9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2015にて。
萌奈美さん=GREEブース。
グリーさんの一般的イメージは「スマホゲームの会社」という感じでしょうか。
2009年の創業以来、同社の急成長を牽引して来たのはゲーム事業でしたが、
ここ数年はゲーム事業でヒット作に恵まれず、成長にブレーキが掛かっています。
(ゲーム業界は、たった1本の大ヒットでトップクラスに駆け上がれる業界です)
現在の同社は、eコマースを通じたライフスタイル事業、コミュニティ・メディア事業、
広告事業、投資事業といった、ゲーム事業以外の領域も幅広く展開している様子。
ただ、投資家向けはともかく、広く一般向けに認知されやすいのはゲーム事業で、
2011年から東京ゲームショウに大規模なブースを出展して積極的にPRしています。
例年、ゲームラインナップを一望できる「GREE COLLECTION」でお馴染みですが、
今回は若干趣きを変えて、幾つかのオススメゲームを大きく採り上げる構成でした。
500万ダウンロードを突破する大ヒット作となったドラマアクションRPG「消滅都市」や、
ゲームショウでお披露目となった期待の新作をイメージビジュアルやイベントで紹介。
(「追憶の青」「ガーディアンクラッシュ」「アナザーエデン」「武器よさらば」・・・等々)
ここ数年、「GREE COLLECTION」のラインナップが固定化しつつあった状況を踏まえ、
例年お馴染みだった出展風景を一新して新鮮味を加える事に成功していたようです。
昨年までのグリーさんブースは、一貫して白ベースの明るく整然とした雰囲気。
「GREE COLLECTION」として全ての出展ゲームを横並びで紹介していましたが、
今回は、ブースの雰囲気も出展ゲームの選択・訴求方法も、全てが一新されました。
【参考資料】2013年の出展ブース
黒のトラス(金属製の支柱)が剥き出しで組まれた基本構造はサイバーな雰囲気で、
イベントステージを挟んで「消滅都市」と「追憶の青」が最も目立つように配置されて、
それぞれのコーナーの頭上に横長のビジュアルが張り出すように掲げられています。
ブース内の平面レイアウト図で分かる通り、出展ゲームを新作中心に厳選していて、
言い方を変えれば、ややマンネリ化した現状を打破する攻めの姿勢の表れなのかも。
前記の2つのゲームについては、登場キャラのコスプレイヤーさん達を複数起用して、
ゲームの世界観をより具体的にイメージできるような構成になっていたようです。
一方、ブース前での配布等を担当するコンパニオンさん達も人数を絞って起用。
イベントステージ前を立ち位置に、イベントの合間時間に数名お見掛けしました。
萌奈美さん達のユニフォームも過去の出展時からデザインテイストが一新されて、
上下セパレートの、いかにもエンタメ企業ブースらしいデザインを採用しました。
昨年までのコンサバなイメージ(→こちら
)を記憶している方々はビックリだったかも。
ゲームショウのグリーさんに対する固定観念を敢えて払拭したとも思える変化で、
或る意味で特殊だった前回までから、オーソドックスな運営になったとも言えそう。
萌奈美さんのユニフォーム姿も久々にお見掛けできて、良い記録になりました。
ちなみに、胸のロゴの「WRIGHT FRYERS STUDIO」は、同社傘下の制作工房の名前。
制作体制強化の強化らしく、「消滅都市」等は同工房が手掛けているようです。
最後に、GREEさんブースのラインナップをオマケ的にUP。
動画を撮り慣れていないので、本当にオマケという感じですが・・・。