本体模型の展示ケースが破損してきたので
展示ケースの再作成のお問い合わせが有り、
遂に来たかって感じです。
これだけの大きな作品の展示ケースともなると
作成時から強度の問題や耐久性に不安が有り、展示ケースの取外しは、なるべく避けて欲しいと思いながら出荷しましたが、作品を近くで良く見たいと思うのは当然で、そうしていただくこと自体は、作り手からも嬉しい事なんですが、展示ケースよ、耐えてくれ!って感じでした、何れ、こういう事になるだろうと覚悟はいました!

いちばんの問題は、
宅配業者の許容サイズと輸送経費、
次の問題は、展示ケースの材料費も出来るだけ抑えないとご依頼者て価格の転嫁になってしまう
そして、これほど迄の大きな作品を作り上げてからの展示ケースの作成自体、もうパワーが残ってないぐらいにフラフラ状態だった

いろんな事を振り返りながら、展示ケースを再度、強度、耐久性、価格、輸送サイズなどを一から見直し、思案する事、半日・・・・
漸く、これならっと思える方法を思いつきました!
作品のしたに台座を新たに配置してその台座の端に展示ケースをはめるガイドを台座に固定、サブ作品との連結部分には、ガイドは付けず、新たに作成した展示ケースをはめられる構造にして、展示ケースを嵌める前に作品本体を今回の台座に載せる形にすれば、塩ビの新しい展示ケースと新たな台座とセットで発送すれば、輸送時にケースが破損するリスクを回避出来ると考えました!
このサイズの宅配便コストも4500円かかるので、材料費を出来るだけ抑えるように配慮しましたが、強度と耐久性は不安が残ります。

今は御依頼者がケースを暫定的に補強修理して下さり、今回の展示ケース再発注は保留ですが、更に破損が進めば、上記の再作成案をベースに、
以前、田淵幸一さんに受け取って貰った、大きな甲子園球場模型の際の展示ケースのバージョンも第二候補と考えています、しかし、その方法はコストアップは必須なので、近い内に、現在部材の価格をホームセンターに調査しに行こうと考えております。

再作成の展示ケースは耐久性、強度を第一にして
価格を抑える事も考慮しての方向でと・・・・