東京ゲームショウ2016(その74) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2016にて。
宮本彩希さん=角川ゲームスブース。





角川ゲームスさんは、KADOKAWAグループのゲームソフトウェア開発・販売会社。
角川書店、角川マガジンズ、アスキー・メディアワークス、エンターブレイン等々、
様々なエンタメジャンルを扱うコンテンツ企業が同グループを形成していますが、
例えばゲームやアニメ等の人気ジャンルは複数の企業が手掛けている場合も多く、
各企業間の連携を深めつつグループ一体で事業を推進する体制作りを進める中で、
角川ゲームスさんはゲーム事業の戦略的子会社として、2009年に設立されました。
2011年に主要グループ企業3社のゲームパブリッシング事業を同社に統合する事で、
名実ともにゲーム業界においてKADOKAWAグループを代表する「顔」になりました。
中国や台湾の有力企業との資本業務提携等、海外戦略拡大も加速中のようです。



今回は、角川ゲームスさんにとって、初めての自社単独出展。
イチオシとなる次世代育成シミュレーション「STARLY_GIRLS Episode Starsia-」、
タクティクスRPG「GOD WARS ~時をこえて~」、ファンタジーRPG「デモンゲイズ2」
の3タイトルを中心に、それぞれの世界観や楽しめるポイントを様々な趣向を用意。



公式サイトに掲げた「角川ゲームスブースは声優ブース」というスローガンの通り、
各タイトルに出演している声優陣をゲストに迎えて様々なステージイベントを実施。
(各タイトルに登場するキャラ達に扮したコスプレイヤーさんが華を添えました)
ゲームファンのみならず、アニメファンやアイドルファンも充分楽しめた筈です。




初の本格出展という事で注目されましたが、出展風景は至ってオーソドックス。
「声優ブース」というキャッチフレーズの通り、キャラクターがメインの構成で、
ゲーム広義のキャラクターコンテンツである事を端的に物語る出展風景でした。



パッと見ると、ゲームメーカーブースの主役である試遊コーナーが見当たらず、
正面の向かって右側にイベントステージ、左側に3つのゲームのPRコーナーを設置。
メイン通路沿いの外周に透過性の素材を使った仕切りを設ける事でメリハリを付け、
決して閉鎖的な印象を与える事無く、ゲームビジュアルで装飾性を高めていました。
各ゲームのPRコーナーは、メインビジュアルとメインキャラの等身大POPで装飾され、
それらを背景に来場者達が記念撮影できるフォトスポットの機能も兼ねていました。
このままアニメジャパンに出展しても違和感無く馴染んで見える展示装飾と運営で、
傘下のアスキーグループさんの豊富なノウハウ等も、おそらく参考にしている筈。




今回、力を入れて紹介していたゲームの一つが「スターリーガールズ」。



プレイヤーは超重力航行艦「アステリズム」のキャプテンというポジションに就き、
副キャプテンや 「スターリーガールズ」、又の名を「星娘(ほしむす)」達と共に、
特殊機動兵器「Gギア」を操って宇宙の運命に抗い星の輝きを取り戻して行くという、
同ゲーム公式サイトの表現によると「次世代育成シミュレーションゲーム」との事。
(スマホ向けアプリゲームとして、2016年中のリリースを予定しているとの字)


宮本さんが扮していたキャラクターは、主要ヒロインの一人である「ベガ」。



アステリズム所属 こと座α星
専用機体:GTS-76S オルペウス(ZEUS製)
※クリックで機体表示
クラス:恒星一等級
戦闘タイプ:スナイプ
特星武器:フォルミンクス/Phorminx


優等生なお姉さんキャラ。
人前では人の良さが目立つが、
自暴自棄で生き急いでいるきらいがある。
全力で頑張っている為、
たまの癒しを求めて七夕に脱走をしがち。


主要キャラそれぞれのプロフィールや戦闘能力が具体的に設定されていて、
実際にゲームをやらなくても、美少女キャラのファン達なら感情移入できるかも。
(むしろ、このコンテンツをアニメ作品として楽しむ需要の方が大きいのかも)
「ベガ」のコスチュームはカチッとした制服っぽく、何となく宝塚歌劇っぽさも。
比較的作りやすいパターンのコスチュームで、オリジナルと見比べても遜色無く、
宮本さんご本人もカラコンやブロンドのウィッグを使って「ベガ」の個性を表現。
メイン通路沿いやPRコーナーで、被写体役として出展風景に華を添えていました。