ちょっと前のことなんですが、
「私はこれでいいのかな」
「道が見えない、どうしていいか分からない」
って、モンモンする日が多くて。
そん時に手に取ったのが、宮本佳実さんの
『大丈夫、あなたは「好き」を仕事にできるから』という本でした。
宮本佳実のことは以前から知っていて、紙の本を少しずつ買い集めようと思っていた時だったので迷わず購入。
ワクワクしながら読んでいると、なんだか前を向けるような気がしました。
この本の最初の文章「私は昔から「作家」になりたかったんです」が、まずは私の目に留まりました。
私も小説化を目指したり、デザイナーを目指したりしていて。
デザイナーは慣れたのですが、フリーランスになる夢にどうしても手が届かなくて。
でも、それに立派な理由がなかったんです。ただなりたい、やってみたい。これじゃダメなのかなって思っていたんです。
でも、この本には「夢は立派な理由なんていらない」と書いてありました。
「それを考えていると、楽しくなって、気持ちが前向きになる」
それだけでいいんだって、背中を押してもらえたみたいです。
好きなことは何だろう、憧れってなんだったんだろう、一度立ち止まって、自分を見ることができました。
私は「伝えるデザイン」が好き。
優しさや思いを届けることが好き。
それだけでいいんだ、これから始めていいんだって、
そう思えるようになったんです。
もし、今まさにモンモンと立ち止まっている人がいたら、
この本を読んでみてほしいと思っています。
どんな未来でも、いいな、なりたいなって思ったものには手を伸ばしていいんです。
きっと、それが私たちのあこがれを手に入れる方法なのだから。