70年代後半～80年代中盤にかけて放送されていたNHK-FM「サウンドストリート」が蘇った。
これは、NHK-FM40周年を記念した「NHK青春ラジカセ 」というサイトで当時の放送が聴けるというもの。
青春ラジカセってのもNHKらしくてイイ名前だ。
今は、佐野元春二回分と、坂本龍一の第一回目が聴けるようになっている。
トップページのイラストは、あの鈴木英人デザイン。放送を聴くページはカセットテープのデザインになっていて、当時のリスナー(今では40～50代であろう）の心をくすぐる懐かしいものになっている。
佐野元春の二回分は「佐野元春 特集」でダウンタウンボーイ、シュガータイム、アンジェリーナ、ガラスのジェネレーション、ヴァニティ・ファクトリー、アイム・イン・ブルー等、彼が残してきた名曲の触りがたくさん聴ける（ホントに触りですけど）、今、聴いても、どのナンバーも瑞々しくてイイ。そして、今も変わらないけど彼のトークは、外人が話しているようですごく独特。
一方、教授の方はJAPAN、M、スリッツ、VISAGEといったテクノ、ニューウェーブ、ニューロマンティックの頃のバンドの曲を紹介しつつ、YMOのワールドツアーの時に交流のあったアーティストとのやり取りなんかを紹介していてとても興味深い。棒読みなところも面白い。
これからもテープが増えるみたいだから楽しみだ。山下達郎の当時の放送も聴いてみたい。