◇第136話◇ 動く | 物語の面白さを考えるブログ

物語の面白さを考えるブログ

マンガ・映画・フィギュア・思索など

(週刊少年ジャンプ第52号 掲載)

 

今週も、いろいろ、おかしかったですねェ。

おかしい、じゃない、おもしろい、でした。

いや、やっぱ、おかしい、かな。おもしろいンですけどネ。

 

岩柱の稽古をクリアした炭治郎(CV:花江夏樹)。

次の義勇(CV:櫻井孝宏)さんのところに行く前に、

伊之助(CV:松岡禎丞)と玄弥と、飯を食べながら団欒。

何がおかしいって、伊之助の箸の持ち方がおかしい。

早めに直した方がいいぞ。

呼吸を使えない玄弥を、伊之助が雑魚よばわりしたので、

ケンカが勃発。

炭治郎が止める――のは、いいのだけれど、

止め方がおかしい。

伊之助を尻に敷いて動きを封じるって。

最初に出会ったころは、肋骨を折って頭突きして

止めていたのに、いまはあっさり制圧できるとは。

炭治郎は確実に強くなっていますね。

 

ひとりシリアスモードなのが善逸(CV:下野紘)である。

かつて、これほど真顔だったことがあっただろうか、

と思えるほどに真顔である。

先週の手紙が原因であることは、ほぼ間違いがないが、

その内容は明かされず。

私の想像では、桃先輩が〝育手〟のじいちゃんを

殺して出奔したのではないかと。

桃先輩は寝返って鬼になっていますわ。

善逸との同門対決は必至だ。

 

ちゃんと柱稽古に参加していて、ひと安心の義勇さん。

実弥と木刀で手合せ中。

水の呼吸・雫波紋突きと、風の呼吸・木枯らし颪との

激突シーンがかっこいいです。

水と風の技のエフェクトが重なり合って、見栄えがします。

柱同士の対決は初めて(蟲柱へのフロントチョークから目を逸らしながら)なので、

エフェクトの応酬をする画面が新鮮でした。

 

炭治郎によって実弥の好物がおはぎであることが

暴露されました。

ここへきて、キャラ立ての呼吸・壱ノ型・ギャップ萌えが

実弥にも炸裂してしまいました。

おはぎですか。狂キャラの実弥さんが、おはぎですか。

怒った実弥にぶっ飛ばされ、気を失う炭治郎。

の、そばについている義勇さんが、

体育座りなのがおかしい。

義勇さんが、おはぎを懐に入れて持ち歩くとか

言い出すのがおかしい。

そんなキャラでしたっけ。

義勇さんは、自己卑下のコミュ障なだけで、

他の柱を嫌っていたわけではなさそうです。

相手を嫌っていないから、相手からも嫌われていないはず、

という思い込みが、例の「俺は嫌われてない」発言に

つながったのかもしれません。

 

今回は、ギャグ → シリアス → ギャグ → シリアス

といった構成のようです。

掉尾を飾るシリアスシーンは――

 

病床に伏せるお館様のもとへ、

鬼舞辻無惨が襲来!!

産屋敷邸の場所、バレてるじゃん!

……ってことは、禰豆子(CV:鬼頭明里)のいる

蝶屋敷の所在も掴まれている!?

柱合裁判のときの描写からすると、

産屋敷邸と蝶屋敷って、そんなに離れていない

感じなんですよね。

今ごろ襲撃されていなければいいですが。

 

事態が大きく動いたところで

次号へ続く!

美しい珠世さまは、いま何処……。

 

 

今週のアオリ文

(冒頭) 修業も一段落…

(末尾) 闇纏い、無惨登場…!

     そして状況は急変する…

 

目次コメント:

なごみ地蔵のほっこり感がハ

ンパない。見ているだけで癒さ

れる。即待ち受け。 〈呼世晴〉

 

 

ペタしてね

 

フォローしてね!