思考が実現すれば、だれも苦労はしませんぜ。
自分が「成功者」と思っている人、「思ったことが現実になる」と思っている人は、ただ単に今生では運が良かっただけの人。
早死にすることもなく、不治の病に倒れることもなく、妻(夫)や子が死ぬという目にも遭わず、仕事(行き詰まりや挫折を含めて)に全力を注いで老人まで生きてこられた恵まれた人です。
そもそも、
”思い描くことが具体的であればあるほど実現する可能性が高い”
とか言ってますが、これってどうでしょう。
宝くじを買った日にゃ、何千何万という人たちが、当選金の使い道について、今まさに目の前で展開しているかのようにあれこれ思い描くことができますが、その人たち全員が当たることはありません。
まあ、つまり
”宝くじに当たることは「成功」とは言わない”
ってことなんでしょう。
確かに、自分にやりたいことがあれば、 ”具体的に思い描く”って簡単だと思うんです。
目的地を設定すれば、ナビが正しく誘導してくれるということと似てるところがありますから。
しかし、その一方、自分でも予期していないことがふと頭の中に浮かんで、それがのちのち実現してビックリするということもあります。
私は、良くも悪くもそういう”ふと”思ったことが多く実現しています。
高校生のとき、休み時間にぼーっと校庭を眺めていたら
「あ~、あたしって、中古でも外車に乗るようになる」
と思ったんです。
車なんかほとんど興味もなかったし、もちろん免許も持ってないときです。
それが、今、現実になってます。
努力もへったくれもありません、外車好きの元夫と結婚することになって、もれなく外車も付いてきたというだけです。
で、離婚した時にはその時私が乗っていた外車をもらって、今も乗ってる。
ただそれだけなんですが。
ほかにもこういうことがいくつもあったので、”思考が現実をつくる”という努力にはいささか懐疑的です。