(週刊少年ジャンプ第52号 掲載)
今週も、いろいろ、おかしかったですねェ。
おかしい、じゃない、おもしろい、でした。
いや、やっぱ、おかしい、かな。おもしろいンですけどネ。
岩柱の稽古をクリアした炭治郎(CV:花江夏樹)。
次の義勇(CV:櫻井孝宏)さんのところに行く前に、
伊之助(CV:松岡禎丞)と玄弥と、飯を食べながら団欒。
何がおかしいって、伊之助の箸の持ち方がおかしい。
早めに直した方がいいぞ。
呼吸を使えない玄弥を、伊之助が雑魚よばわりしたので、
ケンカが勃発。
炭治郎が止める――のは、いいのだけれど、
止め方がおかしい。
伊之助を尻に敷いて動きを封じるって。
最初に出会ったころは、肋骨を折って頭突きして
止めていたのに、いまはあっさり制圧できるとは。
炭治郎は確実に強くなっていますね。
ひとりシリアスモードなのが善逸(CV:下野紘)である。
かつて、これほど真顔だったことがあっただろうか、
と思えるほどに真顔である。
先週の手紙が原因であることは、ほぼ間違いがないが、
その内容は明かされず。
私の想像では、桃先輩が〝育手〟のじいちゃんを
殺して出奔したのではないかと。
桃先輩は寝返って鬼になっていますわ。
善逸との同門対決は必至だ。
ちゃんと柱稽古に参加していて、ひと安心の義勇さん。
実弥と木刀で手合せ中。
水の呼吸・雫波紋突きと、風の呼吸・木枯らし颪との
激突シーンがかっこいいです。
水と風の技のエフェクトが重なり合って、見栄えがします。
柱同士の対決は初めて(蟲柱へのフロントチョークから目を逸らしながら)なので、
エフェクトの応酬をする画面が新鮮でした。
炭治郎によって実弥の好物がおはぎであることが
暴露されました。
ここへきて、キャラ立ての呼吸・壱ノ型・ギャップ萌えが
実弥にも炸裂してしまいました。
おはぎですか。狂キャラの実弥さんが、おはぎですか。
怒った実弥にぶっ飛ばされ、気を失う炭治郎。
の、そばについている義勇さんが、
体育座りなのがおかしい。
義勇さんが、おはぎを懐に入れて持ち歩くとか
言い出すのがおかしい。
そんなキャラでしたっけ。
義勇さんは、自己卑下のコミュ障なだけで、
他の柱を嫌っていたわけではなさそうです。
相手を嫌っていないから、相手からも嫌われていないはず、
という思い込みが、例の「俺は嫌われてない」発言に
つながったのかもしれません。
今回は、ギャグ → シリアス → ギャグ → シリアス
といった構成のようです。
掉尾を飾るシリアスシーンは――
病床に伏せるお館様のもとへ、
鬼舞辻無惨が襲来!!
産屋敷邸の場所、バレてるじゃん!
……ってことは、禰豆子(CV:鬼頭明里)のいる
蝶屋敷の所在も掴まれている!?
柱合裁判のときの描写からすると、
産屋敷邸と蝶屋敷って、そんなに離れていない
感じなんですよね。
今ごろ襲撃されていなければいいですが。
事態が大きく動いたところで
次号へ続く!
美しい珠世さまは、いま何処……。
今週のアオリ文
(冒頭) 修業も一段落…
(末尾) 闇纏い、無惨登場…!
そして状況は急変する…
目次コメント:
なごみ地蔵のほっこり感がハ
ンパない。見ているだけで癒さ
れる。即待ち受け。 〈呼世晴〉