1月中旬に幕張メッセで開催された東京オートサロン2016にて。
宮本サキさん=ARMY GIRLブース。
Cool、Sexy、Wild、この3つをブランドの柱とし、
シルエット、素材、デザイン、そして何よりも“かっこいい”に拘った
大量生産不可能な高品質 “made in Japan” のオリジナルブランド。
2012年にスタートしたファッションブランド「ARMY GIRL」のコンセプトです。
デザイナー、素材の専門家、プリント技術の専門家、加工技術の専門家は勿論、
コンセプトをカタチにするトータルコーディネーターまで、スペシャリスト達が集結。
流行に大きく左右される事の無い定番ラインをメインにしたラインナップを揃えて、
海外生産のファーストファッション全盛の中で、独自のポジションを築いています。
前回に続くオートサロンへの出展もブランドイメージ構築に大きく寄与したようです。
同社の出展ブースを見ると、ファッションとクルマの相性の良さを再認識できる筈です。
プロモーションでコラボしている「RAUH-Welt BEGRIFF」のマシン展示に目を惹かれます。
「RAUH-Welt BEGRIFF」代表の中井啓さんはポルシェのチューナーとして世界的に有名。
ハンドメイドで創り上げた空冷ポルシェのボディワークはクールな高級感に満ち溢れていて、
パープルを基調にした壁面に施した装飾に漂っているオートサロンらしい世界観にもフィット。
壁面のロゴや展示車両を惹き立たせる照明はオートサロンのブースらしい演出の一つで、
結果的に車両の横立ちモデルさん達の存在感も際立たせる効果を果たしていたようです。
フラッシュを使って宮本さんを明るく写すよりも、照明を活かした方が雰囲気が出たのかも。
それでも、今回のARMY GIRLさんブースらしさはそれなりに残せた筈!と自己満足でした。
ARMY GIRLさんの公式サイトでは出展概要や展示車両・モデルさん達を詳しく紹介。
出展告知のトップ画像(言わば、雑誌や本の表紙)にモデルさん達全員が登場していて、
ファッションブランドの同社にとって、モデルさん達が極めて重要なのが伝わって来ます。
【同社公式サイトより】
コスチュームのデザインは、ブランドの柱のうち、SexyとWildが強調されたテイストで、
或る意味で無機質なポルシェのcoolな魅力に彩りを添える装飾的な役割も果たしていて、
クルマの展示にイメージモデルさんを加える事が単なる賑やかしではないのが伝わる筈。
宮本さんはSexyやWildというイメージに柔らかさを添える個性の持ち主という印象でした。
昨年の東京モーターショーでもお仕事をされていたようですが、自分はタイミングが合わず、
今回初めてお見掛けできたので、良い意味で先入観を交えず撮らせて頂けた気がします。
最後に、フォトセッションの際に配っていたモデルさん達の写真入り名刺をオマケ的にUP。
ツイッター等のURLとQRコード入りで、デザインはモデルさんそれぞれ縦・横2種類を用意。
(下の写真は片面のみですが、裏面もモデルさんの写真が構図違いで印刷されています)
ささやかな工夫かもですが、ARMY GIRLさんとモデルさん双方の告知ツールとして効果的。
その点では、オートサロンというイベントを最大限に効率良く活用していた出展社さんかも。