おばんでがす、火竜です。
妖怪がある日、数珠注文してと
言い出した。
今まで使っていた数珠が
欠けたのだという。
いかにも妖怪が好みそうな
キラキラカットの硝子製の数珠は
自分で買ったのかと聞くと
妖怪 誰に貰ったか知らない。
多分、ばーちゃん(妖怪母)の。
火竜 数珠をお下がりで使うなや!
ちゃんと自分の買えや!
妖怪 じゃ、買ってきてよ。
火竜 何でも全部丸投げしやがって![]()
![]()
ブツブツ・・・。
誕生日に何もプレゼントしてなかったので
買ってやることにした。
星月菩提樹と棗に達磨彫の親玉。
お母さん、宝石は棺桶に入れられないから
これを持って行きなはれ。![]()
(ヒドス。)
まぁ、今の状態だと妖怪より
火竜の方が棺桶に近そうではあるけども。
前回の続きです。
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何故かもう一ヵ所行かなくては![]()
となった神社へ向かう。
十数年ぶりで場所がわからん・・・。
ある所にやってきますた。
(やっと見つけた。)
画像で確認できる階段の先が
どこぞの会社の敷地になってしまい
(鳥居と参道の間に敷地がある感じ)
参道入り口を探すためにうろうろする。
金鑄神三宝荒神さん。
元は金鑄神だったのが神仏習合で
金鑄神(土地名の方)三宝荒神とされ
明治の神仏分離で引っかからずに
そのままだったのか
金鑄神と三宝荒神を
並べることになったのかは不明。
たぶん、この土地の名前が定まる前から
金鑄神さまが祀られていたんだとは思うけど。
ネットではほぼ引っかからず
古い文献でも調べないと
詳細がわからない。
仕方ないので別の角度から
調べてみた。
火(竃)の神様で女の神様(山の神)。
対でお稲荷さんがいらっしゃる事が多い。
つーことで、この土地は
太古の昔~近世の間に
たたら場があったらしい。
(発掘調査で遺跡から鉄滓が出土していた。)
鉄滓ってどんなんだろうって調べたら・・・
あ゛あ゛あ゛あ゛![]()
それ、神様から借りてた石ーーーー![]()
あれ石じゃなくて鉄の塊だったのか。
確かに火山岩みたいな見た目なのに
やたら重かった。
隕石みたいな感じだったわ。
元々は極端に穢れを嫌う
道祖神だった可能性もあるかも・・・。
ふぉぉ・・・失礼がないようにせねばー。
獣道参道発見。
つーか、前はスズメバチの巣あったし
ここら辺クマ出るんじゃなかったっけ。
木刀か鉄パイプ持ってこればよかったかな。![]()
(そんな参拝の仕方聞いたことねぇわ。
バチ当たりまくるわ
)
春だったらよかったんだけどもー。
壊れかけたお社が気になってたんだけど
氏子さんたちが修理したらしい。
よかった・・・。![]()
バーさんが、体の弱い
ちび火竜のために願掛けをして
こちらから小石を借りたまま
亡くなってしまって
事情を知らない火竜のとこに
お狐さんが返せと言いに来た
あの神社さんです。
なぜ呼吸器系のご利益が
あると言われていたのかも
もうわかる人がいないらしい。
そして石(出土していた鉄滓)は
一つもなくなっていた。
誰かが持ち去ったのか
出土品としてどこかに保管されてしまったのか。
もしかしたら、調査行われた時期と
夢にお狐さん現れた時期が一緒ってことは
ないよね・・・。
あの節は知らぬこととは言え
申し訳ありませんでした。![]()
と手を合わせた。
そして
奥にお稲荷さんがあるんですけどね。
火竜のとこに来たお狐さんにも
お詫びとご挨拶を・・・と見たら。
アカーーン!!!
お狐さん、一匹逃げてっちゃったー![]()
![]()
祠本体と屋根がずれてるわ
右のお狐さん壊れて粉々だわ。
・・・あれっ何で首と尻尾だけ落ちてんの![]()
やっぱり火竜のとこに
いる(らしい)お狐さんって
ここのお狐さんなのでは・・・。![]()
あまり人が来ないから
寂しくなって
お出掛けしちゃったのかしら。
どこか旅行中なんだよ、きっと。![]()
誰か本体だけ元に戻したんだよ、きっと。![]()
↑自分に言い聞かせて現実逃避。
氏子でも神職でもなくて
申し訳ないんですが、
崩れないように直させていただきます。
と戻せるとこだけ戻した。
体清めて来てよかった・・・。
直し終わって帰ろうとすると
頭上からヒュルヒュルちゅーか
キュルキュルっちゅーか小さな音が。
むっ、ハチまだ飛んでんのか![]()
キョドってみたが、何も現れなかった。
![]()
![]()
![]()
スズメバチだったらブーンかカチカチだわな。
よく考えたら。
大変
大変![]()
転げないように注意しながら
慌てて山を降りて行く。
グネグネ急な坂道。
すっ転んだら入り口まで
一気に行けそうだね☆
のりこちゃんの家に直行。
火竜 のりこちゃぁーーん![]()
お稲荷さん、壊れてるぁぁ![]()
のりこちゃん なぬまず、上がれ。
(何だって、家に上がれ。)
火 金鋳神さんの隣のお稲荷さん
壊れてるの、
どこに言ったらいいんだべ![]()
![]()
の まず、へっておじゃっこでも飲めまず。
(まぁ、入ってお茶でも飲みなはれ。)
金鑄神ってなんだべまず。
(金鑄神って何よ
)
火 ほら、お礼参りに行った
神社さんだぁー![]()
の あー、金神さんがぁ。
火 んだ、お稲荷さんいだべし![]()
そごの右のお狐さん壊れったんだでば![]()
↑訛りつられ始めた。
の なじょすっぺな、あそごの総代今誰だや。
んで、お狐さんはあんだが奉納すんのが![]()
火 んだ・・・あぇえええ![]()
オレ、氏子でもねぇし、
崇敬神社ってわげでもねぇがら
滅多に行がねぇのに![]()
(今回で二回目。十数年ぶり)
そんなんして、大丈夫っすがや![]()
・・・んー、でもこれもご縁だしそうすっが。
ちびの頃にやんべ守ってもらって
だんだべがらなー。![]()
オレなじょしたらいいんだべが。![]()
の あそごは、春日神社が全部やってんだ。
火 んで春日さんさ電話したらいいべが![]()
の 春日さんさ人いねべっちゃ。
火 んだって、お狐さん買って来て置くだげで
だめでがすぺ
拝んでもらわねぇど。
の 塩竈さんさ行ってこい。
火 系列つーか、なんての、違うんでねぇの![]()
山神様のこと海神様にお願いすんの![]()
つーがオレ、お狐さん抱えで
塩竈さんさ行ぐの![]()
(ヲイ。)
カオス。
結局、今お世話してる氏子総代の人を
のりこちゃんが探してくれることになった。
の 春日神社の例祭が4月だがら、
あんだそれまで
おぢづがねべげんども、
我慢すてろわなぁ。
いや、うん、我慢するのオレじゃなくて
お狐さんじゃね![]()
何なら火竜宅に十数年ほど
いるみたいなんですけど。
とっても落ち着かないー![]()
つーか、この件で呼ばれたんだわな。![]()
やっぱ、縁切れてないような
気がしてたのも正解だったかな。
何だかとても寂し気に見えた神社。
初めてお礼に行った時から
頭から離れなくて
あぁ、きっとまだ繋がってるんだろうなーって
気がずっとしてはいた。
ただ、塩竈さんが自分には
氏神様であり崇敬神社でもあるし
夢の件と、この鎮座なさってる場所が
怖いという気持ちもあって足が遠のいていた。
さて、どうなることやら。
竹駒さんに行ったこととか
何か色々今回のことも繋がってる気が
しないでもないんだけど、
ポンコツ霊感じゃわかんないっすわ。
そして、妖怪には
何であんなとこに行くの
と
キレられた。
何言ってんだ、この馬鹿親がー![]()
行ってなかったら
えらいことになるだろうがー![]()
あんなとこって言うんじゃねー![]()
妖怪はこんな感じなので
火竜がお狐さんを奉納するって話に
なってることすら言ってない。
まだご縁があったよ、はっはっは。って
なりそうもないから説明すんの面倒くさかった。
神様を恐れ敬う気持ちはあるけど
親を敬う気持ちが湧かない火竜でした。








