先日、お問合せのあった、大阪城ホールから大阪城公園駅とその周辺の見積結果⇩



ジオラマの完成サイズ
  • 縦:約 90 cm(実際の距離:約 900 m)
  • 横:約 42 cm(実際の距離:約 420 m)

計算の根拠と主要ランドマークのサイズ(1/1000換算)
画面に写っている特定の施設やエリアの実寸 から割り出した、模型上での大まかな寸法は以下の通りです。
対象エリア / 施設名実際のサイズ1/1000スケール時の模型サイズ
画面の縦幅全体 (OBP南側からJR高架まで)約 900 m約 90 cm
画面の横幅全体 (第二寝屋川から寝屋川の手前まで)約 420 m約 42 cm
大阪城ホール(楕円形の建物本体)長さ125m × 幅90m12.5 cm × 9.0 cm
軟式野球場(グラウンド部分)直径 約 130 m直径 約 13 cm
ジョーテラス・オオサカ(並んでいる商業施設群)全長 約 180 m全長 約 18 cm
製作のポイント
一般的な市販の木製ベース(MDF板など)であれば、900mm × 450mm 前後のサイズを用意すると、画面の範囲をほぼ丸ごと綺麗に収めることができます。川(第二寝屋川)や斜めに走るJR大阪環状線の線路が良いアクセントになり、非常に見栄えのするアリーナジオラマが完成しそうです。

次は高低差についての考察

1. 川面から最高地点までの「地表の高低差」
画像に写っているエリア(第二寝屋川周辺)の川面の標高は約0m〜0.5m、地表の最高地点(大阪城公園駅前やジョーテラスの最も高いデッキ付近)の標高は約6.5mです。
  • 実際の高低差:約 6.0m
  • ジオラマ(1/1000)での高低差6.0mm 
地表だけで見ると、川の土手(堤防)を少し高めに作る程度で、地面自体はわずか6ミリ前後の厚みの違いしかありません。

2. 川面からジオラマ建物最高点までの高さ
画像右側に写っている「ホテルニューオータニ大阪」が、この範囲における圧倒的な建物最高点になります。
(※中央の大阪城ホールの建物の高さは約25m〜30mほどです)。
ホテルニューオータニ大阪の建物自体の高さは74.5mあり、地盤(標高約4.5m)に建っています。そのため、川面からホテルの屋上までの総高さは約79mとなります。
  • 実際の川面からの総高さ:約 79.0m
  • ジオラマ(1/1000)での建物最高点79.0mm (約7.9cm)

まとめ(模型作製の基準値)
測定ポイント実際の寸法1/1000ジオラマでの寸法
地表の最大高低差(川面 〜 駅・デッキ)約 6.0m6.0 mm
建物の最大高さ(川面 〜 ホテルニューオータニ屋上)約 79.0m79.0 mm(約7.9cm)
(参考)大阪城ホールの高さ(川面 〜 ホール屋根最高点)約 31.0m31.0 mm(約3.1cm)
地面の起伏(6mm)に対して、ホテル(約7.9cm)が上に大きく突き出すような立体感のジオラマになります。


とても大きなサイズで、過去2番目大きさ(最大サイズは万博模型)となるので価格もそれなりに・・・

まあ、こんな感じです、
見積もりだけでも、これだけの考察が必要となります、お客様の思い入れや何故このジオラマに出逢いたいのかが、作り手に伝われば、この作業も楽しい時間となりますが、その理由がわからないと、見積作業は決して有意義な時間とは云えなくなります。