コミックマーケット89(その7) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

2015年12月下旬に東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット89にて。
原 朋子さん=ビジュアルアーツブース。




原朋子さん


ビジュアルアーツさんは、多数のブランドを擁して人気ゲームを開発・販売。
同社から独立した元社員さんが立ち上げたブランドが加わる場合も多いらしく、
ブランドの違いを超えた「ビジュアルアーツ」さんらしさは一貫している様子。
(いわゆる18禁向けブランドと一般向けブランドを区分する狙いもあるかも)
現在は恋愛アドベンチャーゲームで人気の高い「Key」ブランドがメインらしく、
同社の公式サイトは「Key Official Home Page(Visual Arts/Key Official site)」。
(「ビジュアルアーツ」で検索すると「Key Official HomePage」がトップに表示)
「リトルバスターズ!」「Angel Beats!」「Rewrite」等がお馴染みのタイトルで、
ここ数年のコミケでも、物販をメインにした大型ブースを毎回出展しています。


ビジュアルアーツ


今回も、同社の様々なブランドの限定グッズを一堂に集めた充実の内容。
自分には全く分かりませんが、ブランド名を並べればファンにはピンと来る筈。


【I’ve】【Angel Beats!-Operation Wars-】【Key】【catwalk/ocelot】
【SAGA PLANETS】【Charlotte】【STARAVID】【tone work’s】【nao】
【HINOUE ITARU design office】【VisualArt’s】【visualstyle】


加えて、同社ブランドの曲を一挙に収録した音楽CD「Panorama vol.06」や、
「AngelBeats! -Operation Wars-」から初となるイラストコレクション集を販売。
それに合わせて29日~31日の3日間、公式サイトで期間限定記念ガチャも実施。


ガチャ


また、コミケ期間中、りんかい線の国際展示場駅の改札内コンコースを使って、
2016年夏に放送予定のTVアニメ「Rewrite」の描き下ろしポスターを掲出する等、
これまでにない大掛かりなメディアミックスで存在感を発揮していたようです。



原朋子さん


ビジュアルアーツさんのブースは企業出展エリアで最大規模を誇っていて、
基本的には物販に特化した構成ながら展示会ブースとしての存在感も充分。


ビジュアルアーツ


横に長いスペースを活かして、頭上部分に作品のイラストやロゴを大きく掲げ、
ズラリと並んだ物販用カウンターは、購入の際の待ち時間を大幅に緩和します。
ここで女性アーティストさんのライブも行うといった手作り感のある運営でしたが、
声優さんと観覧者との距離感の近さが強調されて、いかにもコミケらしい雰囲気。
嘗ては秋葉原のイベントスペースでビジュアルアーツさん単独のイベントも行う等、
そんな手作り感覚のイベントノウハウに長けた同社らしさが発揮されたようです。
ただ、コスプレイヤーさん達の撮影については、終了時刻近くのごく僅かの間で、
その時刻に運良く通り掛かって何枚か撮らせて頂けたのは原さんのみでした。



原朋子さん


今回、ブース周りに立つコスプレイヤーさん達のコスチュームは3パターンで、
お馴染みの「Angel Beats!」と「Rewrite」に加えて「Charlotte」が新たに登場。
同作は2015年の夏に全13話のアニメが放送され、今年3月にOVAをリリース予定。
「Angel Beats!」に続いてKeyさんが手掛けた2番目のオリジナルアニメ作品です。


ビジュアルアーツ


主人公「乙坂有宇」の成長に焦点を当てつつ、様々な人間模様が交錯する内容で、
思春期の真っ只中を過ごしている「完全ではない特殊能力」を持った仲間達と共に、
彼らの前に立ちふさがる残酷な運命に対して力を合わせて抗っていく物語…との事。
「Charlotte」のコスプレイヤーさんは3名お見掛けしましたが、特定キャラというよりも、
同作に登場する数名のヒロイン達の最大公約数的なイメージアイコンといった趣き。


ビジュアルアーツ


「Angel Beats!」「Rewrite」の制服よりも強い色である赤を使っているのが目を惹き、
今回が新登場だったコスプレ姿という事も相俟って、かなり美味しい役割だったかも。
初めてお見掛けした原さんは落ち着いた大人っぽい個性の持ち主だと思いますが、
そんな個性がファンシーな制服姿に或る種のリアリティを加えていたようです。