⇒道北釣り旅~その②より続く
朱鞠内湖の水温上昇とウグイの産卵終了に伴い、春の部は閉幕となった。
そこで実釣2日目は、Sガイドと釣れる確率の高い渚滑川に向かった。
セイコーマートで朝食をとり、2時間ほどで「香りの里たきのうえ」に到着。
滝ノ上の町はずれでSガイドの知人「渚滑川とトラウトを守る会」のO氏と遭遇。
釣り場への同行をお願いしたところ快諾していただいた。
この日の渚滑川は、前日の雨で増水とやや濁りが出ていた。
流れが強いので大きめのEHカディスを岩盤スリット沿いに流し下って行った。
1時間ほどで濁りが薄くなってきたところで、先にOさんにニジマスがヒット。
残念ながらこちらには流れを割ってでる魚はいなかった。
そこでSガイドからの提案で、ビーズヘッドニンフとマーカーで釣り下ることに。
ニンフフィッシングのメリットはドライフライより魚に見切られにくいこと。
対岸にある突き出した大岩の際に入るまで4~5回サイドキャストを繰り返した。
するとマーカーが突然シモルように動いたので合わせを入れると手応えが…。
大物であることはわかったが、寄ってくる魚の大きな斑点でアメマスだと分かった。
手前によってもSガイドのネットを見てさらに激しく暴れ、遁走を試みる魚。
計測すると51cmありO氏もこのサイズは見たことがないそうだ。
私にはニジマスは出なかったが三人とも一匹で満足の気分で昼食に。
目星のラーメン店「みどちゃん」があいにく店休で渓谷ホテルレストランへ。
野菜カレーを注文したが、野菜もルーも結構おいしかった。
(残念なことにファイトシーンはとれていない。
ペットボトルや熊よけが重いのでベルトが下がってお疲れ感満載。)
昼食後、滝ノ上の町はずれから入渓して渚滑川を釣りあがった。
濁りは消えており、ドライでめぼしいポイント攻めたが無反応。
深さのある流心にはどうやらサクラマスがおり、何度も水中で反転していた。
ニジマスはサクラマスに追いやられて隅っこに隠れている。
しかし、手練れのSガイドはこの状況でもドライで2本のニジマスを揚げる。
2時間ほどたったころ、上流から3人組が釣り下ってきたので、サクルー川に移動。
入渓後すぐのプールでライズを続ける大型魚を発見した。
水面の流下物を喰ってるようなのでSガイドからミッジを借りてキャストしてみた。
2投目で水面が爆発したが一瞬の手応えとともに合わせ切れ。
ここで終了となった。
ニジマスの顔は見れなかったが、トロフィーサイズのアメマスにSガイドも満足。
帰り道にある五味温泉で汗を流し、ロッジで祝杯を挙げることになった。
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