11月上旬に東京ビッグサイトで開催された東京モーターショー2015にて。
藤岡なおさん=ALPINEブース。
アルパインさんは、アルプス電気を中心にしたアルプスグループの一員。
車載音響機器・情報通信機器の開発~製造~販売を一手に手掛けています。
アルプス電気と米国モトローラ社の合弁会社「アルプスモトローラ」が始まりで、
設立当初は8トラックカセットデッキプレーヤー等を手掛けていたようです。
1978年に現在の社名になって、同ブランドでカーオーディオをメインに手掛け、
(高級ホームオーディオを手掛けていた時期もありましたが1990年代に撤退)
現在は、カーナビ・カーAV・車載カメラ等のドライブアシスト用機器が主力製品。
早くから海外展開して、現在の売上比率も海外がその9割近くを占めています。
メルセデスベンツやBMWを始め、高級車ブランドに取引先が多いのも強味です。
今回の出展テーマは、
「Driving Mobile Media Innovation モービルメディアの未来価値へ」
最高のカーライフを提案する「ALPINE STYLE プレミアムスペースデザイン」と、
同社が描く未来のカーライフ「近未来コックピットの世界」を基本コンセプトに、
ステージプレゼンテーションと様々な展示で一人一人に最適なカーライフを提案。
今回は、来場者のスマホと連動して車内空間を体験できるプロモーションも展開。
来場者はあたかもアルパイン製品のある車の中にいるような体験を楽しめました。
【メインステージプレゼンテーション】
■ALPINE STYLE プレミアムスペースデザイン
車種毎に最適な車内空間をデザインし人々のカーライフを彩りたいという趣旨で、
「ALPINE STYLE プレミアムスペースデザイン」を実機と映像を用いて紹介。
■近未来コックピットの世界
「Meter Information Display」や「Passenger Information Display」を活用し、
運転席周りのコックピットにおける新たな付加価値を提案。
【実機出展】
世界初のWXGA液晶搭載による高精細画面ナビ「ビッグXプレミアムシリーズ」の
代表製品「EX10シリーズ」をはじめ、「ヴォクシーZS“煌”」「N-BOXカスタム」
「セレナ」等、6車種それぞれに対応した製品を展示。
前回の西ホールから、今回は東ホールに出展して、周囲の雰囲気が一変。
西ホールの上階だった為か、何となくのんびりした雰囲気だった前回に対して、
完成車メーカーのブースが並ぶ東ホールは、部品メーカーエリアも終日大混雑。
ただ、今回の出展位置はホール壁面に近く(=完成車メーカーブースから遠く)、
2本の通路が交差する角位置だった為、ステージプレゼンも比較的見やすい感じ。
大画面に流れるプレゼン映像や近未来コックピットのプレゼンはオーソドックスで、
決して広くはない出展スペース全体をステージに見立てて、フル活用していました。
プレゼンも実機体験も映像を見せる事がメインになるので、ブース全体が常に暗く、
モデル役の藤岡さん達がステージ上に立つと、映像による強烈な逆光状況に…。
オートサロン的な雰囲気も漂っていて、年明けに向けたイメトレに最適だったかも。
「プレミアムスペースデザイン」と「近未来コックピットの世界」それぞれで、
コスチュームが違う別々のモデルさん達がプレゼンを盛り上げていたようです。
藤岡さんともう一人のモデルさんは、近未来コックピットの実機に乗り込んで、
壁面の大型映像と連動したプレゼンテーションのナビゲーター役を務める一方、
プレゼンの合間時間には、ブース前に立ってフォトセッションも行われました。
前回もこちらのブースだった藤岡さんはカッコ良いユニフォーム姿(→こちら
)で、
今回のドレッシィな真紅のドレス姿は、カスタムカーのモデルさんのような趣き。
(そんなイメージだったのも、オートサロンっぽさを感じた理由の一つかも)
来場者(特に男性)達の足を止めるのに充分過ぎる存在感を放っていました。