浅草めぐり 今戸神社へ | 男の滑走路

男の滑走路

日々の出来事を徒然に・・。

今日は浅草巡り。

嫁さんが何故か浅草好きというのもあるのですが、我が家では毎年、縁結びの神様、今戸神社をお参りする慣習がありまして、今年は黄金週間に行こうということになりました。

夫婦で縁結びってのも妙な感じがしますが、元々は東京のパワースポット巡りをしようというのが始まりでして、ここに来てからジャニ系とか声優さん系とチケットが当たるようになったという嫁さんの言葉を信じて、祈願成就を兼ねて毎年来ております。

アニメ好き夫婦(というか嫁さんだけか)としましては、帰りは、松本零二大先生デザインの水上バス「ホタルナ」に乗って浅草からお台場まで戻ってこようということを計画しておりまして、まずは、水上バス乗り場にて、17時半のホタルナの予約券を購入してから今戸神社へ向かうことに。

今戸神社は、浅草の中心地からはちょっぴり離れているので、パンダバスという民間会社が運営している浅草周遊バスで向かおうとしてバス停に着くと、”レンタサイクル”の看板。チャリで行ってみようか!ということで嫁さんと合意、早速、水上バス近くにあるレンタサイクルの受付へ行って、自転車で今戸神社へ。

毎年行ってるし、ブログでも一度は書いておりますが、この今戸神社、招き猫発祥の地(諸説ありますが・・・)ということで境内には招き猫がワンサカ。

男の滑走路

男の滑走路

男の滑走路

男の滑走路

そして本殿にも・・・(毎年増えていってるような気がする)
男の滑走路

社務所の入り口には夏目友人帳のニャンコ先生もいらっしゃっいます。

男の滑走路

社務所からは、今戸神社のテーマソング 「福よ来い来い招き猫」がずっとリフレインして流れております。舞うのはこの方、ラッキィ池田師匠であります。



黄金週間、浅草、縁結びの神ということで、グッズ売り場には福岡、宮城・・・と全国から女性が来ていたようで宮司と思しき女性(全国でも珍しいらしい)が客人とトークしながら、次々と招き猫、縁結びに関する品々が飛ぶように売れていってました。

お参りを済ませてから、ポカポカした陽気だったこともあり、ベンチでしばらくまったりとした後、今戸神社をあとにして白髭橋を渡り、浅草の中心地に戻ってきました。

時間はもうお昼。

伝法寺通りを抜けて、「浅草今半」で昼食。

嫁さんが、ここのすき焼きが好きでして、今半と相成りました。

部屋に飾ってあった古地図を見ながら一杯。銘柄は当然のアサヒビール。

男の滑走路

古地図には皇居周辺が描かれていて、今、私が勤務している溜池、山王神社あたりを見ますと、オフィスの裏にあたるところに「松平ミノ」の文字。ミノさんっていうからには女性の家だったんだなぁなんて思い、席に戻り調べてみると・・・松平ミノさん宅じゃなくて、松平美濃守の下屋敷。これは、お恥ずかしいかぎり。現在の外堀通りは、その名の通り、江戸城の外堀で、オフィスの前は「溜池」という池、今のオフィスのある外堀通りの沿道は桐畑という堀の地盤を強化する場所だったようです。

暫くすると、すき焼きとともに中居さんが席に来られて、しばらく談笑。10歳くらい上のかただったけれど、岩下志麻に似てて萌えました。この時期、一年に一度開放される伝法院の中庭が綺麗なので是非とおっしゃっていたので、行ってみる事にしました。

男の滑走路

すき焼きでお腹いっぱいになって、しばらくあたりを歩いた後、ちょいと一服ということで、仲見世近くにある喫茶 銀座ブラジルへ。

階段に貼られた浅草演芸ホール、木馬館、浅草公会堂のポスターを見ながらお店へ入りますと、そこは、まさにthe very 純喫茶な空間。威勢のよいおばちゃんのいらっしゃいませの声に迎えられ、席に着きました。

$男の滑走路

この銀座ブラジル、昔は銀座に本店があったようなのですが、今は浅草のお店だけなのだとか・・・純喫茶、東京にはとても少なくなりましたが、ここ浅草には純喫茶がまだまだたくさんありまして、昭和を感じさせる風情があります。

ここの名物は「元祖フライチキンバスケット」なのですが、すき焼きで満腹でございましたので、こちらは次回ということで・・・

ブラジルをあとにして、伝法院に向かう途中、ビートたけしの歌にも出てくる”くじら屋”「捕鯨船」の看板が見えてきました。まだ開店前ですが、店の外の壁に貼られていた写真に嵐の大野くんと相葉くんがいたので見入っていると、やおら捕鯨船のオヤジさんが店から出て来て、嫁さんに向かって、(わたくしを指して)「ここにも嵐がいるじゃな~い、ハリケーンだよ、ハリケーン」と言い放ち、どこかへ行ってしまいました。

男の滑走路

伝法院に入る前に浅草公会堂に寄りまして、水曜日に観る剣さんのお芝居のポスターをパチリ。公会堂前には、芸能人の手形がたくさん。最近亡くなった田端義男さんと牧伸二さんの手形の前には献花がありました。そうそう、裏口に止まってた横浜ナンバーのベンツは剣さんの車だったんでしょうか?

$男の滑走路

浅草寺をとおり、伝法院の中へ。

中庭に入ると先ほどまでの喧騒がうそのように静かです。

浅草寺の五重塔やスカイツリーが青い空に映え、素晴らしい眺望、伝法院の前では、お茶が振る舞われていて、落ち着いた良い時間を過ごすことができました。

男の滑走路

男の滑走路

しばらくして、水上バス乗り場に向かいホタルナへの乗船時間を待っていると、水上バス「ヒミコ」が到着。

こちらは去年就航したホタルナの先輩格にあたる水上バスで、同じく松本零士デザイン。フィリップ・スタルクデザインのウ○チビルを背景にパチリ。

男の滑走路

そしてホタルナへ乗船。こちらは以前乗ったヒミコよりも大きく、船内も広いうえに、展望デッキがありまして、外に出る事ができるのです。

男の滑走路

出航とともに、解説をする銀河鉄道999の車掌さんとメーテルと鉄郎の声が聞こえてきました。肝付兼太キター。スネ夫キターってな感じです。

コックピットも格好いい。せっかくでなので、999の車掌さんの格好をすれば、さらにオツな感じもするのですが・・・

男の滑走路

宇宙船ホタルナは隅田川から東京湾へ。レインボーブリッジが見えるあたりから展望デッキが開放。

$男の滑走路

風はとても強かったけれど、夕陽と東京タワー、それを囲むビルの数々、素晴らしい眺めですた。

$男の滑走路

男の滑走路

豊洲方面には何処かで見たことがあるようなビルも見えましたが…。

男の滑走路

レインボーブリッジの下を通り、お台場の由来ともなっている、ペリー来航に備えて作られた砲台を横目に、「学生時代はこの辺、十三号埋立地って夜景スポットだったよねぇ」なーんて昔話をしながらお台場海浜公園に到着。

男の滑走路

男の滑走路

男の滑走路

ありがとう。ホタルナ号の気持ちを込めてレインボーブリッジをバックにパチリ。昔の映画で見たような近未来的な風景です。

デッキで風にあたった時間が長く、あまりに寒かったので、お台場でお茶して帰途へ。

浅草巡り~お台場のぶらり旅は以上でおわりです。