『刃牙らへん』第3巻を購入して読みました。
ジャック・ハンマーと範馬勇次郎との会食シーンの続きから。
場所は、刃牙 VS. 勇次郎の親子喧嘩が勃発した、あのシティホテルの展望レストランである。
親子の会話。
ジャックの言葉尻をとらえて勇次郎が不機嫌になったことで、一気に険悪ムードに。
地上最強の親子喧嘩、再び? ――ネタバレになるので結末は伏せておきます。
が、ひとつだけ。
刃牙と勇次郎との戦いで建物に被害を負ったホテル側が、ひそかに窓ガラスを強化していてワロタ。
この会食シーン、刃牙との時の焼き直しに見えるかもしれないけれど――もちろん対比は意識して構成されているのだろうけれど――それがすべてと見るのは早計でしょう。
板垣先生の作劇法が遺憾なく発揮されていると思われます。
すなわち――
個性の際立ったキャラクターを用意する。
彼らを特定の状況に放り込む。
そうしたら何が起きるか――キャラクター同士の化学反応を描写する。
このような手法である。
勇次郎とジャックが会食したらどうなるか――。
これは緊張感を持って見守らざるを得ません。
後半は、ジャック VS. ピクルの導入部。
かつてピクルに二度の敗北を喫したジャックは、骨延長手術により、いまやピクルを凌駕する体格を手に入れている。
加えて、噛みつき戦法に磨きをかけ、それを「噛道(ごうどう)」という格闘技体系に昇華させている。
いまのジャックは、以前のジャックではない。――運動機能が体格に追いついた、との勇次郎のお墨付きまで得ているのだ。
リベンジなるか?
それにしても、ピクルも大分、現代に適応したと見え、ずい分と物わかりがよくなったものだ。
言葉を解さないままに、再戦を望むジャックの意思を読み取り、すんなりと地下闘技場に移動してくれた。
VS. 宮本武蔵のときは、「仕切り直ししたい」との武蔵の要望をピクルがいかにして承諾したのか不明でしたからね!
地下闘技場でジャックを待ち受けるピクル。
試合開始の合図を待たずにピクルが仕掛けたところで、次巻へ続く!
