貴女の心を覆い尽くそうと貴女の傍に寄り
貴女に心を奪われてしまった私
貴女の一部を手に入れる事で
自分の心を取り戻したかと思っていたのだが
さも勘違いなのだと
貴女は滑稽に笑う
今度こそはと貴女の全てを奪ってしまおうと
近づく私の掌をするりと抜け
私は心の芯まで貴女の色


貴女の色に染まった私は
最早貴女のなすがまま
気の向いた時だけ相手をさせ
後は知るかとそっぽを向く




歪んだ愛情で貴女を追いかける
もし、私を貴女が愛するのなら
私の愛したら貴女ではなかったのかもしれない
成就と共に破綻してしまう
そんな報われない思い




そう貴女の私は食魂鬼