前記事からの続きです。

 

 

 

夫が来たので2人そろって聖フランチェスコ大聖堂に入りました。

フィレンツェほどではないけれど、とにかく観光客、巡礼者が多くて(自分もその一人なのだが)、人混みが苦手な私にとっては気が散って、あまりしみじみと味わうことはできませんでした。

 

それでも、地下の聖フランチェスコのお墓、ロマネスク様式とゴシック様式の上下階の二つの大聖堂、遺品展示室、など見どころが多く、素晴らしい天井の装飾を眺めてうっとりしたり、ジョットをはじめとした画家たちのフレスコ画を堪能しました。

 

2階に行く前にお土産屋さんで、シンボルのタウ十字のペンダントトップ やミルラの アロマオイル、ラベンダーの石鹸などを買いました。 

 

 

 

アッシジはフランチェスコ聖堂と関連修道施設群ということで、教会がいくつも集まっていて世界遺産に登録されている街です。早速色々と観たいところですが、観光の前に片づける問題がありました。

 

それは、明日の電車のチケットに関する事でした。

 

アッシジからローマまでの予約画面をプリントアウトした紙を持ってきているのですが、駅の窓口で見せて発券してもらわなければなりません。いや、発券は明日なのですが、まずこの予約がちゃんと有効なのかをとりあえず確認したかったのです。

 

というのも、アッシジからローマは電車1本で行けるのと思っていたけれど、途中Folignoで降りてバスに乗り換え、その後またTerniで電車に乗り換えてローマに着くという、???な行程になっており、更にFolignoでのバスへの乗り換え時間がたったの5分。しかし、Trenitaliaの公式ページでこんなん出ました、、、からの予約なので疑ってもしょうがない。もう数か月も前に料金も引き落としされている。イタリアの電車は遅れるのが普通だというし、、、これって大丈夫なの?という不安がずっと付きまとっていました。

だからこそ、前日、つまり今日のうちに直接駅に行って確かめるのです。

 

バスに乗って、乗り過ごさないようにドキドキしましたが、親切なお兄さんが次だよと教えてくれ、こじんまりした飾り気のない駅に着きました。

 

直行で窓口に向かい、予約の紙を見せました。

 

ああだのこうだの、イタリア語とスペイン語とで、やいやい会話して、夫と私の理解力を総動員して分かったことは、予約はOK、乗り継ぎも問題なし、でも発券は出来ないということらしい。

 

どうやら飛行機のチェックインのように、自分でスマホでチェックインしなければならないということらしい。

 

駅の中のカフェテリアで、テーブルについて腰を下ろして、落ち着いて取り掛かります。

 

夫は美味しいエスプレッソ 、私は ソーダを飲み、中にクリームが入っている焼きお菓子もいくつか食べたりしたけれども、とにかく明日無事にローマに行けるのかどうか心配でスマホとにらめっこしていて、ちゃんと味わうことができませんでした。泣

 

Trenitaliaのサイトから予約番号を入れて、なんとかチェックインができて画面を窓口のさっきの駅員さんに見せると、ちゃんと私たちのフルネームも入ってるしQR コードも入ってるので、それでOKと確認が取れました笑い泣き

 

明日、ここから電車に乗って(改札口はない)どこかでチケット見せろと言われたタイミングでスマホのこの画面を見せればいいのだということを言われました。

 

一件落着。やれやれ。

 

駅の外に出て、再び教会群の方まで戻るバスを待っている間、アルゼンチンからの夫婦とおしゃべりしました。彼らは、今しがたローマからやってきたばかりで、電車 、バス 、電車のパターンで来たということで、明日同じように私たちもそのパターンでローマに逆方向に行くというわけです。

何とかなるでしょう。(次の日分かったことですが、ある区間の線路工事のために、一時的にこのようなバスとの組み合わせの運行になっていたようです)

 

書いてみるとあっという間ですが、バス移動やらバス待ち時間やら含めると、駅へ行って用事を済ませて戻ってくるのに2時間近くは余裕でかかっていたかと思われます。

 

アッシジの街に戻ってから、絶対行きたかった聖キアラ(クララ)の教会に向かって歩きました。確かに疲れて足は重いけれども、宿に行ってから出直すよりも、今、街の観光をしてしまった方が時間の節約になると思い、他の教会も覗きつつサンタ・キアラ聖堂(Basilica di Santa Chiara)にたどり着きました。

 

 

 

 

アッシジの中では有名どころだけれども、サンフランチェスコの大聖堂と比べると人が少なくて、落ち着いて見ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、その前の広場です。

 

ツーリストプライスのお高い値段のジェラートを買ってエネルギーチャージしつつ、坂道を上り、聖フランチェスコと聖キアラが洗礼を受けたという聖ルフィーノ聖堂(Cattedrale di San Rufino)を目指しました。

 

ここも、もちろん素晴らしい聖堂でした。

 

 

中から出た後は、横の鐘楼のチケットを買って、残る力を振り絞って登りました。 (鐘が鳴る時間帯は登れません。午前中歩いているときに聴いた鐘の音はここのだったかもなどと勝手にその気になって楽しみました)

 

 

ぐるりと一帯を上から眺めることが出来ました。

 

 

お腹も空くし、ブーツの足が痛いのでもう限界、、、と、降りてすぐに宿に向かおうとしたところで、夫が彼の出身地の旅行者たちに偶然出会ったのでおしゃべりし始め、ちょっとイライラしてしまいました。 疲れてお腹がすくと、聖地にいてもイライラしますね。笑い泣き

 

 

古代ローマ時代から残るミネルバ神殿

 

道すがら何か食べ物をゲットでしたかったのですが、裏通りを歩いてしまい、めぼしいお店などは、ありませんでした。

そこで、もう一度別の道に戻りカフェテリアに入りました。サンドイッチや菓子パンなどをいただきました。 しっかりした食事をしたかったけれども、レストランは閉まっている時間帯だったので、しょうがなかったです。悲しい

 

とにかく歩き疲れていたし、駅やら、教会やら、たくさんの人やらで、怒涛の情報量で頭がパンクしてしまいました。やはり静かな山の一人歩きの時とは状況が全然違います。

 

5時過ぎてやっと宿に着きました。

オーストラリアはシドニー 出身の優しくてお茶目な女性、年は60代ぐらいのこの方が管理人でした。

 

夫は午前中に先に着いて荷物を置かせてもらっていたのですが、部屋はその時まだ決まっていませんでした。でも彼女が2階の部屋を私たちのために取っておいてくれました。

1階の部屋はシャワーやトイレに行くには便利だけれども、人数が多い大部屋で、隣の小部屋は小さい子供が何人もいる家族連れがいてうるさいので、2階の方がいいでしょうと彼女が気を利かせてくれて、私たちのために 2階の静かな部屋をキープしていてくれたのです。

個室ではありませんが、他の同室者はおとなしいフランス人の年配男性 一人だけとのことなので良かったと思いました。

 

他の宿泊客は全員、到着後、荷物を宿に置いて街に繰り出していて誰もいませんでした。

 

私は午前中にアッシジの街に着いてから宿に行かずにそのまま 夫と合流して駅の用事を済ませたり、街歩きを先に済ませたのちに宿に来たので、今のタイミングで宿が静かでとっても良かったです。おかげでゆっくりシャワーも入って、残っていた手持ちのパンやチーズを食べてくつろげました。

 

一休みした後は、宿の外の前のベンチに座って、ブーツに付いた乾いた泥を歯ブラシで落とす作業に没頭しましたが、細かい土の粉が繊維の中まで入り込んでいて、それほど綺麗にはなりませんでした。無気力

まあやるだけのことはやったということで、宿の中にもどりました。

 

この宿は昔の修道院?を改築したもので、 後方部に礼拝堂、そして裏には墓地があり、 管理人婦人が夫と私を特別に案内してくれました 。

 

 

 

1000年くらい古いレンガの天井で、正面にはフレスコ画 が描かれていて、まさに私の好みの小さくて素朴な礼拝堂でした。

 

私は アヴェマリア を歌わせてもらって光栄に思いました。

 

ここではたくさんの奇跡がが起こったんですよ、との説明があり、私はどんな奇跡とかそんなことも聞き返すまでもなく、そうでしょう、そうでしょうね、などと自然に感じるほどのたたずまいの礼拝堂でした。

 

小さな四角の明かり取り窓からすっと差し込む光を眺めながら、いろんな人のおかげでこうして巡礼歩きを実現して、終えることができたのだなと本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

部屋に戻り、記録を録音したりして過ごしていると突然、雹が降ってきて驚きました。

 

 

 

 

 

 

天窓に雹が当たっている様子

 

暗い窓の外を眺めていると、その後雹は雨に変わり、結構降り続けたので、9時になっても、他の宿泊客は誰1人戻って来ませんでした。(雨が止むまで戻ってこれなかったのでしょう)私たちは電気を消して先に寝ることにしました。

 

長い1日でした。

 

 

いつもありがとう

朝の5時過ぎには足の痛みで目が覚めました。

 

いよいよ今日は、巡礼道歩き10日目、最終日ということで、心は浮き立ちます。

ゆっくり準備し始めて、6時半にはすっかり出発の用意ができてしまいました。

ホテルの朝食は、7時半です。あと1時間もあるので、私は朝食をやめて7時に出発することに決めました。

 

だって7時半に朝食とっていたら、出発が8時になってしまうので、夫を残して出発しました。

 

実際の所、今日の行程は13.2kmと、イージーの日なので、ゆっくり朝食を頂いてからでもお昼過ぎには余裕でアッシジに着くでしょうけれど、やっぱり気が急くというか、、、ね。早く終わらせたいのよ。爆  笑

 

爽やかな朝でした。

 

「今日が最終日」という言葉が、頭の中にいちいち現れて、ムフフと気分が上がります。

 

やはり皆、8時ごろの出発なのでしょう、一足先に出た私は、ずっと誰にも会わず、最後の日を自分と向き合い、しみじみ静かに1人歩きすることができました。

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

Wikiloc の地図下の高低差図にもあるように、最初の四分の一の距離ぐらいで300mほど登ったので見晴らしもよくなりました。

 

後半には、遠く向こうの山の中腹に建物が見えていて「おお、あそこがアッシジだ」と分かり、いよいよ、間違いなく到着するのだと思うと、感慨深く、もう、ほぼ到着したような気分で歩いていました。

 

そうは言っても、見えているのになかなか近づかないジレンマもありました。足も痛みます。

 

「もし、ここから向こうまで、空中に大きな天空の吊り橋がかけられていたら、アップダウンなく直線距離でもっと早く行けるのになぁ」、などと思ったりもしました。もどかしい。

 

 

そういえば、道の途中で一軒の素敵な家、別荘なのかな、素晴らしい家があり、庭は完璧に手入れされていて、花が咲き乱れ、大きなさくらんぼやイチジクの木があり、美しく、それは夢のような家でした。

 

私が羨望の眼差しで眺めながら歩いていると、「それは全部私(みりあむ)のものであり、私(みりあむ)のものでない」というメッセージが上から降りてきました。

つまり、今見えているものは全て私の世界の物であるのだから、私の物と言えるけれども、 それは宇宙のものでもあるので、結局のところ、私個人の所有物というわけではないとも言える、、、 どっちにも通ずると解釈しました。

 

ワンネスなんだから、別に羨ましがる必要はないのだということがわかりました。

 

 

天気も穏やかでほっこりします。ここまで来て、もう失敗はありえません。本当に、アッシジに着くんだなとしみじみ嬉しさがこみ上げます。

 

 

 

 



 

 

今日は、水の流れがある場所がたびたびあって、なんだかアッシジに入る前の『清め』のような気がしました。実際体を水に浸けた訳ではないけれど、耳から聞こえる水の流れる音で全身が清められるような感覚がありました。

 

10時半ぐらいでしょうか、アッシジのどの教会かわからないけれども、鐘が鳴り響いているのが聞こえてきて感動でした。美しい鐘の音色は、大好きなのです。更に元気が与えられました。

 

 

最後の上り坂にやって来ました。

アッシジに向かう車がすいすい通って行きます。

 

途中で、水飲み場がありました。

 

神社の手水を使うていで、アッシジに入る前、手や口を洗いました。

 

 

 

これは何の姿なのでしょう。はてなマーク

 

この坂道で、C & M 夫妻が追いついて来ました。 

 

アッシジに入り、サン・フランチェスコ聖堂(Basilica di San Francesco)が奥に見えてきた所でひとまず自撮りしました。

 

 

 

 

 

遂に正面まで来ました。

 

ここで、C & M 夫妻とハグして、やったね!と喜び合いました。

 

写真で何度も見ていた聖堂とは違って、大きなライトやステージなどが、野外コンサートのように正面の庭に設置が行われていて、正直がっかりしました。

2024年は聖フランチェスコが聖痕を受けた800周年記念なので、イベントなどがあるのでしょうか。しかたありません。すっきりと清々しいイメージが壊れて少し残念な景観でした。

 

カテドラルが目の前なので、着いたことを夫に連絡しました。

宿が少し離れているようで、 夫がこちらに来る間、私は大聖堂の前で待とうと思っていると、ちょうど手前に巡礼歩きのための証明書を発行しているオフィスがあったので、中に入って、すでにいたC & M 夫妻と並んで座り、申請書の記入をしました。 

 

申請書を受付してもらうと、名前や日付が入った証明書がプリントアウトされました。 

800周年記念の特別デザインの証明書で、とても素敵でした。また、巡礼手帳にもスタンプを押してもらいました。

証明書は丸めて蓋付きの筒に入れていただき、私は満足して意気揚々とオフィスをでました。

 

 

 

旅行から戻って、額に入れました。

 

次回は、アッシジの街歩きの様子を書きます。

 

 

 

 

いつもありがとう

前日の午後に結構昼寝をしたので、今日は、朝5時前に目が覚めましまたが、足が痛くて悶々しながら、ウトウトという感じで二度寝しました。

 

宿泊者及び宿泊ボランティアスタッフ全員で、6時45分に起床時間とするという風に、昨晩、夕食時に多数決で決めていたので、その時間前にバタバタ用意するわけにはいきません。

といって、トイレ使用のタイミングもあります。6時20分ごろ、数人起き始めたタイミングで私も、音を立てないように静かにユルユルと始動開始しました。

 

6時45分に起床の音楽が鳴り、スタッフが張り切って起床の号令をかけに来た時には、全員が準備中で部屋の中はごった返していました。スタッフのロドルフォは「キスして起こしてあげる」と昨晩冗談言っていたのですが、皆すでに起きており、誰にもキスすることができずがっかりしていました。ニヤリ

 

7時に朝食なのですが、夫のタクシー(夫は足が悪いので タクシー 移動をしています)が、早々と迎えに来てしまっていたので彼は急いでコーヒー 2杯飲み、慌ただしく先に出発していきました。

 

後に残された私たちは、一番うるさい私の夫がいない中、静かに朝食をいただきました。トースト、クッキー、各種 ジャム、、、と、おなじみの朝のメニューです。

 

私はいつもなら7時出発ですが、ここ(エレモ ディ サンピエトロ イン ビグネット)は、聖ヤコブ・デ・コンポステーラ信徒会団が管理しているので、クリスチャン精神をもとに、団体行動と時間が決められています。

その時間割りに従って皆で一緒に行動します。 ゆっくり朝食を食べ終わり各自、出発用意を済ませたら、最後は『出発のセレモニー』です。

 

一人 、トイレにこもったまま出てこない人がいて(笑)、出発 セレモニーが遅れ、8時近くになってしまいました。

 

皆がパティオで輪になって並び、待ちました。あの若者カップルなどは、早く出発したいのに、、、と、うずうずイライラしているのが見て取れました。

やっとトイレの人が出てきて皆が揃ったところで、セレモニーが始まりました。

 

宿ボランティアスタッフのマテオがさよならの挨拶スピーチをして、皆が手をつないで、『主の祈り』を唱え、それぞれに全員と1人づつハグし合って終わり、という短いものでした。照れ

 

その後、マーチみたいな元気のいい音楽が流れてきて、スタッフのマテオとロドルフォが「さっさと出ていけ―!!」と、追い出しの号令がかかりました。

すでにバックパックを背負ったままセレモニーしていたあのイチャイチャ若カップルが待ってましたとばかりに、走り出す程の勢いで出発していきました。爆  笑

 

他の人達は、壁際に置いてあったバックパックを担ぎあげ、トレッキングポールを手に、次々と門の外に出て行きました。

私も後れを取らずして皆に続きましたが、始めの数時間くらいの間は、C&M夫妻と、別のカップルと韓国人のお嬢さんの間で、追い抜き追い抜かれ、という感じで歩いていました。

その後とうとう、最後に出発したであろうドイツ女性2人組にも抜かれてしまい、一時は一番遅い人になってしまいましたが、後でまた挽回しました。

まあ、競争ではありませんが。にっこり

 

 

前日の記事にも書きましたが、グッビオからバルファブリカ(地図上のオレンジの線のルート)までの38kmの日を、2日分に分けました。グッビオGubbioから黄色の矢印(エレモ ディ サンピエトロ イン ビグネット)までが、前日の16.5kmで、今日は黄色矢印から赤印バルファブリカまで、21.5kmです。

 

私は相変わらず座って休むということはしないので1時間おきに、立ったまま、塩とビタミンミネラルパウダーを入れ準備している水を補給しました。お腹がすいたらケロッグのシリアルバー や、昨日のパンなどを歩きながら食べるという感じでした。なので、他の人が座ってお弁当休憩している時に追いついて追い越しました。

 

もちろん、ルートチェックするため度々立ち止まり、アプリを確認します。けれども休まずに歩き続け、なかなかの歩きっぷりだったので途中で追い抜かれたC&Mさん夫妻に、良いペースで歩いてると褒められました 。グラサン

 

 

いくつもの水飲み場がありました。水は十分 持って行っているので、水飲み場では手を洗ったり、額や首筋を濡らしたり、口をゆすいだりしてリフレッシュしました。

 

 

 

今日は、湖を遠くに眺めながらのルートでした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

斜面には羊か牛かの姿が、白くポツポツと見えました。牛の群れの間近を通ることもあり、 かわいいロバ にも挨拶し、道の少し先に野うさぎが姿をみせることもありました。

 

途中、30人ぐらいの地元の中学生たちと引率の先生数人が、 向かいから来ました。遠足だったのかな。そんなに広い道ではなかったので私は道のわきに避けて、みんなが通り過ぎるのを待ちました。 

ティーンエイジャーたちは、このぐらいの歩きはなんてことないぜって感じで、ペチャクチャおしゃべりしながら楽しく元気よく歩いていました 。若いっていいね。ニコニコ

 

 

沢山のルビーのように輝いている野生のさくらんぼをつけた木が突然現れ、一粒取って食べたりもしました。本当に目が覚めるような美味しさでした。ラブ

 

今日は空を見渡せるところが多くて気持ち良かったです。真上のはるかに高い上空には、飛行機こそ小さすぎてほとんどは見えないものの、何本もの飛行機雲が見えました。

 

痛み止めのおかげで、刺すような足の痛みはないものの、膝から下が、絶えずジンジンと感じられ何か爆弾でも抱えてるような感じがしました。(どういう例え?笑い泣き

 

しかし残るところ今日も入れて あと2日、今日、明日、で終わるかと思うと、こころもち、足取りが軽くなるのでした。

 

 

そういえば、一昨日だったかな、道すがら数回にわたって、蜂にほっぺたや顎にキスしてもらいました。

 

こちらで見かける蜂は、大きくて丸っこくてかわいいのです。すごく応援されてる気がして嬉しかったです。

「ありがとう、ありがとうね」とお礼を言いました。

 

このエピソードは、旅行から戻って友達に話したら、鹿を見たときのエピソードより更にドン引きされました。

確かに、普通、蜂が近寄ってきたら、刺されたら怖いのでちょっと避けますよね。

 

私はゾーンに入っていたのでしょうか。

蜂さんたちが寄ってきてキスされて、やあやあ、ありがとうと、無防備で自然体でした。

 

道端の小さい花たちにも応援されてるような気がして、「みなさん、応援ありがとう、ありがとう」といつも声をかけていました。

 

 

昨日よりは、今日の方が山道が多く、山道と舗装道路が交互に現れるといった感じでした。

 

山道は、巡礼路最初の3日間でわりと険しく、雨が降り、更には道に迷ったりしたので、しばらくトラウマになっていたのですが、その後はそれほどのアップダウンがあるわけでもなく、GPSアプリWikilocの地図を見るのにも慣れて、日に日に少しづつ自信がついていきました。

 

とにかくお天気がいいということは本当にありがたいことです。

 

山道は水が染み出て、ぬかるんでいる所が結構あったので、ブーツがまた泥だらけになりました。

 

 

 

タイレノールの痛み止めの助けをいただき、黙々と歩き、ベテランC&Mさん夫妻とほとんど同じペースでバルファブリカの町に着きました。

 

バルファブリカの町の終点の教会には夫が迎えに来てくれていていました。

その教会は修理中で 入ることができませんでしたが、近くに現代的な絵がたくさん飾られている教会があって(夫が下見済み)アヴェマリアを歌うことができました。

 

 

その入り口のそばに、可愛らしいマリア様の像があって、首にも、手にも、ロサリアがいくつもかけてあったので、私のキラキラチャームもつけました。

 

私はこの旅に手作りキーホルダーを持ってきていました。フラーレンという形状のきらきらチャームをビーズで作った物で、私も一つ自分のカバンにぶら下げておりました。

 

 



 

この巡礼道で出会う巡礼者たちにも手渡したいと、4つ持ってきていました。

 

まずは、最初の出発地点、ヴェルナで出会い、一日目の宿も一緒だった、イギリス娘のIちゃん。二つ目は、C&M夫妻のM夫人、そして、もう一つはこのマリア像。

最後の一つは知り合った中で、私以外の唯一のアジア人、韓国人のSちゃんに渡そうと思ったのですが、結局、その後もどこかで会えると思っていた彼女に出会うことはなく、残念ながら渡すチャンスはありませんでした。

 

今日宿泊の小さいホテルもエレベーターがあって嬉しかったです。助かるー。

 

日差しも強く、いい感じの午後だったので、いくつかの洗濯物を手洗いして窓辺に干しました。夫がパン、サラダ、ハムなども買ってきてくれていたので、シャワー後にゆっくりいただき、一息つけて、本当に幸せ気分でした。

とにかく、いよいよあと一日を残すのみとなったので、気分は上々です。

 

夫が、追加の絆創膏や歯ブラシ(ブーツの泥をおとすため)を買いに、再び出かけて行ってくれました。そして4つもアイスを買ってきました。

 

このホテルの女将さんが親切な人で、明日、夫をアッシジまで車に乗せて行ってくれる言うので、タクシーを探して手配する手間が省けました。 もちろん、タクシー代と同じだけのチップを渡します。

昨日と今日は同じタクシーの運転手さんだったのですが、この二日分の稼ぎのおかげで、歯医者さんの支払いができる、と、たいそう喜んでいたとのことなので、良かったです。

 

 

今日のホテルは夕食付きを選べたので、時間になり、下のレストランに降りて行きました。

 

これで一人分

 

まずボリュームマックスのブラータチーズのサラダが出て、ラザニアが出て、それからデザートかと思いきや、ポテトとチキンとトマト煮込みが出て、デザートはプチシューのチョコレートソースがけでした。

 

ドミトリーの時のように、家庭風に大皿で取り分けというのでなく、一応ホテル付のレストランなので、個別に一皿一皿女将さんが自らドヤ顔でサーブしてくださいます。彼女の自慢の家庭料理なのです。

 

絶対残したくはなかったので、全部食べて、お腹は本当にはち切れそうになりました。いちいちお料理の写真を撮るのは、はずかしいので証拠写真を撮りそびれましたが、すごい量でした。

 

さっき夕食前に、二個もアイス食べてしまったのは間違いだったことはいうまでもありません。

 

他の宿泊客は夕食を頼んでいなかったようで、私と夫とそれからもう1つのテーブルには、オーストラリアはシドニーからの夫妻だけでした。

隣同士のテーブルなので、おしゃべりしながら和やかな食事のひと時となりました。

 

というのも夫は昨日の宿に最初に一番早く着いた時に、丁度この夫妻が休憩していて、すでにお知り合いになっていたのでした。彼らは昨日のあの宿泊施設にはとどまらず、さらに先に進んだので、その後に着いた私は知らなかったのですが、今日はこうして同じホテルになったのでした。

彼らも、明日はいよアッシジ、巡礼路最終日だね、ということで話が盛り上がりました 。

 

 

本当にお腹いっぱいになりすぎて、部屋に戻っても、どうしたって動けなくてしばらくベッドに横になって休みました。

明日のお弁当(今日のお昼の残りで明日のサンドイッチを作る)とか、寝る準備だとか、とてつもなく億劫でしたが、お陰様で、あったかい夕食をいただいたので、満ち足りた気分で明日の巡礼最終日に備えることができました。 

 

 

いつもありがとう