東京オートサロン2016(その14) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

1月中旬に幕張メッセで開催された東京オートサロン2016にて。
坂本くるみさん=SUZUKIブース。




坂本くるみさん


コアなカスタムカーファン達が集まって始まった東京オートサロンは、
その後の知名度と規模拡大に伴って商用展示会としての性格も色濃くなり、
ここ数年は国内外の大手自動車メーカーの存在感が極めて大きくなりました。
自動車メーカーブースの多くはモーターショーに次ぐ規模のスペースを確保して、
各ホールの最も奥のエリアに横並びに配置されて、会場内を賑わせています。
(そうした配置によって来場者をホールの奥に誘導する役割も担っています)
このエリアを歩いていると何となくモーターショーに足を踏み入れたような気分に。
モーターショーのブースと同様の方法論・デザインを採り入れている企業もあり、
今回のスズキさんの出展ブースは、その最も分かりやすい一例だと思います。
参考出品したステージ上の3台のカスタマイズモデルが注目を集めていました。


スズキ

「アルト ワークス GP」(参考出品車)
MotoGPに参戦する「チームスズキ エクスター」とのコラボにより、
そのワークスマシンをイメージしたカスタマイズモデルとして出品。
MotoGPマシンのカラーリングにカーボン製のボンネットを採用する等、
レーシーなイメージに仕上げられている(MotoGPマシンと共に展示)。


スズキ

「イグニス ウォーターアクティビティーコンセプト」(参考出品車)
週末はカヌーを乗せてフィッシングポイントへ。
スマートにクロスオーバーカーを乗りこなしたいユーザーを想定して、
大人向けのカスタマイズカーに相応しいカラーリングを施したモデル。
マットカーキメタリックのボディカラーにオレンジのアクセントを加えて、
専用デカールで外装を、オレンジとカーキの専用カラーで内装を仕上げた。


スズキ

「ハスラー ラフロードスタイル」(参考出品車)
ハスラーの新しい楽しみを提案するカスタマイズモデルである。
アクティブイエローの車体色をベースに、オロジナルのデカールを加えて、
クライミングやトレッキング等のアウトドアに使える車種である事を表現。
シートやインパネにもオリジナルロゴを施して、アクティブなイメージに。


ベース車種である新型「アルト ワークス」「イグニス」「ハスラー」に加えて、
「ソリオ バンディット」「エスクード」等々、市販ベースの最新車種も多数展示。
多くのファンの要望で15年振りに復活した新型「アルト ワークス」は特に人気で、
その乗り心地を確かめようと多くの来場者達が集まっていたのが印象的でした。



坂本くるみさん


東京モーターショー同様、同社のブースはステージプレゼンが充実していて、
ステージ上の展示車両を順番に紹介して行くオーソドックスなスタイルながら、
それぞれのコンセプトに合わせたコーデのモデルさん達が車両の傍らを彩って、
オートサロンの喧騒の中、ここだけが別の展示会にいるような気分になります。


スズキ

スズキ

スズキ

スズキ


一方、フロアには市販ベースの車両がバランス良く展示されて試乗もできます。
ブース全体に行き渡った明るい照明を含めて、モーターショーを思い出す光景。
同社が意図するカスタマイズが生活シーンに結び付いている事も伝わる筈です。



坂本くるみさん


展示車両のモデルさん達は各車両毎に2名ずつ、計6名の方々がシフトで担当。
「アルトワークス」担当の坂本さんはモータースポーツテイストなコスチュームで、
レースクイーンというよりも、モータースポーツの最大公約数的なデザインでした。
ステージ上の坂本さんを構図に収めると、スタイルの良さがそのまま反映されて、
プレゼンタイムとフォトセッションタイムがあった為、撮影できる機会もかなり多め。
(スズキさんブースは、過去数年も同じような構成&運営だったと記憶しています)
坂本さんをお見掛けしたのは2014年のゲームショウ以来、本当に久々(→こちら )。
「アルトワークス」のブルーに合わせたメイクが印象的なモデルさん姿でした。