東京オートサロン2017(その57) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

1月上旬に幕張メッセで開催された東京オートサロン2017にて。
鈴木亜子さん=GORDONエンタープライズブース。





東京オートサロンで目にする展示は四輪のカスタマイズカーが殆どですが、
(自分にはよく分かりませんが、二輪はカスタマイズが難しいのかも)
ほぼ毎回ブースを目にするGORDONさんが専門に手掛けている「トライク」は、
ユニークなデザインととカスタマイズしやすい大型ボディが特徴の三輪車両。
同社公式サイトにまとめられているトライクの定義を見ると分かりやすい筈。


■3つの車輪が車両中心線に対して二等辺三角形に配置された三輪車両。
■車種は「側車付バイク」だが普通自動車免許があれば運転できる。
(ちなみに、ナンバーはオートバイと同じタイプが付与される)
■バイクを思わせる形状ながら運転方法は普通自動車に近いのが特徴。



今回の出展ブースでは、最新モデルの「ハーレートライク GORDON STYLE」
「GORDON GL1800 トライク TypeS」「同 Special Edition」の3台が展示されて、
女優・モデル・DJ・ポールダンサー達がブース内イベントを盛り上げる演出も。
自分にとってオートサロンでしか目にする機会が無いレアな出展社さんであり、
多くの来場者達にとっても、トライクの実物を間近で見られるレアな機会の筈。




ここ数年は北ホールに出展していると記憶していて、既視感を覚える出展風景。
ブースの規格は長方形か正方形のいずれかですが、同社は正方形の場合が多く、
長方形のブースに比べて全体を見渡しやすい、或る種の劇的な空間になります。



同社のブースは背景となる一面にDJブースを設けて、そこを起点にした構成。
トライクは軽自動車に近いボリューム感があるので、展示台数も限られますが、
それを上手く活かして正方形のブース内で一台ずつの存在感が際立っています。
ボディがかなり大きいトライクは、デザイン面のカスタマイズにも向いているらしく、
どの展示車両も、いかにもオートサロン的なドレスアップ系に仕上げていました。
DJと音楽が盛り上げる空間は、会場内の薄暗さを反映したアングラな雰囲気で、
自分は全く縁がありませんが、クラブにいる気分になった方々も多かったかも。
いわゆるオートバイとの差別化を、イメージ面でも図っていると言えそうです。




トライクの展示風景自体がイベント的な要素を多分に含んだ構成になっていて、
その重要な要素の一つが各車両に乗って華を添えていたイメージモデルさん達。
数年前まではモーター系のコスチュームでしたが、ここ数年は和風のコーデに。
秋葉原辺りで売っていそうな海外観光客向けの(カタカナ表記の)キモノ姿で、
クールな雰囲気のトライクにエキゾチックなイメージで彩りを加えていました。
自分が鈴木さんをお見掛けする時は、モーター系の展示会・イベントが多い為、
今回もユニークなコーデながら、いらっしゃるべきお一人という感じでした。