マニックス観るのは2007年のサマソニ以来。客層は、三十路中盤くらいのロックなネエちゃんとガイジンが多かった。
ウェールズのこのバンド、「デビューアルバム出して、世界でナンバーワンになって、解散する」って宣言してから20年、リッチーが失踪して15年。年代的にはSTONE ROSESのあとOASISの前で、メンバーは自分と同じ年齢。だけど、メンバー変わらず、解散せず、いまだ第一線級。
嫁さんは昔っから、ちょっとマーク・ボラン風でいつもスカートはいてるベースのニッキー（写真）が好きで、前から数列目に陣取ってたんだけど、一曲目の「YOU LOVE US」で、後方からの人波に圧死する恐怖を感じた俺だけあえなく後退。嫁さんはずっと前。95年に恵比寿ガーデンホールでやったOASISの時と全く同じ光景。こういう時、女性の強さというかスゴさを感じる・・・って俺がヘタレなだけか。
三曲目の「MOTORCYCLE EMPTINESS（享楽都市の孤独）」で跳ねまくって早くもバーンアウト。痩せたからか跳ねるたびにスーツのズボンが下がってきて、お尻の下まで脱げちゃいそうになってるし、携帯やiphoneが飛び出そうになってるしで、一度、ビールを買いに退散。
まったく情けネェ。
セットリストは、ほぼVery best of manicsという構成で、オーディエンス全員がずっとsing along状態。メンバーも予想以上の盛り上がりと思ったのか、相当ノっていた。
ラストの「Design for life」で感涙。声も枯れた。ワイシャツやネクタイもヨレヨレ。
最高だった。本当に最高だった。
WEEZERやCKBのライブ、須永辰緒のイベントで来たことあるけど、STUDIO COASTって好印象なライブが多い。昨日のマニックスも出色だった。ここ数年観た、ライブで一番良かったんじゃないかな。いや、数年じゃない、今まで観た、いろんなライブで一番良かったかもしれない。
ちなみに、前座はリバティーンズの人。
今日の横浜ベイホールも盛り上がるんだろうなぁ。
フェスばっかりじゃなくって、やっぱり、時には箱モノの単独公演行かないとダメだと痛感。
さて、昨日のセットリストどおりに、曲をセットして、オフィスに向かいますかね。
サマソニ07