1/4 (2018年4月現在) | 萌えよドラゴン  『モエドラ日記』

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ドラゴンザムライ(龍侍)による雑感お届け場

おはようございます。といっても午前4時前なので「おやすみなさい」の方もいるとも思いますが。

 

さて、ブログ更新に間隔が空きましたし、前回からの流れには乗っていない矛盾も自覚しつつ押し進めようと思います。

 

カレンダーで確認するまでもなく、今は2018年4月(18日)ですね。個人的には思い入れのある年でもあります。まぁセルフつっこみを入れると、思い入れのないor思い出のない年はほぼないのですが、それはさておき。

 

ちょうど10年前の4月の日曜日・夜。私はとても緊張しつつ、しかもその感覚を悟られるのを隠すのに必死な状態で、原宿駅前の飲食店を訪れ、酒を飲んでいました。

屋号は『Kitchen Waltz』。

Youth Records と併設したそのお店にはその後、足繁く通うことになるのですが初訪問の時点ではそんな予兆や(自分の精神的)余裕は皆無でした。

 

最初に店に行った時(単独訪問)は、まずはカウンターではなくボックス席に座り、その後に図々しくもカウンターに移動した記憶があります。

同店に赴いたきっかけはファッション雑誌で、その前年の夏の開店模様が特集されていて気になっていたのと、店を切り盛りする人達がどうやら自分と同学年らしい、との情報から興味本位で行ってみたのでした。

 

その後はペースを変えながらも同店に通い、5月の27日には屋形船イヴェントにも参加していました。

その時に会った人達と、全員ではないですし頻度も激減しましたけれども今も交友があるというのは嬉しい限りです。

 

10年前の4月、私は29歳でした。色々な意味や感情で『30歳』という数字に無根拠な恐怖や不安を抱えていた記憶があります。過ぎてしまえば笑い飛ばせるような不毛な不安でしたが、それがあったが故に重い腰を上げて店に赴く事が出来ましたし、それから今に至る友人関係が出来たのは何よりの財産だと思っています。

 

先にも触れましたが、私は今年で40歳になるので“ワルツ仲間”とは10年のお付き合いになります。

数字的に捉えると、人生の1/4の時間を(勝手にですが)友として過ごしてきたんだと思うと感慨深さと同時に「またみんなと会いたいなぁ」と、自分の出不精を棚に上げて感じてしまいます。

 

10年前に比べるとSNSは爆発的に進化して、ともするとそのヴァーチャルな付き合いで「会った気」になっている時があります。

そういった接し方もあるでしょうし、そういった距離感を好む人もいると思います。

ですが、実店舗に行ってドキドキしながら新しくて素晴らしい友人に出会っていった経験は、かけがえのない私の人生の一部です。

 

感謝と自戒と希望と・・・

 

10年経過して、各々結婚したり親になったり移住したり職が変わったりと変化はあると思います。が、本当に好きな人には会える時に会っておきたいなと。本音としては会える時に会わないとな、と。なんて思いながらヘタレ全開で自分からの連絡や誘いを無駄に遠慮する性格(という言い訳)は不変だったりもします。

とにかく、30代の私の礎は原宿のKitchen Waltz にありました。その事実は、忘れる時があっても都度思い出して生きていきたいと思います。

 

それではまた、です。