東京ゲームショウ2016(その93) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2016にて。
三崎りのさん=アリアドネスレッドジャパンブース。





自分が記憶している過去の東京ゲームショウの開催テーマは総じて概論的で、
最も注目される最新テクノロジーの一つ「VR」を明快に掲げた今回は極めて異例。
見方を変えれば、従来のハードやソフトが成熟して高止まりしている現状の証しで、
ゲーム業界にとって、市場の維持・拡大が期待できる数少ない可能性の一つかも。
今回はVRコーナーが設けられたほか、出展社それぞれも独自に自社の成果をPR。
従来のゲームショウとテクノロジー系の展示会が融合したような会場風景でした。


 


今回、初めて本格出展したアリアドネスレッドジャパンさんもVRを手掛ける一社。
ネット通販や映像・音響システム・アプリ等開発を手掛けているベンチャー企業で、
「IMMEREX」というブランド名で、高解像度の最新ヘッドマウントディスプレイを開発。
VR・2D&3D映画・ゲーム・アプリ等、幅広いエンターテインメントを楽しめるようです。
東京ゲームショウのみならず、北米や中国のゲームコンベンションにも出展していて、
同社の事業拡大に資するビジネスパートナーを求めてのBtoB出展が趣旨のようです。
今回は、最新モデル「VRG-9020」の本格的なお披露目の場という位置付けでしょうか。




今回、PC・デバイス系大手メーカーの出展ブースはホール7にまとめて配置されて、
こちらのブースもインテルさんやデルさんに次ぐスペースを確保して存在感を発揮。
ビジネス系の展示会や商談会等で経験値を高めている筈で、手堅い出展風景でした。



多くの出展社と同様、プレス向け資料としてブースのイメージスケッチを公開。
現地では若干分かり難かったのですが、きれいな左右対称のデザインになっていて、
黒のトラス(金属製の支柱)でブースとしてのボリューム感を視覚的に表現しつつ、
視界を遮るような壁面は背景のみに留めてスペースの広さを充分活かしていました。
ブース内は「VRG-902」を使ったゲーム体験用展示台を中心にしたシンプルな構成で、
テクノロジー企業に相応しく、カチッとしたデザインはビジネス系のイメージかも。
ゲームメーカーではない為、ゲームやキャラクターの大型ビジュアルは見当たらず、
むしろ、それが結果的にテクノロジー企業らしい硬派なイメージに繋がったのかも。




三崎さん達は、主にブース前のメイン通路沿いと受付に配置されていましたが、
いわゆるコンパニオンさんではなく、アイキャッチ的なモデルさんだったようです。
コスチュームはテクノロジーをイメージさせやすいシルバーのワンピーススカート。
シルバーが決して冷たくないクールビューティーでエレガントなコスチュームです。
三崎さん達は被写体になる事も踏まえて「IMMEREX」ロゴのパネルを絶えず手に持ち、
このロゴパネルをなるべく入れ込んだ方が、展示会らしい雰囲気も増したようです。