責任を持つつもりなのだろうか。


しかし読者諸君もすでに気が付いているように、日本は官僚がアメリカへの無条件従属を貫いている国家である。(一説には戦後の天皇制維持のために対米無条件従属をしたといわれている。)


民主主義だから民意で政治を変えられると言っていた民主党の体たらくを見ればわかるように容易には日本の官僚支配は変えられない。


唯一、官僚支配に反対し、政治主導を主張した小沢一郎は国家によって冤罪を画策されて政治生命を抹殺されたではないか。


いくら沖縄の人たちが総意でオスプレイ配備に反対しても、すでに官僚はアメリカに打診された時点で「はいどうぞ」と言っていることだろう。


その証拠に、すでに12機のオスプレイが7月1日に日本へ向かって輸送されているということがその事実を物語っている。


それは誰が総理になっても同じことなのだ。




by Yasuo
































V-22)という垂直離陸型飛行機について少し書きたい。