私はなんとなくサルモネラ菌に関係するとは思っていましたが、アメリカでは生卵はもちろん、半熟卵も食べるな、とガチな教えとして広まっています。ましてや納豆に生卵の黄身だけを落として混ぜて食べたり、すき焼きのつけダレとして生卵を使うのもご法度とされています。ただサルモネラ菌と、生卵を食べてはいけないという理由の関係が今ひとつわかっていませんでした。
莉乃さんが福岡 HKT48 に移籍してすぐに出演することになった九州ローカルの番組の一つに、九州朝日放送の朝番組 "アサデス" があります。その中のひとつのコーナーとして "さしごはん" があります(現在形)。コージー先生という名のザ・料理人と莉乃さんとのコンビで、軽妙なテンポで進む料理コーナーです。
なんともう今から4年近く前の2013年5月16日放送で、冷凍うどんを使った親子うどんが取り上げられました。いつも冷蔵庫にたくさん買い置きしてある、冷凍うどんを使った料理を取り上げてほしいという莉乃さんたってのお願いに応える企画でした。
アメリカでは法律で、3,000羽以上の鶏を保有している養鶏業者は、卵がサルモネラ菌に汚染されないために、必ず洗剤などを使って卵を洗わないといけないのだそうです。こうすることで卵の出荷前に雑菌類が養鶏業者の元で除去されます。ところが、こうして卵を洗ってしまうと Cuticle (キューティクル 角皮) という最初からある保護膜が取れてしまい、冷蔵保存しないと反対に雑菌を侵入・増殖させてしまう原因になるのだそうです。
莉乃さんが、説明が面倒だったのでしょうか、ファンの方に "もうあの番組終わっちゃいました" と勝手に言ってしまったという逸話もある アサデスの "さしごはん" コーナー。また莉乃さんが料理をする勇姿を見たいものです。この番組の視聴者に莉乃さんも頑張って料理に取り組んでいることを見せたくて、りんごを包丁でむけるように特訓されたようです。料理番組も役に立ちましたね。
ニューヨーク・タイムズ紙の "なぜアメリカ人は鶏の卵を冷蔵庫に入れて保存するのか" という記事では、このようなカラフルな卵の写真が一緒に掲載されました。アメリカ フロリダ州の養鶏業者が出荷する卵らしいです。私も長年アメリカに住んでいますが、こういった色の卵は見たことがありません。
もちろん3,000羽未満しか飼っていない養鶏業者や、今流行りのファーマーズ・マーケットと呼ばれる生産者が直接消費者に売るような場合は、予め洗ってありませんから、 Cuticle は残っており冷蔵する必要はありません。ただし、ゆで卵のように殻を含む卵全体を熱することをしない場合は、消費者が卵を調理する前に自分の手できれいに卵を洗うことが推奨されています。このあたりの判断や処理を個人のレベルで徹底することが難しいので、アメリカでは生卵を食べるなと言われているのでしょうね。
莉乃さんが、説明が面倒だったのでしょうか、ファンの方に "もうあの番組終わっちゃいました" と勝手に言ってしまったという逸話もある アサデスの "さしごはん" コーナー。また莉乃さんが料理をする勇姿を見たいものです。この番組の視聴者に莉乃さんも頑張って料理に取り組んでいることを見せたくて、りんごを包丁でむけるように特訓されたようです。料理番組も役に立ちましたね。