大阪万博、会場外周バスのルート






風の広場停留所は、風や雲をイメージした屋根に関西電力のコーポレートカラーを沿わせつつ、内部にはボロノイ形状のフレームと映像機器を設置。ボロノイ形状のデザインは、ボロノイ構造を採用した「電力館 可能性のタマゴたち」との一体感を醸成している。規模は全長約18.6m、幅約2.3m、高さ約4.5m。


ボロノイとは、平面上にランダムに配置された複数の点同士の距離によって領域を分割した図で、骨組みが不規則に結合することで多様な形の空間が構築できる。建築の意匠や都市デザインに応用されているという。


東ゲート停留所は、ボロノイ形状に加えて、タマゴ形状の要素を取り入れ、タマゴ型の外観の電力館との一体感を醸成している。異なる大きさのタマゴにより「可能性の広がり」と「多様性」を、光沢感のあるスチールパネルにより「未来社会へのかがやき」を表現している。規模は全長約20m、幅約3.7m、高さ約7.7m。

JAPANマルシェ停留所は、木材を用いることで“伐って、使って、植えて、育てる”を繰り返す森林のサイクルをイメージし、「持続可能な未来社会」を表現。バス停の正面には、他の関西電力協賛バス停との共通の要素として、ボロノイ形状の格子と映像機器を設置する。規模は全長約33m、幅約3~6m、高さ約4m。

上2点が東ゲート停留所、下がJAPANマルシェ停留所


1 運行ルート
風の広場から西ゲート:約4.8キロメートル
※バス停名称はすべて仮称であり、現在調整中です。


2 乗車料金
1回券400円、1日券1,000円
※料金は大人、子ども共通
※決済手段はキャッシュレス決済を基本として検討中

3 運行期間
2025年4月13日(日曜日)から2025年10月13日(月曜日)までの万博開催期間中

4 運行車両
大型EVバス及び小型EVバス
小型EVバスは、3台程度で自動運転レベル4相当で運行し、10台程度で走行中給電の技術実証を予定