コミックマーケット89(その22) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

2015年12月下旬に東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット89にて。
火将ロシエルさん=「アイドルうぉーず」(グリフォン)ブース。




火将ロシエルさん


グリフォンさんは、サイバーエージェントとグリーが2012年に設立した合弁会社。
(出資比率はサイバーエージェントが66.65%、グリーが33.35%となっています)
前者の開発ノウハウと後者のゲームプラットフォーム運営における強みを活かし、
両社の技術力で魅力的なソーシャルゲームの開発・運営を行って行くという趣旨。
ただ、設立当初は勢いのあったグリーのゲーム事業が思わぬ不振に陥って行く中、
「【GREE】向けに魅力的なソーシャルゲームの開発・運営を行って行きます」
という当初の設立趣旨に記されていた言葉が公式サイトから省かれるという状況に。
現在は、例えばDMMゲームズのプラットフォーム向けに新作タイトルを提供する等、
サイバーエージェント&グリーの枠組みに留まらないビジネスを展開しています。
(ちなみに、フィギュアを扱うグリフォンエンタープライズは全くの別企業です)


アイドルうぉーず


初出展となった今回は「アイドルうぉーず~100人のディーバと夢見がちな僕~」
に特化して、主に物販を通じてこの人気オンラインゲームのPRに努めていました。


最大25人VS25人のリアルタイムバトルを勝ち抜け!
プロデューサーとなって、トップアイドルを育成せよ!
お嬢様、ヤンキー、ツンデレ…貴方好みのアイドルを集め、
プロダクションの意地をかけた白熱のリアルタイムバトルを勝ち抜き、
芸能界の頂点を目指せ!


という、アイドルゲームの王道とも言える内容のオンラインカードゲーム。
2015年7月にDMMゲームズでスタートして同年の東京ゲームショウの出展作品に。
今回は、本格的な物販を初めて展開した事でファン達の話題になったようです。


アイドルうぉーず


【主な販売商品】

シリアル付き限定CD(2,000円)
「天音 愛」抱き枕カバー(10,000円)
「桜井 みわ子」おっぱいマウスパッド(4,000円)
A4クリアファイルセット3枚セット(1,000円)

トレーディングスリムポスター全16種(500円)

C89限定スターターセット(5,000円)
・オリジナルペーパーバッグ・オフィシャルミニブック・アクリルキーホルダー
・トレーディング缶バッジ・クリアファイルセット・トレーディングブロマイド
・限定CD



火将ロシエルさん


出展ブースは最小単位の1小間でしたが、コミケではこれが多数派で標準サイズ。
両側を他社ブースに挟まれていてbusyな状況だったのも、いかにもコミケっぽくて、
むしろ、そんな状況を充分に把握しつつ手作り感覚を上手く行かしていたようです。
火将さんの背景になっているブースを見ると、いわゆるお品書きがずらりと並んで、
コンパクトなスペースがそれだけでも充分にコミケらしい雰囲気になると分かる筈。
ただ、それだけではあっさりしすぎているので、コスプレイヤーさんの起用も必須。
自分がお見掛けしたのは火将さんを含めて2名でしたが、このスペースなら充分。
両側の出展社さんも含めてブース前にずらりと並んだスタッフさん達の姿は壮観で、
歩くのも困難な時間帯には正に人波に流されるという表現がぴったりの状況でした。



火将ロシエルさん


「アイドルうぉーず」はフツーのアイドルオタクがプロデューサーに大抜擢されて、
アイドルを育てて自分だけのユニットを組み、ライブバトルを勝ち抜くという内容。
プレイヤー自らも敏腕プロデューサーを目指して芸能界の頂点を目指して行きます。
ゲーム内でカギを握るイベントが「ドリームフェスティバル」、略して「ドリフェス」。
(先行する某人気アイドル育成ゲームの「スクフェス」を思い出す方も多いかも…)
様々な芸能プロダクションから可愛いアイドル達が集まって魅力をアピールし合う、
プロダクション(=プレイヤー達から成るコミュニティ)同士のリアルタイムバトルです。
一つのプロダクションに、最大25名のプロデューサーが所属できるという仕組みで、
トップレベルでは25対25の大規模なバトルが行われているようです。


今回、火将さんが扮していたのは、メインキャラクターである「天音 愛」。


天音愛


プロダクションDIVA所属の、今をときめくトップアイドル。
「昨日よりも前進!今日はもっと輝きます!!」というキャッチフレーズで分かる通り、
可愛さに加えて、頑張り屋さんな所がファンだけでなく業界関係者からも人気の秘密。


というプロフィールを見ると、夢を追い掛けて頑張る前向きキャラのようです。
いかにも「会いに行けるアイドル」風なコスチュームは二次元らしい浮遊感も漂わせて、
こうしたアイドルが全盛の現在、リアルの世界のコスプレとしても再現しやすいのかも。
(当然ながら、コスプレとしてキャラが普及して行く事も少なからず期待している筈)
火将さんはコスプレの世界で有名なお一人で、ゲームショウでもお見掛けした事があり、
「アイドル」という設定とシンクロしてSNS等で話題になって、拡散が期待できそうです。